●2015/16. 十六滑目「五竜&47」.後篇
えー、先日は「第三次白馬遠征」の後日談リポート。
二日目の五竜&47滑走記、続篇になりまする、
【写真上】10:50、「朝イチグランプリ」を続ける事約2時間半。
晴天の割りに融雪も進まず、荒れも殆んど見られません。
この日は「終日グランプリでも良いや」、ってな抜群のコンディションでした。
まぁ気分転換を兼ねて一旦コース替え、47方面に向かう事に。
【写真上】10:55、47.ルート1。
こっちも大した荒れは無く、概ねフラットなバーンを維持。
下部は標高の低い分ややしっとりとした雪でしたが、それでも引っ掛かりや重さは感じず、良好なスノーコンディションでした。
【写真上】ラインC降り場より望む、五龍岳。
ココから眺める五龍岳~白岳~唐松岳の稜線は、雄大荘厳の一言。
【写真上】誰も居なくなったルート1。
47はランチタイム時になると、一気に人影が少なくなります。
従い11:30~13:00のルート1は「プライムタイム」、コース幅を一杯に取った高速ミドルが楽しめました。
【写真上】以降、ルート1「∞ループ」。
トップからラインC迄、ノンストップ滑の繰り返し。
斜度の頃合いなロングコース+高速クワッド、快適なピストンタイムが続きます。
混んできたらR2.R3に流れようと思ってたのですが、そんな気配は全く無し。
結局47滞在中の二時間強、ずーっと「R1回し」していました。
【写真上】13:10、47から再びグランプリに戻ります。
ラインEより、右手に見遣る五龍岳。
【写真上】ラインE降り場からは、360度の山景眺望。
左手北端の雨飾山より右手東南奥の志賀高原まで、直線距離にしてざっと55㎞のスーパーパノラマ。
この右手には四阿山.浅間山~八ヶ岳~南アルプスと広がる雪化粧山々の絶景、とてもレンズに収まり切りません。
【写真上.下】13:20、再びグランプリ回し再開。
こっちも人影は疎ら、そして午後とは思えない良雪フラットバーン。
この時間帯でもロングでブイブイ回せます。
【写真上】おまけ一写、五竜スクールの方々。
新旧ウェア入り混じり技術講習中、流石に平日はヒマしてるらしく。
【写真上】13:50、グランプリより一旦下山。
コースオープンしたばかりのチャンピオンエキスパート。
溝落ちの衝撃も柔らかいソフトクッション、まるで春先みたく柔らかいコブでした。
この後は一旦いいもりのゲレンデコンディションを下見、数本試滑してグランプリに戻ります。
【写真上】15:00、三度グランプリ回し。
この時間になると、次第に大町側より影が伸びて参りました。
グランプリはほんの少し南向きなので、日蔭になるのも遅いのです。
【写真上】15時を過ぎてもバーンはこのフラットさ。
これ程の快晴にも関わらず、冷涼な大気で日中の融雪は殆ど無し。
従い日蔭/気温低下以降も、クラストっぽい感じにはなりませんでした。
【写真上】エキスパートからいいもりへ。
こっちも相変わらずソフトなコブタッチ、アイシーな硬さは感じられません。
【写真上】16:00、ラス一時間は「いいもり道場」。
コスモフォーの両サイドは共にオフピステ。
いいもりはスノーマシンが無いので、ピステ入れる雪量には達していないみたく。
【写真上】小谷側(コスモリバー)は御覧の通り。
スキーヤーズレフトは地表が露出、実質コース幅の半分しか使えません。
下部では地形起伏のウェーブがモロに出ていました。
【写真上】意外と使えたのがココ。
6ペア方面に回り込むサニーウェイは雪量も豊富。
入りから中盤迄は程良い中斜面、16時頃迄はポールセットに使われていました。
と、こんな感じの遠征二日目。
この日は8時スタートから実質8時間以上の滑走タイムでしたが、何せ雪質とバーン状態が良いので、然程の疲れは溜まらず。
シーズンでも屈指のスーパーなコンディションに恵まれた一日でした。