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2016.09.14

●「奥多摩~石尾根~雲取山」尾根通しピストントレラン.③

えー、先日の「奥多摩~石尾根~雲取山ピストン」トレランリポ、続々篇に成増。

往路は石尾根上の全15ピークを踏破する「尾根通し」コース。
奥多摩駅をスタートし、三ノ木戸山/狩倉山/六ツ石山/将門馬場/カラ沢ノ頭/城山/水根山/鷹ノ巣山と、前半部のピークハント走を終えました。

と云う訳での山走記その③、「巳ノ戸ノ大クビレ~千本ツツジ」篇になりまする。

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【写真上】11:15、巳ノ戸ノ大クビレから日蔭名栗山へ向かうトレイル。
カラマツ等の針葉樹、ダケカンバやミズナラの広葉樹が混在する防火帯林間。
真っ直ぐ伸びる尾根路を、緩やか~上っていきます。

因みにこの「巳ノ戸ノ大クビレ~日蔭名栗山~高丸山」は今回初走破となるコース。
トレランでヘビロテ使用の石尾根ですが、意外と「灯台下暗し」ですね。

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【写真上】少し進むと中勾配の短い登坂。
日蔭名栗山への行程中、明確な上りはこのパートだけ。

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【写真上】上り切ると草原帯の広々とした尾根路に。
奥多摩っぽくない開放的な稜線トレイル、これで林床がササ原だったら箱根や丹沢っぽい雰囲気です。
もし青空が広がっていりゃ、更に爽快な風景だったでしょうに…。

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【写真上】尾根の南面は、ワイドなパノラマが広がっています。
鷹ノ巣山の東側直下に負けず劣らず、見事な見晴らし。
重い湿度の季節なので、富士山や大菩薩、南アルプスの遠望は望めませんでした。
今度は空気の冴えた晩秋頃に訪れてみたいですね。

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【写真上】ちょいズームで、三頭山。
鷹ノ巣山からは山影に隠れている奥多摩湖も、此方からだと望めます。

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【写真上】もうちょいズームで、奥多摩湖。
湖畔の南には「山ふる」こと奥多摩湖畔公園、右下の赤いトラス橋は深山橋。

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【写真上】尾根路にはカラマツ幼木の植樹群。
防火帯と山腹南面の伐採跡には、植生回復が試みられています。

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【写真上】とか云ってるうちに、左手に日蔭名栗山の山名標。
気持ち良い草原帯を軽走していると、あっけない程にあっさり到着。
もっと尾根筋っぽいアップダウンを想像していたので、意外と拍子抜け。

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【写真上】11:30、日蔭名栗山通過。(Time/3:30:10 DST/15.59㎞)
この日の石尾根ピークハント、九頂め。
平穏でなだらかな、東西に長い小丘状のピークです。

尚、「巳ノ戸ノ大クビレ~日蔭名栗山」間の山行データは以下の通り。
距離/1.02㎞ 高度上昇/166m 高度下降/6m 移動時間/15:34

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【写真上】日蔭名栗山より、手前に七ツ石山、奥に雲取山。
これより向かう二頂、あっちはガスが濃いみたいです…。

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【写真上】日蔭名栗山からは一旦下り。
つっても中~緩斜面程度の穏やかな勾配。
巳ノ戸ノ大クビレから上った分を半分程下り返すイメージ。

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【写真上】日蔭名栗山/高丸山の鞍部に差し掛かります。
此処からの上り返しが、久し振りのまとまった急坂パート。

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【写真上】高丸山直下の直登急坂。
結構な急勾配ですが400m程度の短い登坂。
石尾根縦走路序盤に通過した、狩倉山直下の上りの方がよっぽどキツいです。

因みに正面上部に設置されている丸太組は土砂崩れ防止用の木柵工。
只でさえ地表が野晒しの防火帯山路、しかも急斜面となれば降雨時の土壌流出が激しいですから。

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【写真上】登坂を終え、見返る急坂。
確かに急坂でしたが、思ってたよりは与しやすい直下パートでした。
まぁ山行の前半戦で、ヨユー持ちの体力ってのもありますけどね。

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【写真上】11:45、上り切った所が高丸山。
三角錐の山容っぽい、こんもりとした頂。
山名標は進行方向左手(奥多摩湖側)のミズナラに立て掛けられています。

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【写真上】11:45、高丸山通過。(Time/3:44:17 DST/16.68㎞)
この日の石尾根ピークハント、十頂め。
山行開始から3時間、このペースなら予定通り13時頃に雲取山に着きそうです。

尚、「日蔭名栗山~高丸山」間の山行データは以下の通り。
距離/1.10㎞ 高度下降/90m 高度上昇/88m 移動時間/13:27

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【写真上】高丸山を後にし、千本ツツジへ向かいます。
短いながらも急勾配の下りパート。
高丸山は鷹ノ巣山側/七ツ石山側のどっちからアクセスしても同じ様なアップダウン構成となっています。

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【写真上】急坂を下り切ると、鞍部に向けては再び穏やかな尾根路。

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【写真上】南面に山景パノラマを愛でつつのラン。
鹿倉山の尾根筋、牛ノ寝通りと重なる稜線の最奥には楢ノ木尾根。
右端の雁ヶ腹摺山の頂は、残念ながら雲に覆われていました。

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【写真上】下り切ると高丸山/千本ツツジの鞍部。
高丸山から約10分で通過、左から巻き道の縦走路を合わせます。

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【写真上】巻き道はスルーして直進。
羊歯の群生する尾根路を千本ツツジへ向かいます。

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【写真上】鞍部からは穏やかな勾配の上り返し。
防火帯の林床には、立ち枯れの目立つワラビ。

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【写真上】上るに従い一面真っ茶色、殆んどが枯れてます。
やっぱり大気汚染や土壌の酸性化が原因なんでしょうかね…。

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【写真上】足元こそ殺風景も、広々と伸びやかなトレイル。
一定勾配のユル~い防火帯尾根。
「巳ノ戸ノ大クビレ~日蔭名栗山」の上りパートと同様、心肺や下肢の負荷疲労は殆ど感じません。

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【写真上.下】左手に奥多摩三山を眺めつつの山行。
どんよりと層雲の覆う空模様、三頭山/御前山/大岳山より遠くの山々を望む事は叶いませんでした。

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【写真上】12:00、千本ツツジ(蝟谷ノ峰)通過。(Time/3:58:35 DST/17.80㎞)
この日の石尾根ピークハント、十一頂め。
穏やかに丸みを帯びた丘陵地のピーク、と云った面持ちの頂。
山名標は無く、山路の真ん中にに杭たれている境界標石が目印です。

尚、「高丸山~千本ツツジ」間の山行データは以下の通り。
距離/1.12㎞ 高度下降/83m 高度上昇/65m 移動時間/13:25

因みに「日蔭名栗山~高丸山~千本ツツジ」の山路構成ですが、基本的には同じパターンの繰り返し。
大凡標高1630m~1730mを推移、ピークから下って上り返し次のピークへ。
急斜面と云える箇所は高丸山直下の登下降のみ、それ以外のパートは概ね穏やかな緩~中勾配、其々の距離も約1㎞と殆ど同じ等間隔になっています。

何より山腹を伝う薄暗い巻き道とは異なり、南面の展望が開けたシチュエーション抜群の防火帯山路。
気持ちも軽やかになる明朗な稜線トレイルが楽しめます。

と、こんな感じの「石尾根ピストン.尾根通しトレラン」山走記、その③。
千本ツツジからは往路行程もラストパート、七ツ石山を経て雲取山に向かいました。
つづく。

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