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2016.05.16

●「2015/16.湯沢町」スキー場利用客数

えー、2015/16スノーライフも「終戦」を迎えて早や三週間目。
しかしオフシーズンに入っても、相変わらずスキーネタの多い弊ブログです。

で、本日は首都圏在住スノーマットの日帰りスキーエリア「湯沢」に就いて。
先日湯沢町観光協会さんから、今シーズンの湯沢町各スキー場の入り込み客数総計が発表されました。

湯沢のスキー客4%減
◆外国人50%増 最多10万人…昨年度

湯沢町観光協会は2015年度のスキー場利用客数が約246万3000人で、前年度より4・1%減少したと発表した。一方で、外国人のスキー場利用者は前年度比50・7%増の10万6550人となり、14年度の過去最高を更新した。

同協会によると、15年度冬は少雪で営業開始が遅れたスキー場が多かったが、苗場スキー場など高山型スキー場が予定通り営業を始めており、同協会は「まずまずの入れ込み数」とする。ただ、多くのスキー場が春の営業終了を前倒ししており、16年度への影響が心配される。

外国人客については、宿泊数の統計では、中国、オーストラリア、韓国が前年度から急増した。中国やオーストラリアなどへの訪問や、観光関係者を招致するなどした効果が出ているという。2月には苗場スキー場でアルペンスキー男子ワールドカップ(W杯)が開かれたが、上村信男専務理事は「15年度への直接的な影響はないが、世界中でテレビ放映されたので16年度以降に期待している」と話していた。
(2016年05月12日 読売新聞新潟版より)

正直、記録的な暖冬と少雪を考慮すると「大健闘」と云える数値。
湯沢のスキー場は低標高のゲレンデが多く、もっと雪不足の影響を受けているのかと思っていました。
かぐら以外のゲレンデは「初滑り時期(12月)」「春スキー時期(3月下旬以降)」が殆ど使いモノにならず、例年の80%程度の稼働期間しかなかったスキー場も多かった今冬。
そんな中で前年比来場者数「-4%」なら、実質的にはイーブンかそれ以上かと。
因みに1979年以降の湯沢町観光統計(スキー含)はこちら。↓
http://www.town.yuzawa.lg.jp/kanko/kankou/kankou_toukei.html

因みに私め個人の湯沢エリア滑走日数(南魚沼含む)は直近5年で以下の通り。
「2012」18回→「2013」19回→「2014」19回→「2015」17回→「2016」11回
例年に較べ大幅減なのは、単に「白馬村共通シーズン券」の当選で主戦ゲレンデを白馬にしていたからと云うのがその理由。
来季からは再び20回前後の滑走頻度に戻るでしょう。

尚、インバウンドゲスト50%増という数値に就いてですが、元々「外人さんゲスト」の少ない湯沢エリア。
分母が小さいものですから「凄く増えたな」と云う印象はありませんでした。

最後は参考資料、今季の他スキー場はこんな酷い感じになっています。↓
・栃木県内のスキー場は前年比27%減(中間値)
http://mainichi.jp/articles/20160223/ddl/k09/020/326000c
・兵庫県内のスキー場は前年比45%減
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201604/0008955518.shtml
・NSD傘下のスキー場、岩岳52.3%減 鹿島槍26.3%減 川場46.9%減 etc… 
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material&sid=49844&code=6040
・92年度以降最低に 雪不足、バス事故影響/長野
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160428/KT160427BSI090021000.php

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