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2016.03.13

●2015/16. 三十二滑目「五竜&47」

えー、先週「第七次白馬遠征」の滑走リポ.その3。

三日日(3/9)のゲレンデは八方尾根と並ぶ、白馬ホームゲレンデの「五竜&47」。
テレキャビンの火災事故発生で一時は今シーズンの営業再開すら危ぶまれましたが、まぁ大事にならず無事復旧。
そんな訳での遠征3日目、事故後初めての「五竜滑」になりまする。

・3月9日(水) 五竜&47
気温:+1~-5℃ 
天候:雪 午前中濃ガス
雪質:新雪1㎝ 下地はアイシーな硬バーン

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【写真上】7:20、ゲレンデ到着。
昨夜未明から「ドッカドッカ」降り出した雪は、白馬とは思えない湿潤ボタ雪。
まぁ雪質に文句云える状況じゃ無し、降ってくれただけでも有難いもんです。

にしても、上の方は「ガス滑」覚悟だな…こりゃ。

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【写真上】8:00、慣らし滑でとおみゲレンデ×2
上「もっさり」下「ガチガチ」の二層構造。
今日は時間が進むにつれテクニカルなコンディションとなりそうです。

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【写真上】8:25、朝イチグランプリ。
「雪がどーだろーが」「天気がどーだろーが」、常に一番乗りのグランプリ。
意外にもゲレンデトップではガスが引いていました。

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【写真上】8:30、今日も1stシュプール頂きっ。
「四月下旬並みの暖かさだった前日の融雪」+「久し振りの深夜冷え込み」=「下地バーンはガリッガリに硬化」。
2㎝程度の湿雪がトッピングしてはいますが、軽く角付けするだけで表面は削り取られアイスバーンにダイレクトタッチ。
エッジグリップは覚束無くしかも叩かれ気味のコンタクト、雪面とのやり取りが難しいコンディションでした。

ぱっと見だと、ソフトなクッションスノーなんですけどね…。

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【写真上】2本後の同じ場所。
ま、正体はこんなバーンコンディションです。
曇天の白黒写真ばかりじゃ面白味が無なので、色合いに板入れてみました。

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【写真上】8:45、やっぱり「ガス発生」。
以降、薄ガス/濃ガス/ガス引きを繰り返す天候に。
幸いな事にゲスト数が非常に少ないので、滑走自体に然程の支障は無し。
ガリガリバーンで「トップの捕えを正確に」「前半スキッド/後半カービング」の小~中回りトレに勤しんでおりました。

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【写真上】10:05、途方に暮れるボーダー女子。
一度ダイナミックから下りて来ましたが、ゲレンデボトムでも濃靄状態。
アルプス平よりとおみゲレンデの方がガス濃いって、珍しいパターンです。
「下ガリガリ」で「前見えない」んじゃ、初心者じゃしょーが無いですよね。

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【写真上】10:20、グランプリ回し再開。
この日のグランプリを端的に表す一枚。
まぁ滑走ラインの太い事、ターン全域で皆さん「ズレズレ」です。
そして何より、リフト運行開始から2時間経過してこのシュプール数。
1本滑った後、殆んどのゲストがパノラマコースに退避されていました。

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【写真上】11:05、遂に濃靄が常態化。
ホワイトアウト一歩手前、このバーンコンディションでこの視界はツラい。
2時間半粘ったグランプリも此処で撤収、ガスを避け47方面に移動しました。

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【写真上】11:15、47ルート2。
湿潤で少量の新雪は中途半端に食い散らかされ、一番やり難いコンディション。
こう云う雪質では、荒れ切ってくれた方が却って滑り易いんですがね…。

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【写真上】ルート1もこんな感じ。
半端に踏まれた重雪と削られた雪溜まり、下地のガリバーンが斑に混在するテクニカルなコンディション。
ズレに無理に逆らわず、トップをフォールラインから外し過ぎない。
あとは体軸のコントロール下にスキーを保ちつつ、腰から膝下での素早い角付けを意識した滑りを心構えました。

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【写真上】ルート1、ボトムセクション。
アクセスが不便なのが幸い、荒れも少なく何時ものR1(下)と変わりありません。
まぁココは通時からして「ガリッガリ」の「カチッカチ」ですからね。

この日の最低気温は-5℃程度、然程の冷え込みでは無いのですが、何せ前日と前々日が四月下旬の暖かさ。
20℃近い気温差で、寒さがが殊の外厳しく感じます。
しかも身体に付くと直ぐに融けてしまう湿雪が降り続き、グローブもウェアも結構濡れてしまいました。

てな訳でこの日は途中から「楽チン」ゴンドラ回しチョイス。
比較的コース状況の良い、ルート1.ボトムを軸にしたローテを組んでいました。

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【写真上】13:40、ラインEにてグランプリへ。
アルプス平方面のガスが薄まってきたので、五竜に戻ります。
こんな天候の日のラインEって「濡れるは」「寒いは」「遅いは」で、乗るのが凄く億劫なんですよね…。

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【写真上】13:45、グランプリ。
「此処は何処の越後湯沢だっ…!!!」
てなスーパーウェットの湿重雪+モサグサ荒れ具合。
バーンの中央付近は、滑っててあまり楽しいコンディションじゃありません。
こー云う時に使うラインは、もう決まってます。

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【写真上】アルプス第2横のリフト横ライン。
滑走者の少ないコースサイドはコースの荒れも最小限。
しかもドカドカ降り続ける降雪で、バーンの堆雪も上手い具合に半リセット化。
アイシーな下地のクッションが利くコンディションとなり、ソールを使ってのルーズ滑が楽しめました。

しかし15時半を過ぎると再び濃ガス襲来。
テレキャビンを使ってダイナミックメインに回す事と致しました。

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【写真上】16:45、ラス30分はとおみゲレンデで〆。
いいもりくんは地表露出甚だしく、最早使い物にならず。
従い16時半以降ははココしか滑れる所処がありません。

と、天候には恵まれなかった部類でしたが、この日の予報では直前迄☂マーク。
それを考えれば、雨に祟られなかっただけでも幸いだった、と。
あとこの降り具合だと、翌日は可也のコンディション良化が期待出来そうですしね。

と、こんな感じの白馬遠征3日目。
最終日のゲレンデも「五竜&47」です、つづく。

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