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2016.06.27

●「JPN16ー21SCT」

えー、一昨日は夕刻前より電車乗り次ぎ「トビタキュー」へ。
ジャパン春の陣ラストマッチとなるリポDチャレンジカップ「ジャパン-スコットランド」を観戦に行って参りました。

昨秋「WC.2015」からのラグビーブーム以来、ほとぼりが冷める迄ラグビー観戦に距離を置いていた私め。
スタジアムに足を運ぶのは1月の「トップリーグ.ファイナル」以来です。

SRに関しては今季のサンウルブスに余り触手が伸びず、全試合Jスポ観戦。
(これは選手やスタッフの所為では無く、契約を含めた事前準備不足が原因)
ANCは若手主体(実質ジャパンA)ですら、観にいっても仕方無い力量差。
結局今年の上半期、「如何しても観たいゲーム」はこの一戦だけなのでした。
それに冬場はタイトなスキー遠征の連続で、正直ラグビー観戦に時間が割けなかったてのも実情でして。

そんな訳で5ヶ月振りのラグビーウォッチング、観戦記になりまする。

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【写真上】17:30、味スタ到着。
中野坂上から新宿に出て、京王線一回乗り換えてやっと到着。
ドアtoドアでも50分程度の所要時間なのですが、やっぱりチャリで20分の秩父宮に較べると面倒なアクセス。

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【写真上】しかし、メインゲートの入場口は…、

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【写真上】延々と続く長蛇の列…、

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【写真上】行列の最後尾は、チケット売り場の遥か彼方…。
メイン側に5つある入場ゲートのうち、開かれていたのは「たった」1ヶ所。
当然これでは来場者を捌き切れず、正面ゲート周辺は人の流動性がストップして「長蛇の列」&「糞詰まり」状態です。
メインの指定席取ってる人は入場するのに1時間以上掛りそう、御気の毒…。

そんな訳でマタマタやってくれました、学習能力無しのスカポンタン無能協会。
「本当にやることが馬鹿すぎる…」。

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【写真上】南ゲートの方は人混みすら無く、スルーで入れました。
さーて、さっさと席デポしょっと。

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【写真上】座席は下層スタンド、Nとバックの境辺り。
俯瞰気味にピッチを見渡せるよう、ちょい上目をキープ。

私め「味スタ」でラグビー観るのは13年振り、これが3回目。
2003年6月、ワールドカップ直前の強化試合「ジャパン-イングランド(実質A)」。
同12月のトップリーグ元年、府中ダービーの「東芝-サントリー」。
ピッチの観辛さとアクセスの悪さから、アンマリ来たくは無いスタジアムなのでした。

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【写真上】席をデポすると一旦スタジアムを退出。
無料試飲のリポDコーナー。
程良い広さ(狭さ)の秩父宮と違い、スタジアム円周路の至る場所にブースが設置されていました。

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【写真上】大人気のカンタベリー.ジャパンウェアブース。
特に欲しいモノは無いので、大混雑を横目に一写。

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【写真上】一服。
この日の天候は曇り、夕刻時点の気温は25℃、そして湿度80%
高湿の所為で体感は気温以上に蒸し暑く感じ、立っているだけで首回りから汗が噴き出してきました。

これで試合が日中なら「打倒スコッツ」の亦と無いコンディションだったのに…。
「何故デイゲームにしなかったのかっ!!!」。

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【写真上】18:40、再び着席。
前の座席には買ったばかりのジャージィを身に纏った、ジャパン三人組。

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【写真上】18:50、スコッツのアップ風景。
2003年/イングランド、2005年/アイルランド、2013年/ウェールズ、そして今回のスコットランド、これで英連邦4ヵ国のゲームは全て生観戦。
イタリアも2004年/2006年/2014年と観ているので、あとはフランスが来日してくれれば「6ネーションズ完全制覇」なのですが…。

尚、現在99キャップのロス.フォードは今回の遠征で出番無し。
このゲームで100キャップ達成するのを密かな楽しみにしていたのですが、残念ながらリザーブにも入っていませんでした。
やっぱりメモリアルマッチは地元でのゲームなんでしょうね。

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【写真上】19:00、ゲーム開始20分前。
バック下段はほぼ満席、上段も正面はソコソコ入ってます。
ジャパンのテストマッチで大ハコのスタジアムがこんなに埋まるとは…。
旧来のラグビーファンからすると、胸アツな風景です。

この日の来場者数は34073人、日本代表戦の最多観客数を更新しました。
まぁ今までは25000人がMaxの秩父宮がメインでしたから、この数字はこれから2019に向けてどんどん塗り替えられていく事でしょう。

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【写真上】ナショナルアンセム斉唱。
「Flower of Scotland」の後に「君が代」。
因みにこのゲームは天覧試合、後半には貴賓席より陛下の御挨拶がありました。

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【写真上】19:20、キックオフ。
「アザミが刺さるか」、それとも「サクラが咲くか」。

尚、このゲームは試合中の写真は無し。
だってコンデジじゃこの程度↑にしか写らないんですもの…。

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【写真上】21:15、ノーサイド「●JPN16ー21SCT○」。
第一戦より点差は縮まりましたが、矢張り「フツーにやってフツーに負けた」感。
正直、1点差に迫られてからは勝てる気が全くしませんでした。
まぁ準備期間の短かった今回のテストマッチ、昨年WCの様な「絞って」「特化した」戦い方が無理なのは解っていました。

で、基本的に両国共に「強い相手に少ない原資と武器」で挑むチーム。
結果、イングランドや他6NS強豪相手に何十年も戦いを重ねてきたスコッツと、昨年の遺産+準備不足のサンウルブスそのままのオプションで挑んだジャパン。
両チームの持つ無形資産(=ラグビー文化)の差が現れたゲームでした。

スコッツは相変わらずの「超」テストマッチ的な現実主義、それはJスポで何時も見ている「6NS」堅実.我慢の戦い方でした。
ジャパン相手に優位を前提に置きつつも決して無理をしない局地戦、相手にゲームの主導権を握らせない有効なキックとエリア重視の戦略、そして狙える所は全て狙う。
パターソンがレイドローに変わろうとも、その試合運びは不変。
嗚呼、ユニオンのカルチャー「=伝統」って凄いな、と改めて実感しました。

ジャパンは格上相手にアプセットを起こすにはお粗末な内容。
ハンドリングエラーとペナルティの多発、この2点に尽きます。
相手の両PRが代わった事も幸い、セットピースは大幅に改善されていただけに猶更ミスの惜しまれるゲームでした。
後半のチャンス(24フェイズ→ノッコン)で取り切れなかった事に関しては、これが格上を相手にしたテストマッチの現実。
寧ろトライを取れなかった事より、相手に「P」を誘発させるアタックが出来なかった事の方が問題と考えるべきでしょう。
まぁスコッツ相手に我慢比べで勝つってのは、現状のジャパンでは可也無理難題なハナシでもありますけどね。

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【写真上】コイツの連勝記録も、この日で遂にストップ。
2013年6月 ○ジャパン 23-8 ウェールズ●(秩父宮)
2014年5月 ○ジャパン 33-14 サモア●(秩父宮)
2014年6月 ○ジャパン 26-23 イタリア●(秩父宮)
2015年10月 ○ジャパン 26-5 サモア●(秩父宮.PV)

着用時のテストマッチ観戦で4連勝中だった「リポDTシャツ」も今回初黒星。
そろそろシャツ自体ヘタってきたので仕方無いか…。

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【写真上】ほろ苦い代表初先発となった松田力也。
他のポジションに較べミスが目立つFBと云う事もありますが、正直及第点以下。
何度かあったハイボール処理を始め、最後には試合を決定付けるノットリリース。
矢張りパシフィックアイランダーやノルアムのティア2とは格の違うスコットランド、幾ら期待のホープと云えども経験不足の学生には荷が重いゲームでした。

但し最後の最後まで松田を引っ張ったベンチワークにも疑問は残ります。
後半スコアの競ってる勝負の時間帯、笹倉をFBに下げてミフィポセチをWTBに投入するなど打つ手は幾らでもあった筈。
リザーブBKの駒不足なのか彼への期待値からなのかは兎も角、ゲーム自体にも松田個人にも傷口を広げる結果となってしまいました。

まぁマダマダ若い選手ですから捲土重来のチャンスは幾らでもある筈ですが、心配なのは今後のセレクション。
時期早々の若い選手をジャパンに選出するも実力不足を露呈、以後相応のキャリアを重ねても全く呼ばなくなる、てな「?マーク」の選考が過去に何度もありましたから。
つい最近を振り返ってみても、ショータローだってオノコーセーだってゴローだって、結構な期間干されてましたしね。

と、こんな感じの観戦でした。
おしまい。

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