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2017.02.16

●2016/17.三十五滑目「八方尾根」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、58日目。

一昨日は今シーズン初となる八方遠征。
冬籠りゲレンデの五竜からは至って近い場所なのに、「休みの日が強風だったり」「休みの日が大雪だったり」「休みの日にスキーコーチが入ってたり」と、聖地巡礼が延び延びとなってしまいました。

そんな訳での「バレンタインデー(お一人さま)in八方」、滑走記になりまする。

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【写真上】7:20、ゴンドラ前到着。
この時間にゴンドラ待ちの先客が居るのはフツーの「八方な風景」。
競技色の強いゲストが多いのも、まぁ何時もの事。

でも、

何時もより、

明らかに、

本気度の、

雰囲気が違います…。

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【写真上】理由はコレでした。
「嗚呼、すっかり忘れてた…」
2/14~2/17は「ながの銀嶺国体」のアルペンとジャンプ競技が八方で開催。
競技自体は明日(2/15)からなのですが、今日はトレーニングランと開会式が行われるのでした。
そしてこの日から…。
「リーゼンスラローム、ほぼ全面規制入ってます」

ガーン…  il||li _| ̄|○ il||li
うーん、朝イチリーゼンを滑れない八方って、文字通り「欠」画竜点睛。
これじゃメインディシュ抜きのコース食べに来た様なもんです…。

けどこのコース規制、6時間後には結果的に「災い転じて福となす」のでした。

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【写真上】因みに7時半時点で、一般のゲストは私めだけ。
うーん、アンマリ嬉しく無い一番乗り。
だって国体参加者は続々とゴンドラに乗り込んで行くんですもの…。

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【写真上】8:00、何はともあれアクティビティスタート。
気をとりなおして「逝ってきまーす♪」。

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【写真上】ゴンドラより望む、愛しのセントラル。
搬器の窓越し撮影なので、写真じゃ良く伝わりませんが…、
「うぉっ、ムチャクチャ美味そうなピステン入ってるっ!!!!!」

こりゃもう今日の1stチョイスは確定。
リーゼン閉鎖のボルテージダウンは消し飛び、一気にテンション上がってきました。

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【写真上】8:10、兎平到着。
「うぉぁっ、こっちもムチャクチャ美味しそうっ♥」。

小谷側は見るからにソフトなトッピングパウダーがコブ上に堆積。
大町側は流れる様なビューティフルラインのピステに目を奪われます。

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【写真上】特に整地兎のピステンは垂涎モノ。
このままアルペンクワッドに乗り込みたい気持ちを「グッ」と堪え、パノラマ~セントラルのモーニングピステにスキーを進めました。

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【写真上】うっひょー♪
程良い中斜面にはキュキュッと雪鳴きのするコーデュロイストライプ。
写真取るのに無理繰り止まったので、みっともないシュプールになりましたが…、

パノラマ「サイコー♪(歓喜の黄色い声)」

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【写真上】パノラマからオフピステゾーンを経由して、セントラルへ。
スラ板でも苦にならないレベルの浅コブ、しかも程良い吹き溜まりクッション付き。

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【写真上】うっひゃひゃ~♪
白馬のアーデルボーデン、セントラルの急斜面。
グリップばっちり、ブヴォォンとピステンを切り裂く足裏感覚も官能的。
一段折れてからの落下感伴う加速は、もう「エクスタシィィーッ!!」!。

セントラル「サイコー(笑い止まんない桃色声)」

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【写真上】白樺下りてゴンドラへ。
白樺ゲレンデも中央のコースがポールで規制、こっちは少年の部のトレーニングバーンでしょうか。
兎に角この日の八方、早い時間帯はゲストの7割くらいがワンピ姿にGSの板。
一般ゲストの目には、一種異様な風景に映ったでしょうね。

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【写真上】至福のオープニングセントラルを2本回したあとは、

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【写真上】8:40、アルペンクワッドで兎食いに。

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【写真上】アルペンクワッドより、雁行に並ぶ白馬三山。
この日の白馬三山は早い時間に山容がほんの少し覗けた程度。
10時を過ぎると靄雲に隠れてしまい、荘厳な山姿を望む事は叶いませんでした。

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【写真上】ひゃっほー♪
軽いヘアピンと適度な斜度変化、ミドル~ショートで一気下り。
下地はカチッと硬めの雪質、板走りの良い高速バーンコンデション。
「兎も絶好調~っ」。
2本目はこののままパノラマ~セントラル~白樺のロングコースへ。
約3.4㎞のダウンヒルは滑り応え満点です。

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【写真上】アルペンクワッド降り場より、北東の眺望。
雨飾~頸城三山~高妻~戸隠~飯縄と広がる壮大なパノラマ。
北信五岳を中心とした山々の見晴らしも標高2000mを境に笠雲が掛り、その頂群を望む事は出来ませんでした。

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【写真上】頸城山塊、焼と火打。
岩岳サウスもコンディション良さそうですね。

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【写真上】同、乙妻.高妻と戸隠。
今年は戸隠西岳のバリルートから高妻まで縦走したいなぁ~。

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【写真上】9:45、セントラル3本回して今度はたてっこへ。
標高が下がっても雪質はドライさを維持。
しかもこのコースは滑走者が少ないの荒れも殆んど見られません。

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【写真上】しかし、たてっこもポールバーンでセパレート。
だったらセントラル回してた方がイイや。
てな訳で、たてっこを滑ったのはこの一回切りでした。

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【写真上】兎に角この日の午前中は…、

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【写真上】ひたすらセントラルに齧り付き。
スタートから11時までの3時間、ゴンドラ回しでセントラル7本。
その他は兎を4本、たてっこ1本滑っただけです。

リーゼンがクローズと云う事もありますが、それ程セントラルのコンデションが秀逸。
ストライプ模様が消えてもに絶対的なエッジグリップの信頼感とノイズの無い雪面コンタクト、ミドルまでならフルカービングの高速ターンが楽しめました。

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【写真上】10:55、も一度整地兎を2本回してリーゼングラードに向かいます。
この時間帯になると下地の硬い氷雪が削られ、細ザラメっぽい吹き溜まりが目立ち始めまます。
それでもアイシーな感じは然程せず、グリップもしっかり生きていました。

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【写真上】11:05、グラードクワッドより唐松尾根を望む。
アルピニストorBCの姿もチラホラ、皆さん気を付けて行って来て下さいね~。

この時間帯から青空と太陽は姿を消し、予報通りの曇天模様に。
兎平より上部では雪の降り足も少しづつ強くなって参りました。

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【写真上】11:10、リーゼングラードからは黒菱三角に流れ込み、

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【写真上】スカイラインへ向かいます。
パノラマ/セントラルに較べるとやや硬めの下地もバンピーさは無し。
グリップの利きも良い高速バーンでしたが…、

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【写真上】唯一の誤算が、

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【写真上】結構混んでる…。
リーゼンが閉鎖されている影響に加え、ウラクロとラウターの存在がその原因。
表八方側(ゴンドラサイド)に較べ、ボーダー&ファットスキーヤーの姿が明らかに多く見られました。

高速ミドル~ロングでかっ飛ばせないスカイラインは魅力半減、しかも鈍行運転のスカイラインペア回しは時間対効果が悪杉ます。
そんな訳でスカイラインは2本で切り上げ、再びセントラル巡礼。
12時を過ぎてから一旦ランチタイムと致しました。

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【写真上】12:40、アクテティビティ再開。
正午を過ぎると空模様は急激に下降線。
兎平では、曇天に覆われた空から本降り気配の雪が舞ってきました。

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【写真上】13:00、試しに「殆んどクローズ状態」のリーゼンへ。
取敢えず一段目はフツーに滑れます。

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【写真上】二段目からはネットでコース規制、小谷側の迂回路へ入ります。

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【写真上】うすばの手前でリーゼンに合流。
係員の指示に従ってリーゼンを横断。

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【写真上】嗚呼、何て美味しそうなハードパックのフラットバーン…。
この後リーゼンクワッドに乗車してると、コース上部ではネットの回収が始まっていました。
「若しかすると滑走規制が解除されるかも♪」。

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【写真上】13:15、予想的中♥。
国体のトレーニングランが終わり、リーゼンスラロームが開放されました。
リーゼンクワッドから滑り込んだ際に、丁度GOサイン。
殆んどのゲストは「兎~パノラマ~セントラル」か「黒菱~スカイライン」のラインで滑っておられたので、暫くの間はリーゼンに流れ込む滑走者も僅かでした。

「至福の午後イチリーゼン、始まりです♪」

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【写真上】 この日のリーゼンは、国体使用の「超ハードパック」。
「ガリガリ」とか「アイシー」とか云う感じでは無く、文字通り「セメントバーン」。
如何にもGSコース的、人工降雪機独特のコースコンディションとなっていました。

ガチのアルペン使用バーンを滑るのは久し振り。
国体開催ウィークにやって来て「チョーラッキー♪」です。

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【写真上】特にうすばは「ツルツル」の極み。
リーゼン中盤、二段の中.緩斜パートは薄皮一枚でグリップが利くのですが、うすばの急斜パートは雪のコンクリ状態。
トップを常にフォールラインに向け「縦にズラしつつ走らせ」る意識。
中途半端な横ズレや減速やは却ってバランスを崩し板のコントロールを失います。

てな感じて午後はGSバーンと化したセメントリーゼンに籠りっ切り。
約2時間の間「∞ループ」、12~13本程回してました。

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【写真上】15:15、15時を過ぎるとやおら濃ガス発生。
グラード~兎平を覆っていたガスが次第にゲレンデミドルに降下。
リーゼンとパノラマの上部も、ヘヴィガスで視界不如意状態となりました。

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【写真上】15:25、そうなると主戦バーンは再びセントラルに。
この時間帯になってもセントラルはフラットなバーン状況を維持。
「今日はどんだけコンデション良いんだっ!!!」。
しかもセメントリーゼンを回してた後だけに、グリップの利きが殊更しっかり感じられました。

しかし残念ながら体力の方がボチボチとEMPTY。
前日の五竜も「Von morgens bis abends」のハードアクテティビティで、腰と広背筋が限界域に達してしまいます。
そんな訳で1時間残しの15:40にゲレンデ撤収。
モーニングのセントラル/アフタヌーンのリーゼンを堪能、充実の一日でした。

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