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2017.03.04

●2016/17.四十二滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、74日目。
及び左五番肋骨、骨折後11日目…です。

「耐エ難キヲ耐エ、忍ビ難キヲ忍ンダ10日間」

2月22日に肋骨破砕、全治一ヶ月の怪我を負ってしまった私め。
しかし悠長に完治を待っていては、シーズンが終わってしまいます。
そんな訳で4日前にとおみゲレンデのナイター緩斜面でリハビリ滑。
骨折後10日目となる昨日、3月3日を「復帰初走DAY」に定めました。

但し症状悪化は避けたいのでスタートから「二時間縛り」の滑走予定。
例に由って朝イチグランプリに向かいました。

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【写真上】7:20、例に由ってテレキャビン一番乗り。
マトモにスキーをするのが11日振り、ゴンドラに乗るのは14日振り。
扨果、身体と滑りの調子は如何なるものか…。
「期待3割」「不安7割」を胸に秘めてのゲレンデインで御座います。

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【写真上】しかしテレキャビンは大雪で運行遅延。
何時もなら「いいもりコス4」を回しつつゴンドラの営業開始を待つのですが、どーせ2時間しか滑れない身。
グランプリの新雪に照準を定め、のんびり待機する事に致しました。

尚、テレキャビンは定刻の30分遅れ、8:45に運行開始となりました。

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【写真上】8:55、「営業連絡、トップ16番」。
怪我でも何でも口開け乗車、アル3に乗るのも2週間振りです。
スタートのグランプリは御覧の様に濃ガス。
ホワイトアウト一歩手の視界不良で、最低限の可視範囲が利く程度でした。

が、

そんな悪コンディションを、

吹き飛ばすが如く、

バーン一面に待っていたのは、

至福の面ツルっ♥。

歓喜の激パウっ♥。

この日のグランプリは前夜からの降雪で圧雪部でも10~15㎝、非圧雪部では20~30㎝オーバーの新雪堆積。
しかもコレが、3月の雪とは思えないアスピリンスノーです♪。
雪の波間を泳いでいる様な浮遊感に、水面を切る帆先の様なスキーの抜け。
こんな良質パウ、ハイシーズンでも中々出会せません。

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【写真上】ディィィィ~プ&ドラ~イ!!!!!。
「Wowww♪」
「ヒャッホォゥ♪」
「Whoope♪」
「ウッヒャー♪」
「哇哦 太棒了♪」
「チョーヤベェェッ♪」
「○×
🌝∞◇👣▲≠💘!!!!」

見通しは全~然利かないのですが、ゲレンデの至る所処から「狂喜乱舞」の声が聞こえて参ります。
国籍/老若男女/スキースノボ不問、パウキチ達の歓喜に垣根はありません。

「五竜 春のパウ祭り、開幕っ!!!」。

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【写真上】9:20、ゲレンデトップ部だけですが視界が開けて来ました♪。
アルプス平一面が「フカフカ」「サラサラ」の新雪バーゲンセール。

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【写真上】9:35、グランプリオープン40分後。
「おおっ、天気も好天♪」。
空の厚雲がダイナミックに動き、その切れ間より陽光が射して参りました。

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【写真上】パノラマコースも膝下ディープパウ♪。

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【写真上】テクニカルコースも絶賛販売中♪。

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【写真上】次々に刻まれるスプレーライン。
グランプリの圧雪部は脹脛高のパウダーバーン。
ソールメインでルーズに走らせれば心地良い浮遊感、しっかり踏みこめば下地の圧も感じられ、スラ板としては「BEST」な新雪コンディションです。

ファットスキーやボーダーさんはツリーエリアやリフト鉄塔下、サイドカントリーをターゲットに攻めておられたので、グランプリのド真ん中は意外に盲点。
3~4本回しても、ノートラックのワイドなラインが残っていました。

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【写真上】グランプリは空模様ツーブロック。
コースのミドル部を境に、「晴れ」と「曇り」の境目ガスが籠っています。

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【写真上】グランプリのトップは蒼天の空。
無数に舞い降りる粉雪は、まるで夜空に輝く星の様。

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【写真上】グランプリのボトムは薄ガスに覆われた曇り空。
これも冬の雪山っぽく、幻想的な感じで宜しく。

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【写真上】10:00、そしてアルプス平一面がクリアな視界に。
ノートラックこそ残って無いものの、良雪が故にモサ感は皆無。
食べ残しのラインに板を走らせば官能的な浮遊感、雪溜まりに突っ込んでも爽快なトップの抜け。
1stランから1時間経っても、笑いの止まらない極楽コンディションが続きました。

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【写真上】10:25、スタートから1時間半後のグランプリ。

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【写真上】「パウ祭り」終了、完売御礼です。
まぁ見事な食い散らかしっ振りです事…。

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【写真上】それでもスノーコンディションはまだまだ上々。
写真の様な荒れ具合も、良質パウダーの余韻が残る柔らかな雪面タッチ。
「踏めばしっかりと捉えられ」「いなせば軽快に抜ける」ソフト&ライトな足裏感覚、吹き溜まりのモサ感や起伏のノイズは殆ど感じませんでした。

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【写真上】10時半を過ぎると、グランプリは強風モード。
風速15m前後の北東風が強く吹き下ろし始め、アル3は減速/一時停止を繰り返しつつの運行。
しかしこの強風、バーンコンディション的は「恵みの風」となるのでして。

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【写真上】パウ祭り、アンコール♪。
バーンの滑走荒れは地吹雪に均され、半リセット状態。
風上のアル3側はウインドパックされ、パリパリと心地良いクラスト感。
風下のアル2側は風で流された雪が吹き溜まり、軽いタッチのプチ新雪感。
グランプリの両サイドは「一粒で二度美味しい」コンディションとなり、このままずーっと回したくなる程でした。

しかしこの時点で滑走制限の2時間経過。
午後からは白馬診療所へ再診アポも入ってるので、後ろ髪引かれつつも下山の途に就きました。

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【写真上】11:05、リハビリ滑終了。
骨折箇所の痛み悪化など、滑走後のリバウンドは無し。
取敢えずは順調な再起走となりました。

そして何より、9日振りのスキーは言葉では表せない幸福感。
一時は「今シーズン終戦」も覚悟しただけにその喜びは一入、「深く」「しみじみ」と幸せを噛み締めた2時間のスキータイムでした。

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