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2016.03.18

●2015/16. 三十四滑目「八方尾根」

えー、昨日.一昨日の「第八次白馬遠征」滑走後記。
初日のゲレンデは今季12度目の来訪となる八方尾根で御座います。

今月に入り、加速度付けて「雪解け進行中」の八方尾根。
未だ3月半ばと云うのに、既に4月初旬のゲレンデ状態となっています。
山麓部は名木Pを覗きほぼ壊滅、ミドルレンジでもセントラルが死亡寸前。
リーゼン/名木山パブリックの下山ルートが今月持つののかも怪しい残状です。

白馬エリアは毎年3月20日過ぎにまとまった降雪があり、ほんの1~2日ハイシーズン並みのコンディションに復旧するのですが、異常暖冬の今季はそれも望み薄。
一昨日(3/14)の降雪が「最後の一花」と踏んで、今回の遠征決行となりました。

・3月16日(水) 八方尾根
気温:0
~+6℃ 
天候:快晴

雪質:新雪無し ザラメ雪、ゲレンデミドル以下は融雪.荒れ激し。

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【写真上】7:35、ゴンドラ前にて。
早朝より降り注ぐ陽射し、澄み渡る青空、そして穏やかな陽気。
「スキー日和」と云うには暖か過ぎ、寧ろ絶好の「山日和」です。
そんな好天を反映してか、ゴンドラ待ちゲストの半数以上が山屋さんでした。

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【写真上】8:00、この日は久し振りのゴンドラ一番乗り。
「今日も元気に逝ってきまーす♪」。
早朝からして既に春晴れのピーカン天候ですが、幸いな事に日中気温は然程上昇せずMaxでも6~7℃程度。
リーゼントップ/パノラマより上部は融雪も最小限に止まり、妖怪「イタツカミ」は現れませんでした。

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【写真上】8:15、取敢えずは朝イチリーゼン。
モーニングタイムからして、ザラメっぽいピステコンディションのリーゼン。
3本目には既に下地が削られ始め、早々の荒れ模様が予想されました。

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【写真上】8:50、3本でリーゼンを切り上げアルペンクワッドへ。
この日の兎平は、何時もと少し違った風景。
先週行われていた技選のスーパーファイナル.不整地コート、モヒカンのスキーヤーズレフト側にピステンが入っています。
先ずはあそこ狙いですね。

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【写真上】モヒカン左。
緩斜面から一段折れると、右~左に緩やかなカーブを切った急斜面。
中盤から右手上りの片斜面となり、油断してると右外足のタッチが甘くなります。
距離こそ短いもののトリッキーな斜面構成、1時間ずーっと此処で回してました。

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【写真上】兎トップ。
アーリータイムの兎平はザラメ感も少なく、リーゼンより格段上の雪質。
下地がしっかりしているのでコース荒れも然程進まず、快適なフラットバーンの時間帯が続きます。
ゲストの皆様もその辺りは重々承知、リーゼンを早めに見切りアルペンクワッドで回す方々が多く見られました。

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【写真上】雪山演習、否々雪山研修でしょうか。
迷彩ウェアを身にまとった、総勢50名程の自衛隊御一行様。
意外とスキー慣れしていない方々多く、何だか見ていて微笑ましくなりました。

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【写真上】9:50、この日のメインディッシュ「スカイライン」へ。
ハイシーズンはサブコース的な扱いに止まるスカイライン、しかしその真価を発揮するのはこれからの時期です。
北向き斜面ならではの堆雪量と確りした下地、そして日照時間の短さ。
気温が温暖になってもゴンドラ周辺のゲレンデ程コース悪化が進まないのです。

元々が斜面変化に富んだ滑り応えのある中斜主体コース。
スカ2ペアが鈍行運転なのが玉に瑕ですが、悪雪下のアクティビティでは却ってそれも良い休憩時間かと。

この日のスカイラインもリーゼン/パノラマとは一線を画したバーン状況。
午前中はフラットコンディションでザク雪化も進まず、高速ロングで回せるグッドタイムが続きました。

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【写真上】おまけ、岩岳サウスゲレンデより俯瞰したスカイライン。
こうして見ると四発の段差とアンギュレーションに富んだコース構成が良く解ります。

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【写真上】スカイラインペアより白馬三山。
晴れた日のスカペアはリフト乗車中の全てがビューポイント。
右手に広がる不帰キレ~白馬三山~白馬乗鞍の「超」ワイドパノラマは、見ていて飽きる事がありませんでした。

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【写真上】同、スカイラインペアより見返り一写。
インディアンカフェ越し、正面には岩岳サウスゲレンデ。
こーして見ると、何だか同じスキー場内のゲレンデに見えてしまう近さです。

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【写真上】ラウター。
リフトからだと、軟らかい新雪感が残ってる様に見えたのですが…。
フィルムクラストの雪面に硬化した雪玉と、雪面コンタクトの覚束無いバタバタコンディション。
1本滑って止めときました。

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【写真上】10:50、一旦スカイライン回しを切り上げます。
黒2より右手に望む白馬三山。

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【写真上】同、左手には四阿山と浅間山。
黒菱三角もザラメ進行の少ない良コンディション、つい2本摘まんでしまいました。

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【写真上】11:00、黒菱。
未だ「モンスターパンプス」育成途上、突っ込んだものの軽くあしらわれて終了。
この後はパノラマ愛でにグラードクワッドに向かいました。

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【写真上】グラードクワッドより、五龍岳と鹿島槍。

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【写真上】リーゼングラードより、白馬三山。

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【写真上】リーゼングラードより、雨飾~飯縄山のパノラマ。

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【写真上】雨飾~焼山~火打山。

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【写真上】戸隠連峰と飯綱連峰。
まぁ毎度同じフォトばっかり撮ってるので、特にコメントは無し。
時間があったら後日「ヤマコレ集」としてアップするかも知れません。

因みに焼山は相変わらず噴煙上げてました。

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【写真上.下】11:30、たてっこ。
滑走者が少ないので、お昼前にも関わらずフラットなバーンを維持。
雪こそ「ベタっ」とウェットでしたが、予想外のグッドコンディションです。
「パノラマ混ぜつつのたてっこ回しもイイな」と思わせる程でした、が…。

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【写真上】下がコレです…。
馬止め~廊下~国際に至る連絡コースが地表露出のオンパレード、写真の「5倍増し」程の酷さでした。
しかもこの1時間後には融雪進行でブレーキ雪化、結局2本回すに止まりました。

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【写真上】11:40、ゴンドラより見遣るセントラル。
先週とイーブンのコンディション。
大町側は何とか雪量を維持してしていますが、もう圧雪は入れられません。
このまま雪が降らなければ、白樺共々数日後にはクローズでしょう。

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【写真上】12:20、まだモヒカンのスキーヤーズレフトは使えます。
流石にモサ感が強くなり、ロングは難しく小回りメイン。
13時を過ぎて、遅撒きながらのランチタイムとなりました。

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【写真上】14:10、休憩明けは再びスカイラインへ。
午前中に較べると多少荒れてきましたが、しっかり踏み込めば抑え込めるレベル。
北斜が故に目立った融雪も無く、何よりゲストが少ないので一定レベルのフラットさを維持しています。

午前午後合わせて13本、結局この日一番回したのがスカイライン。
逆にリーゼンは朝イチの3本以降は単発で3本、計6本滑ったのみでした。

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【写真上】15:20、ラス1時間はパノラマ回し。
15時を回ったと云うのに、この青空とこの陽射し。
「白馬もすっかり春に入ってしまったんだなー」とシーズン終盤の実感を深めつつ、サンテラスぱのらまで一服する私めでした。

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【写真上】お仕事中の赤服さん。
週末に行われるバッヂテストのレッスンコース解除か、それともゲレンデ内ブッシュエリアのネット張りか。
作業ポール担いであちこちへと散らばって行かれました。

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【写真上】15:50、パノラマもぼちぼちとクラスト化。
スキーの取られる沈雪に、硬軟混在したパリパリの足場。
夕刻のゲレンデは晩冬ならではのテクニカルなコンディションに変わっていきます。

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【写真上】おむすび。
だんだん「刻み海苔」と「黒ゴマ」の多いおむすびに変わってきてます。

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【写真上】16:10、日蔭に入り始めたパノラマ。
嗚呼、西日が眩チイ。
16時半に国3営業終了、今日も楽しい1日でした。

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【写真上】16:35、帰宅リーゼンは鬼クラスト。
削り溜まりのグラニュー糖が重層堆積、「パリパリ氷化」に加えて「もさもさ砂漠化」でエッジングが下地に届きません。
しかもレイトタイムの疲労蓄積、下山のラス1滑がこの日一番ハードでした。

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【写真上】板納めし後、八方口にて。
と、こんな感じの「第八次白馬遠征」初日滑走記。
そして恐らくこの日が、2015/16シーズン「八方尾根.ラス滑」となりそうです。

白馬にはあと1~2度程来ると思いますが、翌日滑った「五竜&47」とゲレンデ状況を天秤に掛けると、後者の方に軍配が上がります。
スペック自体は八方の方が上も、クローズエリアを考えると規模はもう五分五分。
そして何より八方の方が圧倒的に「人多い」ので、朝イチの良コンディションタイムが短いのです。

と云う訳で「サヨナラ八方尾根」。
今季も楽しくハードな滑走ライフを満喫させて貰いました。
次回訪れるのは2016/17シーズン、それ迄暫くのお別れです。

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