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2016.03.19

●2015/16. 三十五滑目「五竜&47」

えー、今週水~木曜の「第八次白馬遠征」滑走後記.その2。
二日日のゲレンデは今季13度目の来訪となる五竜&47で御座います。

ゲレンデ規模自体は八方尾根よりやや劣る同スキー場ですが、逆に秀でているのがコースの集中的な整備力。
八方程裾野が広がって無いが故に、山麓ゲレンデの雪量維持と整備は「とおみゲレンデ」「ルート1.ボトム」へピンポイントで行えます。
とおみゲレンデはその圧倒的なスノーマシンとマンパワーの物量、ルート1は林間日蔭の北斜面と云う地形メリットを生かして、白馬の中でも最長寿命を誇るボトムゲレンデとなっています。
勿論ゲレンデトップは未だ豊富な積雪量を維持し、特にアルプス平のコースメンテナンスは白馬エリアでも随一の圧雪技術を誇ります。

従い気候が「完全春モード」に移行するこの時期、ゲレンデの選択肢は「五竜&47」を軸にシフトするのでして。

3月17日(木) 五竜&47
気温:+1~+8℃ 
天候:快晴

雪質:新雪無し ザラメ雪、ゲレンデミドル以下は融雪.荒れ激し。

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【写真上】7:20、とおみゲレンデ到着。
「何っ、このブルーキュラソーみたいな青空っ!!!」
早朝時点でこのドピーカン、却って日中のコース荒れの方が心配です…。

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【写真上】8:25、アル3乗車。
「営業連絡、29番スタート」。
アルプス平も突き抜ける様な快晴、今日も早い時間帯が勝負です。

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【写真上.下】朝イチグランプリ「独り占め風景」、二写。
相変わらずの見事な圧雪職人振り、惚れ惚れする様なピステン。
現状の天候.気温を考えれば「ベスト」なコンディションに整えられています。

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【写真上】当然、アル1とパノラマコースにも人影は無し。
白馬三山も独り占め♪。

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【写真上】五龍岳も独り占め♪。
このゲレンデとパノラマの独占感、滑る前からしてもう幸せっ。

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【写真上】8:30、「1st run」頂きっ。
締まった下地にやや粗目雪のコーデュロイストライプ。
思った程のザラメ感は無く、段差や轍跡も見当たらないフラットピステンです。
トップの掛りやエッジの噛みも良好で、サイドカーブがギュンギュン唸る高速ロングが楽しめました。

ホント、この時期にSL板で80㎞出せるとは嬉しい誤算。
ゲレンデ整備の方々には、感謝の気持ちで一杯になるコンディションです。

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【写真上】9:20、朝イチグランプリ1時間経過。
平日の五竜としては早めのゲスト出足。
やっぱりアーリータイムが勝負の時期、皆さん早起きしてやって来られます。

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【写真上】9:50、朝イチ1時間半経過のバーン状況。
まだまだ高速ロングで回せるコンディション。
特に両サイドからの滑走ラインは荒れも少なく、快適なかっ飛びタイムが続きます。

しかしそんな「魔法の時間」も、果たして何時迄持つやら解りません。
何時もにも増して、一本一本を大切に滑るのでした。

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【写真上】パノラマ眺望も絶好調。
のんびり写真撮ってる時間も勿体無く、一枚収めて滑り出します。

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【写真上】アル3より見遣る、神城の田園風景。
うーん、3月中旬とは思えぬ雪の少なさ。
例年この時期は、未だ「白の矩形」が並んでいる筈なんですけどね…。

こうして11時ジャストまで延々とグランプリ回し。
流石にバーンもモサっとザラメ化してきたので、一旦47方面に向かう事と致しました。

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【写真上】11:10、ルート1。
もっとザクザクしてるかと思いきや、意外にマトモだったルート1。
標高が下がった分の重雪化は否めませんが、しっかり荷重すれば下地の圧を捉えられ、ロング~ミドルでも充分回せるレベルでした。

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【写真上】ゲストも少ないので快適に回せます。
但し何時もとは逆に、ラインC分岐以降のR1ボトムが深ザラメの沈雪状態。
結局ゴンドラには1度下りたっきり、以降は「ラインCオンリー」で回してました。

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【写真上】47もパノラマ展望絶好調。
「五竜/アルプス平」や「八方兎平/リーゼングラード」に較べると低標高のルート1ですが、意外と見晴らしは利くのです。
高々とした青空の下には頸城三山~戸隠連峰~飯綱連峰~志賀高原~四阿山.浅間山~八ヶ岳と、ワイドな山景が広がっていました。

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【写真上】戸隠連峰と飯縄山。

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【写真上】頸城三山+雨飾山。

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【写真上】ラインC降り場にて。
そして47の山景ビューポイントと云えばココ。
五龍岳.唐松岳の二峰が、空を被い塞ぐかの様に聳え立つ様は圧巻です。
このスポットの秀逸なのは、稜線から山腹に掛けての山容全体が望める事。
従い迫力満点、重厚感溢れるの景趣が味わえるのです。

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【写真上】ででーんと屹す五龍岳。

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【写真上】ずすーんと座する唐松岳。

バーン状況次第では数本流して撤収する心算だった47ですが、思いの外コンディション良好。
結局2時間ラインCを∞ループ滑、五竜方面に戻ったのは13時を過ぎた頃でした。

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【写真上】13:10、パノラマコースにて一写。
手前より八方尾根/岩岳/栂池/白乗/コルチナ、「HAKUBA VALLEY.5列縦隊」の図。
コルチナ側からこっち見たら、逆の風景って望めるんでしょうかね?。

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【写真上】13:15、再びグランプリ。
スタートから休み無しの滑りっ放し、しかも春悪雪の力馬場。
流石にレストいれなきゃ身体が持たず、3本回してエスカルに下山致しました。

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【写真上】13:40、この陽気ですからランチは外で。
エスカルプラザのミラーウインドウに映る、とおみゲレンデとゲストの方々。
ベースエリアは長閑な春スキーの雰囲気、皆さんのんびりと寛いでおられました。

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【写真上】滑らなけりゃ滑らないで楽しそう。
こー云う光景を見ると「ガツガツ滑るだけがスキー(スノボ)の魅力じゃないんだなー」と改めて再認識。
だけど30分で昼食を済ませ、「ガツガツ」滑りに行く私めなのでした。

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【写真上】14:20、三度グランプリ。
リフト乗車一発目で目にしたのがコレ、ある意味「春ですねぇ~」なのかな。
しかし裸だと雪礫がバシバシ掛って、冷たい様な気がするんですけど…。

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【写真上】この日を端的に表す一枚。
「兎に角イタイのです」
気温上昇はMaxで8~9℃程度でしたが、まぁ陽射しが強烈過ぎです。
大袈裟な云い方では無く、本当に真夏の海水浴場に居るかの様。
皮膚を突き刺す陽光が終日降り注ぎ、白銀に乱反射していました。

尚、14時を回ったグランプリは流石にザク雪化進行。
それでもベースはしっかりしており、ターン中後半のグリップも利いてくれます。
横幅よりも縦長に取ったターンチョイス、板の走りとターン前半の早い下地捕えを意識して滑ってました。

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【写真上】15:50、しかしラス1時間を切ると…、

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【写真上】16:00、バーンには次第に影が伸び始め…、

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【写真上】16:10、完全日蔭化「クラストタイム」突入。
遂にラスボス出現、難敵「ザクザク」と強敵「バリバリ」の融合体。
トップは捕え切れないは、板は叩かれるは、外足の荷重は甘くなるは…、疲労蓄積の身体に追い打ちを掛ける「鬼バーン」です。
ラス1本のグランプリ~ダイナミックは殆ど「下りるだけ」の滑りとなってしまいました。

と、こんな感じの「第八次白馬遠征」二日目、五竜&47滑走記。
月内にも一度やって来る予定ですが、ゲレンデ状況を考慮すると次が最後の白馬滑になるかも知れません。
嗚呼、季節外れのドカ雪、降ってくれないかな~。
おしまい。

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