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2016.02.20

●2015/16. 二十三滑目「八海山」前篇

えー、少し間が空きましたが、先週金曜日の滑走行脚リポ。
この日のゲレンデは湯沢/南魚沼エリアでも屈指のハードバーン/ロングコースを誇る「六日町八海山」で御座います。

今回の八海山行脚、実は前日に急遽決行決定。
本来は翌々日日曜にワールドカップ観戦を兼ねて苗場へ向かう筈でした。
しかしどー転んでもヘヴィレインは避けられそうに無く、逆にこの日の八海山は滑走日和のピーカン予報。

「日曜日/激混みの苗場/しかも強雨」と「平日/腕撫すロングコース/快晴」を天秤に掛けたら、如何考えても後者に軍配が挙がります。
そんな訳で「苗場取り止め」を念頭に置いての「八海山チョイス」となったのでした。

でも結局、日曜日のナエバにも行ったんですけどね…。

と、こんな感じの前振りにて、以下恒例の滑走記。
尚今回も写真大杉の為、前後篇の二部構成になりまする。

・2月12日(金) 六日町八海山
気温:3~12℃ 
天候:快晴
雪質:新雪無し.湿軟雪 コース荒れ早く正午にはブレーキスノー化

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【写真上】8:10、「世界の上越線の車窓から」。
湯沢から六日町に向かう車中にて。
「チャラッチャッチャッチャ  チャララ~ラ~ラ  ラ~ラ~ラ~ラ♪」。

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【写真上】「朝の底が白くなった。塩沢に汽車が止まった。」
燦々と降り注ぐ陽射しの下、魚沼盆地は朝靄の底に沈んでいました。

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【写真上】嗚呼、何て素敵なプロローグ。
「堆い積雪」「立ち込める朝靄」「白銀化粧の雪山」と、窓の外には幻想的な白のグラデーション風景。
20分の乗車中、雪国ならではの朝晴れ景趣が見られました。

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【写真上】8:25、六日町駅到着。
1年振り…と思いきや否々。
昨年は9月に「巻機山トレラン」で訪れているので、5ヶ月振りの六日町です。
駅から南越バスさんに乗車、スキー場へは約30分。

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【写真上】8:55、八海山到着。
ゲレンデオープンから30分遅れでの到着。
アシが電車ユーズだとこれが最短、まぁしゃーないです。

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【写真上】9:00、1ロマ乗車。
「予報通り」「予想通り」の快晴、突き抜ける様な青空が広がっていました。
只、9時現在で気温は3℃、一寸暖か過ぎるのが心配…。

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【写真上】9:20、ロープウェー乗車「逝ってきまーす♡」。
実質これからが八海山アクティビティのスタート。
「ロープウェイ∞ダウンヒル」無限ループ滑の始まりです。

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【写真上】ロープウェーより、ポプラ平ゲレンデ。
ダウンヒルコースのボトム、唯一平べったい緩斜面。

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【写真上】ロープウェーより、尾根バーン。
軽く左右に振ったバンクとウェーブ、斜度変化にも富んだコース。

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【写真上】ロープウェーより、セパレートAバーン。
ミドル部の折れから始まる急斜面は絶好の小回りパート。

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【写真上】ロープウェーより、テクニカル/らくらくコースの合流地点。
ダウンヒルコースで唯一斜度の落ち着くパート。
ノンストップで下りてくか/一旦間を取るかは、コンディションと体力次第。

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【写真上】ロープウェーより、テクニカルバーン。
中斜面の幅広バーン、ミドル~ロングで飛ばせる快適なパート。
但し真っ先に荒れてくるのもココです。

と、「八海山を八海山たらしめている」のが、このダウンヒルコース。
トップからロープウェー乗り場迄は約3㎞(実測2.6㎞)、その滑走距離もさる事ながら大部分が中.急斜面のバーン構成。
プリンス系スキー場にありがちな、かったるいコリドールもありません。
足前に自信のあるスキーヤーにとっては堪らないロングコースとなっています。

しかもその標高差からトップ~ミドル~ボトムと、雪質も刻一刻と変化。
雪質/雪面コンディションに対する滑りの対応幅も試されます。

そんな訳で「ロープウエイ7分→滑走6分→ロープウエイ待ち7分」の繰り返し。
延々と∞ループ滑が続くのでした。

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【写真上.下】ロープウェーより、南面と西面の眺望。
中間地点でこの見晴らし、200度以上に広がるスーパーパノラマ。
兎に角この日は絶好の山景色日和。
約7分のロープウエー空
中散歩中、外を眺めて飽きる事がありませんでした。

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【写真上】ロープウェー山頂駅より、南面の山景。
「うっひょー♪」
正面には苗場山を中心とする2000m級の高原帯。
台地状の頂が4㎞四方に広がっています。

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【写真上】同、南西の山景。
「どっひゃー♪」
中央魚沼盆地の向こうには、標高800m前後のなだらかな魚沼丘陵。
左奥より白嵓ノ頭.鳥甲山~八剣山.万仏山と続く稜線。

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【写真上】同、南西の山景。
「ひゃっほー♪」
大崎口からの登山路尾根越し、正面には妙高山を始めとする頸城山塊。
そして最奥には、北アルプス白馬連峰。

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【写真上】同、苗場山近景。
左上には「かぐら」右下には「石打丸山」と、馴染みのスキー場。
「山は白銀ぇ 朝日を浴びて~♪」

うーん、何てスーパーなにパノラマ日和。
この日の「ヤマコレ集」は、後日改めて項立て致します。

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【写真上】ダウンヒル/テクニカルにて一写。
この日の八海山、バーンコンディションは想像していたより宜しくありません。
一昨日降ったドカ雪の余韻は微塵も感じられないバンピーな硬バーン。
しかもピステンこそ入ってるもののコース全体が横目にウェーブ起伏となっており、外足コンタクトが非常に取り辛い状況でした。

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【写真上】ダウンヒル/セパレートAにて一写。
しかしそれ以上に厄介だったのが「圧雪轍」と「キャタピラ割れ」。
写真以上にエグいギャップが、バーン至る所処にありました。
うーん、このイレギュラーは恐い…。

と、如何にも降雪不足なコンディション。
加えて此処数日は暖かく、日中融雪/夜間氷結を繰り返しているみたいです。

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【写真上】セパレートA.ボトムにて。
「ぱっと見」だと、フラットで良さげなバーンなんですけどね…。
寧ろ滑走デラ掛って、融雪も少し進んだ方が滑り易くなりそうです。

尚、この日の気温は早朝で2℃/日中Maxで12℃迄跳ね上がります。
そんな陽気ですから最初の1本下りた時点で汗濁く。
2本目からはジャケットを脱ぎ捨て、終日の「ミドラー滑」となりました。

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【写真上】10:20、テクニカルトップにて。
早朝時こそハードパックだったダウンヒルコースも、1時間後にはウェットに。
何せ正午を待たずに気温は10℃を超えるのですから、コース荒れは加速進行。
早々に「モサグサバーン」と化していきました。

と、こんな感じの「八海山滑走記」、その①。
後篇につづく。

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