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2016.04.08

●2015/16. 四十二滑目「かぐら」

春に いみじうをかしけるもの

たしろ かぐら みつまた。 
花ぞうち散るころになりても み雪の多くなれしど いとめづらし

と枕草子にも詠われている様に、春スキーのメッカと云えば矢張り「かぐら」。
そんな訳で一昨日は今春初のかぐら行脚。
以下、例に由っての滑走記になりまする。

4月6日(水) かぐら
気温:+1~+11℃ 
天候:晴れ

雪質:早朝1時間のみアイシーなザラメバーン、以後滑走荒れで重層ザク化

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【写真上】7:25、越後湯沢駅着。
この日のカグリスト第一便は30名弱。
かぐら~苗場へのシャトルバスは今季から東口が発着場になりました。
プリンスさんの自前シャトルは廃止され、南越バスさんに業務委託した形。
西口のセブンイレブンが使い辛くなったのがチト痛い…。

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【写真上】みつまたステーション到着。
4月上旬のかぐら風物詩イベント「K2.CAMP」。
かぐらゲレンデではこの日から5日間(4/6~10)、K2さんの「2016/17ニューモデル スキー/スノーボード試乗会」が開催。
私めも「ちょこっ」とエントリーして参りました。

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【写真上】8:10、到着「即」ロープウェー乗車。
着替えとブーツ装着は湯沢駅でスタンバイ済。
バス待ちの10分間で全て終わらせておりまする。

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【写真上】みつまた1高。
昨年12月以来のかぐら詣。
やっぱり久し振りのゲレンデつーのは「ワクワク」しますね。

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【写真上】ゴンドララインより、かぐらゲレンデと神楽ヶ峰を望む。
此処数日、雨やガスに祟られて悪コンディション続きのかぐら。
私めの来訪に合わせ、「きっちり」晴れてくれました。

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【写真上】8:35、1高乗車。
まぁ取敢えずは、

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【写真上】メインゲレンデ回し。
前夜は久し振りのマイナス冷え込みだったかぐらエリア。
メインゲレンデはカチッと硬めのアイシーなザラメ、如何にも「春のオープニングタイム」的なバーンコンディションです。
エッジが流されターンの取っ掛かりが掴み難く、中盤の急斜パートではスキッド主体の滑りとなりました。

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【写真上】相変わらず厄介なのがコレ。
朝イチかぐら名物(?)、圧雪段差とキャタピラ割れ。
ピステンのレーン毎に高低があり、繋ぎ目には縦長の落とし溝があるバーン。
こりゃゲストが増えて、多少デラ掛った方が滑り易いな…。

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【写真上】9:05、この時間帯が一番良好なコンディション。
但し締まったザラメバーンは荒れも早く、次第に軽い削り溜まりが発生。
高速ミドルで回せたのは1時間程、加速度付けてザブ化が進行していきました。

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【写真上.下】10:30、K2さんの試乗会に入ります。
この日はオンピステモデル×3本とフリーライドモデル×2本の5機試乗。
試乗会に「どっぷり」専念と云うで感じでは無く、テストスキーと自前板を交互に乗り回すお気楽エントリーでした。

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【写真上】11:05、太板テストがてらに林間エキスパートコースへ。
前回かぐらを訪れたのは12月中旬、従い今季初となる5ロマ乗車です。

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【写真上】林間エキスパート一写。
この時期に滑っても、大して楽しくありません…。
5ロマを使っていたのは、殆どがBCで神楽ヶ峰や霧ノ塔を目指す方々でした。

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【写真上】11:30、テクニカル。
テストスキーでコブ遊び開始。
やっぱりノンメタルの非競技板はコブ滑り易いな~♪。

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【写真上】テクニカル、3段目。
午前中はまだ浅く、夕刻は削られて乱調ライン。
リズム/掘りの深さ共に、正午過ぎが一番良いコンディションでした。

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【写真上】しかしコブ入ると暑さ倍増。
写真じゃ薄晴れっぽいですが、兎に角陽射しの強かった一日。
特に1高は太陽に正対した向きなので、リフト乗車中は直射日光を浴び続けます。

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【写真上】12:40、パノラマ摘み食い。
田代湖と平標山のお約束ツーショット、コレ撮る為に立ち寄った様なもの。
パノラマ端のコブは狭目の忙しピッチ、ジャイアントのコブは未だ育成中でした。

この日はユル~く楽しむ心算が、結局スタートからずーっと「エンドレスワルツ滑」。
ランチとレストを取ったのは、結局14時近くになってからでした。

で、以下例に由ってのニューモデルスキー試乗、先行インプレ。
今回はパウ板2本です。

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・K2/PINNACLE 95(177㎝) R17(※184㎝)
・K2/PINNACLE 88(177㎝) R15(※184㎝)


基本的に今迄「競技板」「基礎板」しか乗った事の無い私め。
昨年この試乗会で初めてパウ板に乗り、一寸したカルチャーショックを受けました。
従い「この手」のジャンルのスキーには経験値が殆ど無いテスターのコメントと云う事を御了承下さい。

ピナクル95は現行からの継続モデル、テールの色が黒くなった程度の変更です。
まぁ相変わらず軽いコト、スキーのみだと1800gを切るウエイト(177㎝)。
「ペラッ」とライトな板張り感にソフトなフレックス、板なりに走らせてるだけでもパウ機らしい「浮いた感じ」の雪面タッチ。
操作性も軽快にて嫋やか、95㎝のセンター幅を感じさせません。

しかし板の挙動自体は意外としっかり。
エッジサイドに効率良く配入されたメタルマトリックスが効いてます。
ノーズの柔らかさ反してテール剛性は張りが感じられ、サービスマンさんの「乗り位置後ろ目意識で」と云うコメントが良く理解出来ました。

ロッカー機ならではの滑らかなトップの入り、半分が消えてる様なテールの引っ掛かりの無さ、とターンコントロールに関しては全くのストレスレス。
そして「ズラし」「いなし」系の滑りが上手い反面「キレ」も同居。
ミドルレンジでのターンサイズでは、前半ズラして遊ばしつつ/後半はエッジを利かせてのカービングが気持ち良く決まりました。

尚この板に関しては高速時の安定性やハードパックバーンでの挙動やノイジーさ、なぞと云った野暮なコメントは致しません。
だってそー云う板ぢゃないんですもの。

ピナクル88は今季よりリリースされた、ニューシェイプのラインナップ。
基本的な乗り味はピナクル95と同じなので上掲コメント参照の事。
より細身なシェイプになり、ピステバーンへの適応幅に秀でたモデルです。

操作性に関しては95の上を行く軽やかさと俊敏さ。
センター70㎝前後の板を履き続けている私めにも、全く違和感の無い滑走フィーリングで「フツーのカービング板履いてるのと変わりません」。
接地面が少なくなったからと云っても95の嫋やかな安定性は犠牲にせず、オンピステの適正弧は小回りをも得意レンジに収めています。

因みにこの日のザブザブ雪でも「スノーサーフィン」してる様な心地良さ。
ブーツを支点に「クイッ」と周り、ちょいテール乗って「スササァー」と走り、エッジを強めれば「キュイン」と切ってくれました。

但しその分、パウ適正はやや落ちるの鴨。
この点に関しては私めの守備範囲外なのでコメントは控え目にしときます。

と、オフピステ志向のユーザーに独占させとくのが勿体無い両スキー。
新雪仕様としてだけでは無く、ピステバーンでも充分に対応可能です。

尚、個人的に思うユーザー/シチュエーション適正は以下の通り。
基本的にオフピステ派、パウ狂の上級者は「115」。(184㎝か191㎝)
2本目の板として、潔くパウ専で考えるなら「115」か「95」。
ややオフピステ寄り、けどピステフィールドでも楽しみたい方は「95」。
1本でフィールド全てを賄うなら「88」、(177㎝か184㎝)。
こんな感じですかね。

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【写真上】15:20、メインゲレンデは「ザブザブ」と「浅コブ」のコラボレーション。
削り溜まりの脆い凹凸がバーンを被い、「詰まる」「引っ掛かる」バーン状況。
荒れ自体は許容範囲も、板走りが悪く楽しくありません。

そんな訳で、ラス1時間半は殆どコブタイム。

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【写真上】メインゲレンデ脇のコブは程良い掘れ具合に。
午前中の腐れバンクから溝が深くなり、ソコソコトップを落とせるラインに。
但し凸頭が削られ、クイックを入れざるを得ない箇所が増えて参りました。

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【写真上】テクニカル3段目のコブラインはもうボロボロ。
コブ頭は削り取られ、溝には吹き溜まりと、大豆が一列に並んだ様なコブ。
中央のラインだけが辛うじて規則的なリズムを保っていました。

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【写真上】テクニカル、1~2段目。
かぐらの楽チンコブパート、斜度が緩いのでマトモなラインを維持してました。
テクニカルのコブは1段目/緩過ぎ、3段目/乱れ過ぎ。
結局2段目が一番快適なのです。

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【写真上】15:55、メインゲレンデ撤収。
今日のハードワークもこれにて終了、あとはダラダラ下る(漕ぐ)だけです。

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【写真上】下山コースは、

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【写真上】思ってたより雪量豊富。
只、コースサイドの溜雪が例年より可也少なく、雪入れの限界も早く訪れそう。
下山コースはGW迄持つか如何か、ギリギリと云った所処です。

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【写真上】16:10みつまた2ロマにて一写。
みつまたゲレンデのゴンドラ側は殆ど芝生状態、ゴンドララインだけが連絡路としてが生き残ってます。
所処でみつまたゲレンデは今季からスノーマットを設置、その為雪不足時に運行されていた「みつまた~かぐら」の送迎バスも無くなってしまいました。
しかしソールが激痛みするので、スノーマットの滑走は御免蒙りたいもの。
みつまたゲレンデ、何とか今月一杯持ってくれないかしら…。

と、こんな感じの2016.SPRING「初かぐら」。
今シーズンのかぐら詣はあと3回の予定、それで私めの「2015/16シーズン」もフィナーレとなりまする。
おしまい。

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