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2016.08.14

●「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍」縦走トレラン.①

えー、8月9~10日は一泊二日の奥多摩/奥秩父トレラン行脚。
初日は鴨沢BSから雲取山~北天ノタルを経由して前泊地の三条の湯へ。
二日目に奥秩父主脈縦走路を伝い和名倉山に向かいました。

数年前に何かの雑誌で読んで以来、ずーっと気になっていた「和名倉山」。
しかしこの「奥秩父の秘峰」、移動手段が交通機関ユーズの私めにはどー考えても日帰り圏外の位置に座しています。

で、思い付いたのが山中泊。
三条の湯で一泊すれば、翌日に奥秩父主脈縦走路から和名倉山をピストン。
ミカサ尾根を経て丹波山村に下りれば、余裕持ちのディスタンス行程が組めます。
(しかし想定外のイレギュラー、終盤「トンデモ」な自体に陥ってしまうんですけどね…)

そんな訳での「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍トレラン」山走記その1。
「三条の湯~飛龍山~将監峠」篇になりまする。

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【写真上】4:55、日の出時刻ジャストに三条の湯を出立。
この日の山行プランは約11時間/41㎞の設定。
タイムテーブルに余裕持たせ、アーリータイムのスタートです。

早朝の三条沢は8月とは思えない、ひんやり冷涼な大気。
谷間の清流沿いと云う事もあり、NSシャツでは肌寒さを感じる程でした。

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【写真上】中ノ尾根を伝い北天ノタルへ向かいます。
三条の湯から最初の0.7㎞は急坂の上り。
等高線をダイレクト&ジグザグに取る形の直登パートです。

肌寒さを感じたのも束の間、登坂で身体も直ぐに温まって参りました。
前日のトレラン疲れも殆んど残っておらず、体調コンディションは上々。

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【写真上】序盤の急坂を片付けると、落ち着いた勾配に。
中ノ尾根の南西面を巻いた山路取り。
一定斜度の歩き良い緩~中斜面トレイルが続きます。

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【写真上】崩壊気味の山路が所々に有り〼。
特に危険箇所と云う程では有りませんが、路肩が殆ど流れちゃってます。
地盤もチト緩めなので足場には多少注意、てな程度。

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【写真上】5:40、カンバ谷の源頭部水場。
この上部にももう一つ水場がありますが、水量が少なく汲み出し不便。
此処で増槽ボトルに水補充を済ませます。

これより先は孫左衛門尾根尾根に回り込む山路構成。
緩やかな上りパートがずーっと続きます。

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【写真上】朝陽に照らされる飛龍山。
スタートから約1時間、穏やかな水色空が広がって参りました。
今日も絶好の山行日和の気配。

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【写真上】6:10、北天ノタルを通過。(Time/1:14:17 DST/4.55㎞)
分岐を右に取り、これより奥秩父主脈縦走路に侵入。
先ずは飛龍山に向かいます。

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【写真上】北天ノタルにて一写。
朝陽射す東空に、雲取山を望む。

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【写真上.下】飛龍山直下の登山路は露岩帯と桟道の繰り返し。
前日の19時頃から、結構まとまった雨が降った雲取.飛龍山周辺。
その所為で濡れた山路となっており、苔や露岩に足場を取るとスリッピーなコンディションとなっていました。

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【写真上】北天のタルから約0.8㎞、飛龍山へのショートカットコース。
文字の消えた表示板と林班界標が目印。
山地図では破線路扱いとなっていますが、意外と簡単な登頂ルートです。

因みに飛龍山へのアクセスは後述の飛龍権現からスイッチバックして向かうのが一般的ですが、こっちから入った方が「圧倒的に楽」。
所用時間も軽く20分は短縮出来ます。

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【写真上】破線コース、取っ掛かり。
一面クマザサブッシュですが、踏み跡はしっかりしています。
登坂距離も至極短く、途中からは頭上にに稜線も覗けるので、尾根に向かって進んでいけば路迷いの心配は殆ど無いかと。
イメージとしては直登しつつ、途中からやや左手側に蛇行していく感じ。

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【写真上】立ち枯れや倒木が目立つ、荒れ気味の針葉樹林帯。
稜線に出ると、もう路迷いの心配は無し。
尾根筋に沿って左手を進むと直ぐに三角点通過、龍の頂に至ル。

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【写真上】6:25、飛龍山通過。(Time/1:31:56 DST/5.60㎞)
ショートカットの取り付きから、あっけない程簡単に到着。
針葉樹の原生林に囲まれ展望無し、鬱蒼とした地味山頂です。

因みにこの日のメインテーマは「和名倉山」踏破ですが、サブテーマは「飛龍/竜喰/前飛龍」のトリプルドラゴン撃破。
先ず一匹捕獲ってな感じで。

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【写真上】飛龍山より南に続く下山路。
倒木や朽木株の目立つ、荒涼としたピーク付近から…、

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【写真上】針葉樹林を過ぎると、シャクナゲの群生帯に。
灌木.低木に行く手を遮られ、枝葉を掻き分けて進みます。
視界が覚束かない箇所が多いので、足元の根道や露石には要注意。
一部不明瞭な山路もありますが、赤テープに沿って進めば問題無いでしょう。

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【写真上】6:35、飛龍権現分岐を通過。(Time/1:43:58 DST/6.29㎞)
0.7㎞程の荒山路を下り、奥秩父主脈縦走路に合流。
此処から先は将監峠方面へ西進、初踏破コースに入ります。

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【写真上】禿岩。
飛龍権現から西に約20m進んだ崖上にある、有名な展望ポイント。
しかし南西の山々には全体に靄掛かり、パッとしない見晴らし。
やっぱり夏の夜雨後はこんな感じの見晴らしになっちゃいますよね…。

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【写真上】飛龍権現からは一旦高度を落とす下り山路。
一旦真北に進路をスイッチバック、飛龍山の南腹をトラバースして行きます。

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【写真上】6:50、大タル手前の水場通過。
岩下の浅溜まりからチロチロと流れる湧水、落差とスペースが無いので汲み出しのし難い水場です。
此処で水補給を考えてる方、コップ持参は必須にて。

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【写真上】水場を過ぎると、露岩帯の下りから上り返し。
P1847mの小ピークを通過すると、直ぐに大ダルです。

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【写真上】大ダル通過。
飛龍山~将監峠間の奥秩父主脈縦走路で、唯一南面の眺望が開けた小平地。
此処から将監峠へは、路面コンディションの落ち着いたトレイルが続きます。

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【写真上】大ダルより、南西面の眺望。

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【写真上.下】奥秩父主脈縦走路、二写。
多少のアップダウンはあるものの、尾根の南西腹を巻いた平坦基調の水源林道。
路面状況も露岩が姿を消し、足場の良いダート主体のトラックとなります。

と、大ダルから将監峠の約4㎞はずっとこんな感じのトレイル。
山路構成がやや単調ななきらいはありますが走れるパートが多く、トレラン向けのコースと云えるでしょう。

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【写真上】無名の源頭沢に架かる桟道を幾つか通過。

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【写真上.下】将監峠に近づくにつれ、涸れ沢ガレ場や露岩帯が出現。

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【写真上】小うるさいササ路に差し掛かかると、将監峠は目と鼻の先。
将監小屋の分岐をやり過ごし、西へ直進します。

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【写真上.下】7:40、将監峠通過。(Time/2:47:37 DST/11.58㎞)
山ノ神土/竜喰山間の鞍部分岐、開放的で広々とした高原帯の峠です。
此処から先は和名倉山へピストン山行なので、レースベストから不必要な荷物を取り出し道脇にデポ。
最小限のライト&ファスト装備で和名倉山を目指します。

と、こんな感じの「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍」縦走トレラン.その①。
この後は山ノ神土を経て仙波尾根~和名倉山へと向かいました。
続く。

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