●2015/16. 十七滑目「八方尾根→五竜」
えー、今週1/25~28「第三次白馬遠征」の滑走リポート後日談。
三日目のゲレンデは「八方尾根」、早朝から青空広がる絶好のスキー日和となる…、筈でした…、が…。
「スキー場の天敵」に苛まれ、消化不良の一日となってしまいました。
・1月27日(水) 午前/八方尾根 午後/白馬五竜
気温:-6~4℃
天候:晴れ 但しゲレンデ上部は終日強風
雪質:新雪無し、ゲレンデ下部はやや融雪進む
【写真上】7:15、ゴンドラ乗り場着。
おっ、珍しく一番乗り。
アダム地下で朝飯/アップ/ブーツ装着をして、ゴンドラ運行に備えます。
【写真上】7:40、「Snownavi」のカメラマンさん。
アダム地下のチューンナップショップ撮影に来られていたスノーナビさん。
過去二回掲載して頂いたお礼を兼ねて「逆取材」「逆撮影」してみました。
【写真上】7:50、何故か名木3前に居る私め…。
早朝の山頂部は25~35mの強風とのインフォ、ゴンドラの通常運行は絶望的。
リーゼンクワッドの稼働に一縷の望みを託し、名木山まで移動してきたのでした。
「あーあ、何の為に早起きしたんだか…」
【写真上】8:10、名木3トリプル始動。
残念ながらリーゼンクワッドも運行見合わせとの報。
朝イチリーゼンならぬ「朝イチ名木山」、あんまり嬉しくありません…。
【写真上】8:30、八方第1ペアが運行開始。
相変わらず上部リフト/ゴンドラの動く気配は無く、此処がゲレンデトップMax。
しかし「八1」に乗るのなんて何年振りでしょう…。
【写真上】9:15、名木3トリプルはA線も運行開始。
平日のアーリータイムだけあって然程の混雑はありませんが、白樺方面からもゲストが流れ込み、ソコソコ混み合ってきました。
【写真上】うすばゲレンデは「プチトマト」収穫中。
白馬エリアは此処二日の降雪がゼロ。
融雪と氷結を繰り返したうすば急斜面は、早々に氷塊が目立ち始めました。
【写真上】八1ペア降り場にて、リーゼンスラロームコースを見上げる。
諄い様ですが、ココから上には行けません。
うーん、スキーマッドにとっては最高の「嫌がらせ」です…。
【写真上】名木山ゲレンデボトムより、Hakuba47を見遣る。
47のライン8(ゴンドラ)も搬器は掛っておらず、運行見合わせの様子。
つーか、ルート1に人影が見当たらないんですけど…。
【写真上】嗚呼、空はこんなに青いのに…。
「くそっ、強風の莫迦野郎っ !!」
そんな訳で「名木山軟禁状態」が続く事2時間半、リーゼンクワッド営業を待ち続けていましたが…。
【写真上】10:45、シャトルバス乗車。
もーイイ加減我慢の限界、思い切って五竜に移動する事に致しました。
何せ今シーズンの私めは「白馬村共通シーズン券」を持ってる身。
ゲレンデを何回移動しようが、リフト券はタダなのです。
まぁ五竜ならゴンドラ動いて無くても、山麓部には「スカイフォー」「コスモフォー」の高速クワッド×2が健在。
名木山/白樺の鈍行リフトよりはストレス溜まんないでしょうしね。
【写真上】11:10、五竜到着、滑走再開。
「テレキャビン、動いてたー♡」
上部アルプス平のリフトは全休、47への流れ込みも禁止ですが、ゴンドラ運行してるだけでももっけもの。
スキー場移動して大正解でした。
【写真上】グランプリコース、ゴンドラとの合流地点より上部を望む。
アルプス平のリフトは全滅なので、此処から上には行けません。
一面に広がるストライプ模様を前にして、拷問に近い「お預け」です。
【写真上】グランプリコース、ゴンドラとの合流地点より下部を望む。
従い滑走に使えるのコースは、此処から下。
【写真上】エキスパートの500m。
まぁこれでも名木山に居続けるよりは大正解。
平日でゲストが少ない事も幸いして、グランプリ/ダイナミックの荒れは最小限。
エキスパートのコブもクッションが利いて攻め易いコンディションでした。
【写真上】そんな訳で暫くはテレキャビン回し。
この日、午後だけで9回乗りました…。
【写真上】テレキャビン乗車中はカモシカ探し。
天気が良いので二頭発見。
【写真上】ダイナミックコーストップより眺む、飯綱/戸隠連峰。
何せ上に行けないものですから、この日の山景フォトはこれ一枚。
【写真上.下】「グゴォォォ~」
15時近くになると、グランプリ下部にも地吹雪が襲ってきました。
横殴りに吹雪く突風で、バーン目視の難しい状態です。
この後1本ゴンドラ使って、テレキャビン回しは終了。
ラス一時間半はいいもりで基礎練に励む事に致しました。
【写真上】何時もの見慣れた風景。
16時を過ぎたいいもりにゲストは10人未満、しかもその半数はオフタイムの「青赤服」の方々です。
これぞ「いいもり道場」ってな、殺伐としたゲレンデ風景でした。
全面日蔭となったいいもりは、ややアイシーで氷塊の目立つバーン状況。
それでもエッジの捕えは生きており、思っていたよりは良好コンディションでした。
と、こんな感じの遠征三日目。
兎に角「風」に祟られた一日でしたが、まぁこんな日もあるって事です。
それにしても今シーズンの八方尾根には「天気運」の無い私め、でした。