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2016.03.29

●「八方」「五竜&47」山景集

えー、先々週3/16~17の「第八次白馬遠征」滑走後記。
ピーカンの春晴れに恵まれた今回遠征、正直「スキー日和」と云うにはチト暖かく(暑く)なり過ぎで、バーンコンディション悪化の激しい二日間でした。

その代わりと云っちゃ何ですが、両日共に絶好の「山景日和」。
近くには白馬連峰の峻嶺、遠くには180度以上に広がるスーパーパノラマを満喫する事が出来ました。

と云う訳でのヤマコレ集、「八方尾根」「五竜47」篇になりまする。

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【写真上】3/16、グラードクワッドより望む五龍岳と鹿島槍。
八方尾根、山景フォト定番ポイントの一つ。
まぁこれ迄何百回も撮ってる構図、今更新しいコメントのし様もありません。

てな訳で今回は、一寸趣を変えた対照フォトを並べてみる事に致しました。

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【写真上】晴天下、同じアングルで五龍岳と鹿島槍(2/3撮影)。

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【写真上.下】五龍岳、近景(3/16と2/3撮影)。

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【写真上】鹿島槍、近景(3/16と2/3撮影)。
晴天/高曇りの天候フォトを、それぞれ一枚づつ並べてみました。
両方共に時間帯は同じ、11時頃の撮影。
ブルーグレーとスカイブルー、空色が違うと山の表情も大分変わるものです。

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【写真上】第一ケルンより望む白馬三山。
これも定番のフォトポイント、自分の滑走ラインと一緒に撮ってみました。

続いてもう1パターン、趣を変えた対照フォト。
同日の午前午後の異なる時間帯、同じ場所での撮影対比です。↓

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【写真上.下】9:30と15:10、黒2クワッドより望む白馬三山。

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【写真上.下】9:40と14:20、スカイラインペアより望む天狗尾根~白馬三山。

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【写真上.下】10:10と14:20、スカイラインペアより白馬三山近景。
青空&白銀の「冬晴れツートン」もコントラストが効いて美しいですが、陽が傾いて影の射し始めた山姿も妙味です。

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【写真上】14:20、白馬鑓ヶ岳.近景。

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【写真上】14:20、杓子岳.近景。

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【写真上】14:20、白馬岳.近景。
白い山膚は影の落ち具合がはっきり現れ、岩肌の陰影や奥行きもより鮮明に。
日中の明るい表情とは全く異なる、厳峻な雰囲気を醸し出していました。

続いては翌日3/17、五竜&47の山景色フォト集。

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【写真上】LINE-C降り場より眺む、五龍岳と唐松岳。
「ルート1から正面に見遣る、頸城山塊~戸隠連峰のパノラマ」
「ラインEから右手に望む五龍岳」
「南沢ノ頭から眺める頸城三山」…。
Hakuba47のパノラマビューポイントは色々ありますが、「ベストスポット」を一つだけ挙げるとしたら矢張りココ。

ラインC降り場から北面眼前には、五龍岳.唐松岳の雄姿。
屏風の如く空を被い隠す佇まい、荘厳な山景は迫力満点です。
このスポットの秀逸なのは、主稜線から山腹の山容全体が正対して望める事。
その押し迫って来る様な重厚感は、他では見られない景趣です。

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【写真上】「ずすーん」と聳える五龍岳。
武田菱から白岳へ掛けての、切れ上がる様な稜線カーヴが美しい。
何時もながら惚れ惚れする様なカック良さ。

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【写真上】「ででーん」と座する唐松岳。
女性的な穏やかな稜線の唐松尾根。
冠雪の深い白色が、青空とのコントラストで一際美しく映えています。

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【写真上】「ちょっこり」頂を見せる白馬三山。
唐松尾根との標高差分だけ、僅かに覗く白馬三山。
まぁこんな白馬三山の眺望も、控え目で可愛らしく。

と、こんな感じの「八方尾根」「五竜47」ヤマコレ集。
今回はパノラマより近景メインでの山景フォトとなりました。
おしまい。

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