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2016.04.30

●「2015/16」終冬式

えー、今季も「@」云う間に過ぎ去ってしまった至福の季節。
私めの「2015/16.スノーシーズン」も4/25のかぐら滑にてオーラスとなりました。

所処でこの日はゲレンデ撤収後、「スキーの神様」へ一冬御礼の参詣。
まぁ「シーズン最終日」恒例のルーティンみたいなものです。

そんな訳で向かった先は「新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢490」。
布場スキー場山麓、「湯沢スキー神社」さんで御座います。

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【写真上】18:15、湯沢駅西口。
先シーズン迄、かぐら/苗場行きのシャトルバス発着場だった井仙さん前。
今季からシャトル運行は南越バスさんに業務委託され、発着場が東口に変わったのは周知の通りです。
もう此処で「カグリスト」のバス行列を見る事も無いかと思うと、何だか寂しいですね。

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【写真上】駅から目的地へは徒歩10~15分程度。
温泉街のメインストリートを、てくてく北へと進みます👣。

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【写真上】湯沢高原スキー場、布場ゲレンデ前。
県道462号(湯沢温泉線)に隣接しており、そのままゲレンデに入ります。

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【写真上】布場スキー場、全景。
今でこそ「湯沢高原スキー場」の1ゲレンデとなってますが、大正4年の創設は湯沢エリアの中で最古。
国内でも有数の歴史を誇るスキー場です。

川端康成の「雪国」で、ヒロイン駒子がスキーをする場所(布場スキイ場として登場)としても有名です。

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【写真上】山麓を斜行横断。
例年ならゲレンデの所々に残雪が見られるのですが、今季は四月上旬の時点で残雪「ゼロ」。
標高の低さ故、記録的暖冬と少雪の影響をモロに受けた形です。

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【写真上】18:30、湯沢スキー神社さん到着。
日没寸前、ギリギリ間に合いました。
「桜狩り」と「山菜摘み」で今月何回も訪れていますが、お参りに来るのはこの日が初めてです。

創祀は昭和51年10月、近隣村社.諏訪神社の新社殿造営の際、旧殿を移築した事に由るとの話。
従い同社の境外社と云った方が正しいのかも。
祭神は「雪艇湧現明神」ですが、此処でしか聞いた事が無い神様です。
あと一応「一間社.入母屋造(妻入).方一間庇付」でしょうか。

ま、由緒仔細や有名無名は兎も角、「スキー神社」と云われた日にゃ信心しない訳には参りません。

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【写真上】本殿近景。
こう云ったスキー神社は「妙高高原」「やまがた赤倉温泉」「大鰐温泉」のスキー場にも御座いますが、日本一の宮.スキー神社は「妙高高原スキー神社」だそうです。
因みに「スキー安全御守」で有名な野沢温泉の湯澤神社さんは一般の村社で、スキー神社ではありません。

と云う訳で「二礼二拍一礼」、お願いする内容は毎年一緒です。
「来年は沢山雪が降ります様に」
「来年も怪我無くシーズンが過ごせます様に」
「来年も更に上達します様に」

賽銭箱はありませんので、詣納は社殿の中に放り込んでおりまする。

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【写真上】社殿より、日暮刻の湯沢町を望む。
すっかり葉桜となったソメイヨシノに、野っ原へと姿を戻したゲレンデ。
遠景に望める三国山脈は、左より大源太山.七ツ小屋山.武能山.万太郎山。

こうして今季の「雪納メノ儀」、恙無く終了。
この後は湯沢高原横の蕎麦屋で「2015/16.WINTER」打ち上げ宴です。
シーズンを終えた安堵感と寂しさからか、何時もより酔いの回りも早いもの。
板さんと「山菜の調理法」と「春スキー談義」に花を咲かせ、ゴキゲンな時間を過ごせました。

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【写真上】20:05、宴の後。
暖簾を出ると、辺りはもうすっかり春の宵。
「湯沢町の夜」と「私めの冬」が帳を下ろしていたのでした。

と、こんな感じの2015/16シーズン「終冬式」。
次に越後湯沢駅を訪れるのは来シーズン、…では無く、6月の「南魚沼グルメマラソン」と9月の「越後湯沢秋桜マラソン」。
オンシーズンはスノーライフに、オフシーズンはマラソンライフにと「ヘビーユーズ」の湯沢町なのでした。
おしまい。

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