●2016/17.四十一滑目「五竜ナイター」
えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、70日目。
及び左五番肋骨、骨折後7日目…です。
此処一週間、ピーカン続きの白馬地方。
二月最終日の今日も終日「お天気絶好調」です。
雲一つ無いスカイブルーの空からは、SUN-SUNと陽射しが降り注いでおりました。
…(耐)。
…(忍)。
…(堪)。
…「プチッ(堪忍袋の緒が切れた音)」。
ええぃ、もう我慢の限界だわっ!!!
肋骨骨折以降、嫌がらせの様に続くピーカンのスキー日和。
我慢に我慢を重ねてきましたが、もう限界です。
そんな訳で骨折明け一週間目にしてリハビリを兼ねての再起滑。
オシゴトを終えた後、ナイターゲレンデに繰り出す私めなのでした。
6日振りに板を履いた瞬間、何だか感無量…。
言葉では言い表せないシアワセな想いが込み上げて参りました。
しかし問題はココから。
全治一ヶ月の診断にも関わらず、怪我明け一週間でのゲレンデ復帰。
果たして肋骨へのダメージや痛みは如何程?。
そして身体は云う事を聞いてくれるのでしょうか。
取敢えずは中速、中~小回りでリハビリ滑開始。
再起滑の一本目、フィーリングは以下の通りでした。
・板にしっかり乗れない…、緩斜面にも関わらず身体が痛みを怖がってる。
・これも本能的な恐さからか、身体からスキーを離せない。
・同、両手の位置が明らかに後ろ側になっている。
・同、板を送り出した後、ポジションを戻す動作が明らかに遅い。
・従いターン前半にトップから捉えられない。
・コルセットを巻いてるので外傾ポジションを取る際に露骨な違和感。
総じて「えっ、こんなに下手になってるの…」。
一本毎に問題点に修正を加えていきますが、ベストには程遠い滑り。
現状の立ち位置を確認出来た事だけが収穫です。
因みに骨折箇所の痛みですが、滑走中は集中している事もあり感じません。
しかし滑り終えると「しくしく」と鈍く軽い疼きが発生。
7割程度の流し滑でも30~40㎞は出てるでしょうから、雪面からの振動付加が蓄積しているみたいです。
そんな訳で40分/8本回して早めに撤収。
今後のアクテティビティは明日のダメージ残り具合をみて検討する事に致します。