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2017.03.31

●2016/17.六十六滑目「とおみナイター.ファイナル」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、101日目にて「マジック4」。
及び左五番肋骨、骨折後37日目…です。

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今日の白馬は朝からどんよりとした曇り空。
火曜日から続いていたた春晴れの青天も、三日間でストップとなりました。
ま、今日はオシゴト「通し番」の私め。
晴れてても曇ってても、アンマリ関係ないんですけどね。
そー云や、日中スキーを履かなかったのは「10日振り」でした。

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早いもので三月も今日でお終い。
そして今夜は「白馬五竜.とおみゲレンデ」のナイター営業最終日です。
「ザクザク」「グサグサ」の重層ザラメの砂浜雪ですが、カクテルライトに照らされた夜のゲレンデを滑るのもこれが最後。
そんな訳で夕食を終えた後、急ぎとおみゲレンデへ向かうのでした。

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【写真上】17:40、ナイター営業開始前のとおみゲレンデ。
ナイターが始まった頃(12月下旬)は真っ暗だったこの時間帯、今では未だ照明無しで滑れる位です。
明日からはもう四月、そりゃ日も長くなるものでして。

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【写真上.中.下】ピステンブーリー、PB400三写。
ナイター営業前のピステン仕事が見たくて、ちょっと早めのゲレンデイン。
圧雪作業は普通深夜か早朝に行われるものですから、圧雪オペレーション風景ってのは意外と目に出来ないものなのです。

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【写真上】18:00、ナイター開始。
日中の強い陽射しと高温で、すっかりザラメ軟雪と化したとおみゲレンデ。
バーンコンディションはスタート時からしてザブザブのコーンスノーです。
しかもゲレンデ自体が「チョ~緩斜面」なものですから、スキーが全く走りません。
ま、この時期のゲレンデボトムで雪質は期待していませんけどね。

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【写真上】私めの戦闘服、デサント/アルペンスイスチームレプリカ。
此処一週間はすっかり春の陽気、日中のアクテティビティはミドラー滑の私め。
五竜でコレ着て滑るのは、今夜が最後かな…。

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【写真上】チラホラ舞う六花。
夕刻から降り始めた小雪は…、

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【写真上】何時の間にかワッサワサと本降りに。
三月晦日で未だ雪の降る白馬。
今シーズンは積雪量充分、ヨユーでGW迄スキーが楽しめそうです。

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【写真上】2016/17シーズン、とおみナイター〆の一本。
中盤までクラウチング組んで、2~3ターンしてあとは直滑降で下りるだけ。
滑ってて楽しいとは云い難いコンディションでしてたが、これが最後のナイトスキーだと思うと感慨一入なもの。
ボチボチと人出が増え始めた頃が良い潮時、1時間弱で切り上げました。

所処で「白馬五竜.冬籠りスタッフ」の方々は、その殆どが本日で「オシゴト終了」。
明日か明後日のうちには、皆さん下山の途に就かれます。
そんな訳で今夜のナイターが「滑り納め」になる方も多く、引き上げる帰路で多くのスキーヤー/ポーターさんとすれ違いました。

そんな訳で「冬」と「スキー/スノボライフ」と「一冬の知己」と、そして「白馬」と。
色々な別れが一杯に詰った、シーズン最後のナイターゲレンデなのでした。

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●惜別滑 (with IIMORI)

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、101日目にて「マジック4」。
及び左五番肋骨、骨折後37日目…です。

昨日3月30日の滑走記スピンオフ、「いいもりゲレンデ」篇。
五竜いいもりゲレンデはこの翌日、3月31日を以て今シーズンの営業を終了。
私め31日はオシゴト通し番で滑りに来れず、一日早めの「最終日」です。

そんな訳で今季メインで滑っていた「ポールバーン(サニーウェイ)」「コス4下.2コース(コスモリバー)」の主戦3コースを一本づつ回しての「お別れ滑」。
今シーズン最後の「いいもり道場」になりまする。

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【写真上】10:45、いいもり.ソフトクリームコース。
アルプス平からゲレンデ山麓部に下りてくると、一面ザブザブの砂浜雪。
但しとおみ側に較べいいもり側はゲストが極端に少なく、雪は緩んでいるもののコース荒れそのものは最小限でした。
それでも「ソフトクリームコース」と云うよりは「シャーベットコース」でしたけどね。

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【写真上】コス4回しもこの日が最後。
リフト乗り場直下の湿地帯こそ地面が露出していますが、積雪量は全コース豊富。
ハリネズミが立てられているのは2箇所程度です。
何せ去年の今頃は、いいもり全域が
「チャンメロ」だらけでしたから…。

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【写真上】いいもりトップより、頸城の山々を望む。
サニーウェイ小谷側は雪崩の恐れがあるので2週間前から閉鎖。
大町側は入りからして「ボッコボコ」でした。

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【写真上】今日は飛行機雲が綺麗に映える空だ事。
蒼天の空に糸引くコントレイル、因みに「蒼天」は春の季語なのでして。

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【写真上】コスモリバーのトラバース路。
中くらいの起伏にザラメがてんこ盛り、凸部は浅いが凹部が深いバンクコブ。
ま、此処は基本非圧雪なので仕方無いのですが…。

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【写真上】「ザブザブ」のコスモリバー。

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【写真上】「グサグサ」のストレートウイスキー.小谷側…。

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【写真上】「モッサモサ」のストレートウイスキー.大町側…。
コス4周りの上掲3コースは、三月中旬頃から全面オフピステ。
と云えば聞こえは良いですが、要するにピステン放棄のほったらかし状態です。
コースメンテされていないので滑走ゲストも殆んどおらず、結果コブらしいコブも出来ずと悪循環。
この日も宛ら「雪の無法地帯」と化していました。

せめてポールバーンかコス4大町側、どっちかは圧雪入れて欲しいな…。

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【写真上】そんな訳で「いいもり.ラス滑」はパウダースノー回し×3。
ソフトクリームコース同様、滑走荒れが殆ど無いので緩んだコーンスノーの割りに走りは良好。
但し雪面とのやり取りは優しく繊細に。
少しでも過度な荷重をすると「ズブズブと沈みます…」。

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【写真上】サヨナラいいもり、また来年ね。
今シーズンのいいもりはスタートこそ雪不足で遅かったものの、1月中旬以降は近年に無いグッドコンディションを維持。
「キレキレのピステン」に「フカフカのパウ祭」に「ガリガリのアイシーバーン」と、様々なスノーシチュエーションをを楽しむ事が出来ました。
いいもりのコース状況が良好だと「アル3が強風で止まってたり」「グランプリがガスってたり」しても、然程困らないんですよね。
特に今季はコス4下.小谷側をヘビーローテーション、充実した「いいもりアクテティビティ」を送れました。

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そんな訳で惜別のいいもり滑.ファイナル。
「サヨナラいいもり、また来年ね」。

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●2016/17.六十五滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、101日目にて「マジック4」。
及び左五番肋骨、骨折後37日目…です。

昨日、3月30日はオシゴトオヤスミの私め。
そしてこれが就労期間中「最後のオフ日」です。
と云う訳で毎度変わらぬルーティーン、一発目のゴンドラ搬器に乗り込み朝イチグランプリに向かうのでした。

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【写真上】825「営業連絡、トップ51番」。
今日も元気にアル3口開け。
バーンの緩みが早いこの時期、スタートからの1時間はハイシーズン以上に貴重な「プライムタイム」なのです。

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【写真上】 無人のグランプリ、5分間だけの貸切タイム。
アル3からのこの構図、果たして今シーズン何十回撮ってるのでしょうね。

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【写真上】青と白のビューティフルなコントラスト。
主演女優/白いバーン、主演男優/青い空、助演/アル2小屋と天狗岳。
でも、2月頃と較べると、やっぱり雪が汚れています…。

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【写真上】今日も1stシュプール頂っ。
この日のグランプリはスタートからしてウェットスノー気味。
如何にも春の圧雪ザラメと云う感じでスキーの走りはやや重ため、特にコース下部に於いてその傾向が顕著でした。
それでもピステンが利いているアーリータイムは板のコントロールも良好。
ターン後半は何時もより踵荷重/ストレートラインの滑りを心掛けました。

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【写真上】アル3回し2本目。
三月末の平日とあって、オープニングタイムのグランプリに人影は疎ら。
最初の30~40分、アル3で回してるゲストは20人程度です。
春スキーらしく長閑な雰囲気で、ゆっくりと時間が流れていきました。

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【写真上】クリアブルーの空には一筋のコントレイル。
スキーヤー的表現をするなら、「青いバーンに描かれる白いシュプール」。

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【写真上】10:00、ボチボチとゲストも増えて参りました。
ま、それでもこんなモン。
この時期は、とおみや47のスクール、Jrのポールトレもグランプリに集中します。

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【写真上】10時を過ぎると風が強くなって参りました。
リフト運行に支障が出る強風ではありませんが、ミドラーでは少し肌寒さを感じます。
しかしこの天候、バーンコンディション的には文字通り「追い風」。
吹き下ろしの風が気温の上昇を防ぎ、陽射しの割りに融雪はゆっくり目した。

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【写真上】10:25、「シャバダバシャバダバ~♪」。
とは云いつつも矢張り春の軟雪。
特にコースボトムではザクザクとしたギャップが多くなり、トップから下地に噛ましていかないと板がパタパタと叩かれます。

そしてこの時間帯から骨折箇所の肋骨周りがズキズキと疼き始めます。
グサ雪の荒れバーンでは通時より前傾とアンギュレーションをしっかり取らないと滑りにならず、無理して脇腹の屈折の繰り返し。
しかも削り溜まりのギャップも大きく、衝撃もガシガシと響きます。

約2時間のグランプリ回しの後一旦下山、小レストの後いいもりへと向かいました。

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【写真上】10:40、ダイナミックコース。
グランプリボトム部からダイナミックに掛けては、グサっぽい春の軟雪。
それでも荒れ自体は許容範囲内、スキーの潜りは少ないのでR弧を深めに取ったショートでも回せました。
但しダイナミックを回すなら、この時間帯がギリギリかな。

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【写真上】10:45、いいもり道場.ファイナル。
いいもりゲレンデはこの翌日、3月31日を以て今シーズンの営業を終了します。
私め最終日はオシゴト通し番で滑りに来れず、一日早めの「お別れ滑」。
惜別と感謝の念を込めてコス4からの3コースを一本づつ回し、2016/17ズンの「いいもり〆」と致しました。

今季のいいもりは雪量豊富、あと1週間くらいは余裕で大丈夫っぽいのですが予定通りあっさりとクローズ。
ま、ゲレンデボトムで雪自体はウダウダなので、良い頃合いかも知れませんね。

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【写真上】1215、リスタートもグランプリ。
私めの白馬エリア主戦ゲレンデは此処「五竜&47」と「八方尾根」。
しかし春スキーの時期になると、雪質面で「兎」「スカイライン」「パノラマ」と選択肢がある八方に対し、五竜は「グランプリ」一択。
如何しても単調なコースチョイスになってしまいます。

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【写真上】12:30、下山コース閉鎖のお知らせ。
ダイナミックでクラックでも発生したのかと思いきや、然に非ず。
ウッディ上部のコース外深雪部が可也緩んでおり、急遽テストスキーが入るとのアル3知人情報でした。
従いグランプリボトムはトラロープ+監視パトさんで完全封鎖。
尚、テストスキー/コース閉鎖は1時間位で解除されたみたいです。

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【写真上】12:50、47に移動しルート1回し。
もっとモサグサの悪雪かと思いきや、想像してたよりマシなコンディション。
しっかり踏んでいけは蹴散らしていけるレベルの荒れですし、フツーに下地も捉えられます。
何より斜度の緩むパートが多いので、骨折箇所に無理な負荷も掛かりません。

これなら暫くラインC回しだな、と思ってたら…。

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【写真上】ラインC、超減速運転のお知らせ。
R1回しを始めた途端、斜め吹き上げの強風がゴーゴー。
動いてるのか止まってるのか解らない様な牛歩運行、しかも一時停止が間断無く繰り返されます。
ラインCの乗車時間は約15~20分、しかも強風は次第にエスカレート。
流石にコレじゃ回すに回せず2本回して五竜方面へ引き上げました。

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【写真上】13:15、「止まって」「ノロノロ」「また止まって」「ノロノロ」のラインC。
やる事無いので、リフト下のゼンマイ畑を撮っていました。

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【写真上】ゼンマイ…。

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写真上】ゼンマイ…。

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【写真上】ゼンマイ…。
雪玉が湿った積雪斜面を転がり落ち、ぐるぐる巻き上がった「雪の山菜」。
アンモナイトとかロールケーキなんて表現もされる、春のゲレンデ風物です。

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【写真上】13:30、ラインEにて一写。
今にも落ちて来そうな陰鬱なブルーグレーの空。
五竜に戻って来ると、アルプス平は厳めしい冬の風景となっていました。

「ラインC→ラインE」の乗車時間は合わせて約25分。
長時間横殴り強風に晒され、身体はすっすりと冷え込んでしまいました。

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【写真上】グランプリもまるで「冬の顔」に。
アル3も強風の為、減速運転スタート。
「そのうち止まるかも知れないよ」との索道情報通り、この後アルプス平のリフトは全面運休。
少し遅れてテレキャビンも営業を中止したとの事でした。
うーん、正に春の嵐…。

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【写真上.下】13:50、下山時ウッディコースにて。
コース脇には所々でテストスキーの跡。
そー云えばウッディコースで写真撮ったのって、今シーズン初めてです。

とおみゲレンデに下りた後は、もう骨折箇所の痛みが限界。
いいもり道場に向かう余力も無く、そのまま〆となりました。
やっぱり春の重馬場悪雪は、折れたアバラに辛い…。(Q.E.D.)

 

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2017.03.30

●2016年と2017年の「今日」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、節目の100日目にて「マジック5」。
及び左五番肋骨、骨折後37日目…です。

本日はオシゴトオヤスミの私め。
朝イチから「ガシガシ」と滑り始め、「パシャパシャ」と写真を撮っておりました。
で、アクテティビティの最中に不図気付いたのですが。
「3月30日って、去年も五竜で滑ってたよな…」

記録的な暖冬少雪に苛まれた昨年から一転、今年は雪量.雪質ともに絶好調の白馬エリアスキー場。
四月中旬頃までは「ゴン下」も無さそうですし、GWの営業もほぼ安泰。
此処五竜でもゲレンデコンディション「雲泥の差」です。

そんな訳で昨シーズンの滑走記スナップを引っ張り出し、「2016年と2017年の今日」をComparisonしてみる事に致しました。

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【写真上.下】テレキャビン山麓駅2Fより望む、とおみゲレンデ。
何っ、この積雪量の違いっ。
「コレ、本当に同じ日の風景なの?」と疑っちゃいますよね。

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【写真上.下】ラインCより見返るルート1。
コース尾根の痩せ具合差異が全~然違います。
更に一目瞭然なのは、眼下に広がる「真っ白」と「真っ茶色」な白馬の街並み。

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【写真上.下】ダイナミックコースより俯瞰するいいもりゲレンデ。
比較云々の対象外、もう笑っちゃうレベル。
「根本的に、別の景色ですっ」

てな感じの「シーズン跨ぎ」スナップ集。
今季はマダマダ雪量豊富、雪質良好な五竜&47で御座います。
おっと、何だか最後はスキー場スタッフみたいなコメントで〆になっちゃいましたね。

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●2016/17.六十四滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、節目の100日目にて「マジック5」。
及び左五番肋骨、骨折後37日目…です。

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【写真上】昨日の白馬も朝からイイ天気♪。
早朝時点でも気温は氷点下に届かず、穏やかな陽気の朝となりました。

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【写真上】前夜は山麓部で1~2㎝の積雪。
この時期、例え僅かな量でもゲレンデにとっては貴重な雪です。

所処で昨日はオシゴト「通し番」だったのですが、前日のオフ日が急遽午後番となったのでお昼から半休を貰える事に。
そんな訳で急ぎ昼食をかっ込み、アルプス平へ向かうのでした。

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【写真上】12:55、テレキャビンにてグランプリへ。
「SUNSUN」と照り付ける陽光、白銀に「KIRAKIRA」乱反射する紫外線。
「眩チイ…」、そして「痛イ」…。

標高1500mエリアなので「汗ダラダラ」の暑さではありませが、それでも春本番を思わせるドピーカンの快晴。
レジャーとしてスキー/スノボを楽しむには絶好のお天気です。

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【写真上】さしものグランプリも融雪が進行。
バーンは緩み、すっかりと春の軟雪となっています。

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【写真上】それでも滑走荒れは最小限。
雪面コンタクトのノイズも少なく許容範囲内、高速ミドルで回せるレベル。
トップからしっかり噛ましていけば表層雪に隠れている下地を捉えられ、キレのあるカーヴすら描けました。

個人的にはこー云う緩んだグサ雪、余り嫌いじゃ無く。
それにデチューンSL機って、春軟雪のバーンには強いんですよね。

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【写真上.下】コブラインではスクールやキャンプの方々。
こんな天気だとコブも緩くなりアタックし易いコンディションに。
コブ畑が賑わいを見せるのも、春スキーならではの風景。
尤も肋骨骨折回復途上の私め、残念ながらコブは禁止です…。

所処で昨日のアフタヌーンスキー、メインテーマはスキー+「α」。
珍しくBPを背中にしょってのアクテティビティです。
グランプリを5本回した後は、パノラマに下りてアル1乗車するのでした。

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【写真上】アル1より、見返り一写。
パノラマコース/ALPS360越しに望む戸隠連峰。
一冬五竜に籠ってながら、ALPS360を被写体にしたのは今季初めてです。
まぁアル1自体、殆ど乗りませんからね…。

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【写真上】アル1を下りてアル4へ。
3月20日を以て、今シーズンの営業を終えたアルプス第4ペアリフト。
搬器の椅子は畳まれ、索道小屋も閉じられています。

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【写真上】アル4降車場にて一写。
レギュラーシーズンにこんな事やったら、リフト急停止で大目玉です。

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【写真上】正面にはこんもり小高い、地蔵ノ頭。
地蔵ケルン目指し、踏み跡辿ってラッセル泥棒。
それでもスキーブーツだと「ズボズボ」とツボ足進軍、結構疲れる…。

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【写真上】13:50、今シーズン二度目の「地蔵詣」。
この日は「ガッツリ滑」と云うより、ユル~く「ピクニックスキー」。
眼前に広がるスーパーパノラマを愛でつつ、BPから珈琲を取り出し暫し一服。

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【写真上】ケルンのお地蔵さん。
坪鈴代わりに地蔵の鐘をカランカランと鳴らし、会釈一礼。
お賽銭は五竜だけに「5円」です。

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【写真上】地蔵ケルンより、北面の眺望。
唐松尾根越しに白馬三山、小蓮華、白乗。

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【写真上】同、北東の眺望。
正面から右に雨飾、頸城三山、乙妻.高妻、戸隠連峰。

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【写真上】同、東面の眺望。
戸隠連峰から右に飯綱連峰、前衛に荒倉.虫倉山。

この日は地蔵詣「大当たり」のスーパービュー。
三月の半ばを過ぎると春霞に覆われ、朧ろにしか望めなかった頸城や戸隠.飯綱の名山群が一望の元に見晴らせました。
南方にはやや霞掛かっていたものの、苗場山~志賀高原~四阿山~浅間山~八ヶ岳~美ヶ原~南アルプスまでもが望め、大気の冴えたハイシーズン並みの超ワイドパノラマ。
こんなクリアな山景展望に恵まれたのって、3月上旬以来です。

「嗚呼、今日半休貰えてヨカッタ~♪」

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【写真上】ケルンの奥には五竜と唐松。
武田菱から右に一つ目のピークが白岳、鞍部の小突起ピークが大黒岳。
冠雪稜線の頂が唐松岳、ピーク左の小黒い岩場が牛首。

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【写真上】五龍岳.近景。
地蔵から見遣る五龍は、小遠見山の稜線が山容を遮り構図としてイマイチ。

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【写真上】アルプス平もう一つの雄、天狗岳。
3000m級の名山群が居並ぶ白馬連峰の中では、小山にしか見えない天狗岳。
山容もイマイチ地味で「山」として認識されていないドマイナーな存在。
それに白馬で「天狗」と云えば、天狗ノ大返し/天狗尾根と続く「天狗ノ頭」の方が有名ですしね。

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【写真上】地蔵ノ頭より、グランプリと神城一夜山を眺む。
おっと、戸隠連峰南端の一夜山も左奥に望めますね。
正面彼方の飯綱連峰もキレーに見える事。

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【写真上】同、ズームにて。
こうして見るとテレキャビン合流路で一段軽く折れてるのが解ります。
それにしても第2と第3駐車場、車入って無いですね…。

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【写真上】HAKUBA VALLEY 、ゲレンデ雁行図。
眼下に五竜パノラマコース、47ルート8、左の尾根は八方リーゼン。
正面の逆三角形が岩岳サウス、奥に栂池、白乗、コルチナ。

ハクババレーのゲレンデが一番多く見渡せるのは、多分ココとパノラマコースのスキーヤーズレフト側。
HAKUBA VALLEYの10スキー場の内、7つが一望出来るんですから。

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【写真上】地蔵ノ頭で軽くお話した山ガールさん。
この日は西遠見山までラッセル、丁度今戻ってきたそうです。

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【写真上】14:20、何時ものルーティーンに戻りました。
約30分の地蔵滞在の後、スキータイム再開。
例に由ってのアル3回しです。

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【写真上】グランプリはボチボチとクラスト化。
ゲレンデ上部はパリパリとしたセミクラスト、下部は湿潤なウェットスノー。
同じバーンでもトップとボトムで雪質の乖離が大きく、リスタートの一本目は滑りのアジャストに戸惑いました。

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【写真上】最後はこの日のお気に入りショット。
ホント、昨日は今月一番と云って良い「地蔵日和」。
「空」も「雲」も「山」も美しく映え渡ったパノラマタイムでした。

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2017.03.29

●2016/17.六十三滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、99日目にて「マジック6」。
及び左五番肋骨、骨折後36日目…です。

昨日はオシゴトオヤスミの私め。
そんな訳で気合充分の「ガッツリ」滑、例に由って朝イチグランプリに向かうのでした。

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【写真上】7:30、三日振りに晴れ間の覗く白馬の朝。
此処数日、「ガス祭り」に祟られっ放しのHAKUBA VALLEY各スキー場。
今日こそは好天のスキーライフが期待出来そうです。

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【写真上】8:25、「営業連絡、トップ49番」。
此処一週間で5回目のアル3一番乗り、昨日も元気に口開け乗車。

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【写真上】オープニングのグランプリはやや薄ガス模様。
ゲレンデボトム~ミドルはクリアな視界も、トップ部にはレースカーテンの様な朝霞が掛っています。
まぁ滑走には支障無いレベル、天候/気温的にもそのうち引いてくれるでしょう。

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【写真上】8:30、最初の一本「頂きま~す♪」。
昨日のグランプリは如何にも「春スキーの朝」的なコンディション。
放射冷却で締まったベースは「ガチッ」と締まったハードパックバーンです。

しかしそんな下地の硬さを感じさせないのが、グランプリのカンペキなピステ作業。
段差や轍跡は皆無の「チョー」フラット&ビューティフルなグルーミング、コーデュロイ模様を切り割く度に官能的な足裏フィーリングが味わえました。

噛み/切れ抜群のエッジグリップにスキーの走るアイシーなスノーコンディション、そして雪面コンタクトには絶対的な信頼感。
三月末とは思えない、極上の高速バーンに仕上がっていました。

こりゃバーンが荒れるまで、かっ飛びロング回し「一択」です。

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【写真上】アル3回し3本目。
ゲレンデトップを覆っていた薄ガスが次第に引き始めました。
薄日に青白く映えるバーン、空に散っていく朝靄、そして深く澄んだ青空。
まるでハイシーズンのオープニングタイムを思わせる、幻想的な風景です。

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【写真上.下】神々しい迄の美しさを感じさせるグランプリ。
このバーンコンディションで視界がクリアになれば、「THE DAY」のモーニングタイムが待っています。

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【写真上】朝陽に煌めく地蔵ノ頭と、未だ雲靄が覆うグランプリ。
光と影のコントラストが絶妙、絶好のシャッターチャンス。

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【写真上】高層雲の繭より出ずる五龍岳。
自然が作りだした、ほんの数分だけのネイチャーアート。
滑走を止めて、暫し見惚れてしまいました。

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【写真上】三月末の平日だけあって、ゲレンデはガラガラ。
「恍惚」「至福」「愉悦」…、幾ら言葉を並べても表現し切れないハッピーアワー。
グルームストライプが消えても、エッジ食い/スキーの走り共に絶好調です。

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【写真上】9:10、気付けば空も晴れ、絶好のスキー日和に。

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【写真上】至福の大回りタイムはまだまだ続きます。
嗚呼、この幸せな時間がずーっと続けば良いのに…。
一本一本幸せを噛み締めての、グランプリ「ヘヴィローテーション」。

肋骨粉砕事故から一ヶ月して、漸く「解禁」となった高速ロング。
バーンコンディションが良い事もあり、昨日は骨折後「ベスト」の滑りでした。

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【写真上】10:20、グランプリ回し2時間経過。
荒れが出始めてきたら47に流れようと思ってたのですが、コレが嬉し過ぎる誤算。
「バーン、殆ど荒れてない…」

季節外れの「ドライパウダー」や「デリケートソフトなグルーミングバーン」とはまた違った意味での奇跡的なコンディション。
多少ウェッティな雪質になってきたものの、滑走には殆んど支障ないレベルです。
板の走りがマイルドになってきたので、却ってスピードコントロールに気を使わずに済む位でした。

「今日ってホントに3月28日なの…」
この時点で、この日はグランプリに専滑する決意が固まりました。

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【写真上】10:40、しかし今度は天候良化し過ぎ…。
10時半頃から南空を覆っていた厚雲が千切れ、気温は春の陽気へ。
燦々と照り付ける陽射しで、バーンも一気に緩んで参ります。

それでもザク雪となるにはタイムラグがあり、至福のロング回しは11時半頃迄続きました。

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【写真上】12:15、漸くグランプリ撤収。
スタートから4時間弱、昨日のモーニングタイムは徹頭徹尾「アル3回し」。
帰宅後にガーミンくん見てみると回した本数31本。
それ程にコンディションの良かったグランプリてした。

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【写真上】12:20、とおみゲレンデに下山。
ダイナミック~ウッディコースと下りるに従い、湿重雪化が進行。
とおみゲレンデでは融雪ザラメの重層砂浜、春本番のグサ雪となっていました。

で、この後ランチ取りに職場に戻ったら…。
「今日、18時から午後番のオシゴト入ってくれない?」。
何かシフトの手違いがあったらしく、オフ日から半日出勤にシフトチェンジ。
ま、朝イチグランプリの一番美味しい時間は堪能した事だし、即答了承。
午後は1~2時間だけ滑る事に致しました。

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【写真上】13:05、昼食後再びグランプリ。
正午頃より雲が目立ち始めていましたが、この時間帯になると空一面が白みブルーグレーの世界に。
それでもフラットライトにはならず、目視で充分に雪面情報が拾えました。

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【写真上】13:20、妖怪「バリバリ」が現れ出しました。
午後に入ると天候は一転、日陰の冷え込みに加え湿雪も降って参りました。
そんな気象コンディションもあって、思ってたより早い時間からクラスト化スタート。
削られた雪礫が硬化して一面にゴロゴロ、板が叩かれ下地の捉えにくいバーンとなってきました。

ま、コレも今後の悪雪シーズンには丁度良いトレーニング。
クラストバーンを1時間のミドル~ショート回しで〆。
18時からの緊急オシゴトに備え、疲れ切った身体を休める事に致しました。

尚、この日のキ●ガイじみたスタッツは以下の通りです。↓

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・天候 晴れ
・ゲレンデ滞在時間 
5:47:06 (8:15~14:02)
・滑走時間 
5:19:59
・総移動距離(リフト乗車含)  66.58km
・総滑走距離 33.29km
・獲得標高 高度上昇累計
10,858 m/高度下降累計10,862m
・最高速度 71.5km

 

ゴンドラ2回乗った以外は全てアル3でグランプリ回し。
昼食前に約4時間/31本、昼食後に約1時間/8本と刹那的に回してました。
5時間強のスキータイムでしたが、時間以上に充実したアクテティビティ。
特にスタートからの4時間は滑りの内容も満足出来るものでした。

臨時のオシゴトで14時に切り上げましたが、この時点で体力的にエンプティ寸前。
心身共に目イチで滑ってると、骨折上がりではこの位のが限界みたいです。

 

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2017.03.28

●22時のとおみゲレンデ

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、98日目にて「マジック7」。
及び左五番肋骨、骨折後35日目…です。

本日は「オシゴトオヤスミ」から急遽「オシゴト午後番」に変更となった私め。
そして今夜が「最後の午後番シフト」で御座います。

そんな訳で今宵はちょっと夜の寄り道。
22時にオシゴトを終えると、夜のとおみゲレンデに足を運んだのでした。

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【写真上】22:00、「シ…ン」と静まり返るとおみゲレンデ。
30分前にナイター営業を終え、人影一つ無い夜のゲレンデ。
カクテルライトも順次消され、暗闇の中に灰碧のバーンが佇んでいます。

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【写真上】スカイフォーも静寂の中。
ゲストは勿論の事、索道員さんの姿も無いリフト乗り場。
「静寂」を通り越して「寂莫」とした感じすら致します。

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【写真上】そしてこれからが雪上車オペレーターさんのオシゴトタイム。
3台のピステンプーリーが闇夜のゲレンデをお化粧直し、明日の営業に備えてコースメンテに入られます。

この時間にゲレンデに立ち入るなんて、午後番の時にしか機会の無いもの。
普段見られない風景を幾枚かカメラに収め、部屋に戻ったのでした。

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●2016/17.六十二滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、98日目にて「マジック7」。
及び左五番肋骨、骨折後35日目…です。

昨日もオシゴト午後番の私め。
例に由って一発目のゴンドラ搬器に乗車、朝イチグランプリに向かうのでした。

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【写真上】7:40、テレキャビン山麓駅。
昨朝の白馬はどんよりとした曇天模様、大気も湿潤で2~3℃の生温い暖かさ。
ダイナミック/エキスパートコースは疎か、とおみゲレンデの上半分をも濃靄が覆う極不良の視界コンディションです。
こりゃ今日のグランプリも「ホワイトアウト」確定かな…。

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【写真上】8:25、テレキャビン山頂駅。
意外にもテレキャビンは濃霧帯を突き抜け、アルプス平にガスは掛かっていません。
昨夜の降雪でゲレンデコンディションは期待が持てるだけに、俄然ボルテージが上がって参りました。

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【写真上】「営業連絡、トップ29番」。
グランプリはボトム部に濃ガスが覆っていたものの、ゴンドラ合流路より上部はクリアな視界。
よーし、これなら充分回せるっ。

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【写真上】この日のグランプリも「パーフェクト」なフラットピステン。

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【写真上】ガス層と高層雲と仄白空のミルフィーユ。
どんよりと重たげな雲層グラデーション、「雲海」と云うよりは「雲塊」です。

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【写真上】分厚い雲の切れ間からは、薄らと陽光すら射して参りました。
ホワイトアウトを覚悟していたのに、若しかして天候良化の気配?。
しかしそんな期待は30分後、ものの見事に裏切られるのでした…。

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【写真上】この日のグランプリは「準.ハイシーズン」的バーンコンディション。
見事にフラットグルーミングされたバーンには、コーデュロイ模様を隠す程度の薄皮ファンデーションパウダー。
前夜に降った10㎝強の新雪が利いており、デリケートな迄のソフトスノーです。
程良い柔らかさを持った表層ピステに、グリップ抜群の下地。
エッジの噛みとカービングの加速がエクスタシー、ついついターン後半を引っ張り過ぎてしまう程でした。

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【写真上】8:55、しかしアル3回し4本目から…。
グランプリボトムを覆っていたヘヴィガスが次第にミドル部に浸食。

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【写真上】視界が利くのはグランプリのトップ1/3程度。
まるでガスに向かって滑り込んで行く様なシチュエーション。

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【写真上】そしてガスはゲレンデ全域に広がります…。
対面に薄らと見えるのは、アル3から見たアル2の曳索。

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【写真上】グランプリ.トップ部。
アル3降り場「だけ」はクリアな視野。

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【写真上】パノラマコース。
こっちは陽射しも穏やかな薄晴れコンディション。

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【写真上】しかしグランプリは五里霧中…。
ガスの勢力圏を免れているのはゲレンデトップの50~60m程度。
それより下はすっかりと「ホワイトアウト」となってしまいました。

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【写真上】アル3降り場にて一写。
時折射し込む薄日も、分厚いガスに遮られバーン迄は届かず。
つーか、大気中に浮遊する水蒸気に光が乱反射し「ホワイトライト」の「ホワイトアウト」となる悪循環です。

平行感覚は辛うじて保てるものの、滑走方向は殆どカンだけが頼り。
可視範囲数メートルの中、手探りの6割走が続きます。
うーん、雪が良いだけにフラストレーション溜まる…。

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【写真上】アル3乗り場はずーっとこんな感じ。
グランプリボトムは視程ゼロ、今シーズンでも屈指の極悪濃靄です。
ホントに間近まで来ないと、索道小屋のシルエットすら発見出来ません。
そのままダイナミックコースに下りてしまいそうな事も何度かありました。

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【写真上】9:40、遂にガス帯はパノラマ方面にも進出。
視界良化を願いつつ粘っていたものの、グランプリ回しも限界。
取敢えず47方面に流れ込む事に致しました。

「白馬屈指の中急斜面ワイドバーン」
「クオリティの高いピステン作業」
「標高1600m故の雪量と雪質の良さ」
「北東から東南に広がるスーパーパノラマ」
そんな五竜.グランプリコース唯一にして最大の欠点、それは「濃靄に弱い事」。
斜面が気持ち南向きで、しかも谷地形の上部に位置するので、兎に角ガスが溜まり易いのです。
季節によって多少差異はありますが、概ね8:40~9:10頃が「魔の時間帯」。
それを過ぎてガスが出ない様ならば、ホワイトアウトの心配は無いんですけどね。

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【写真上】9:45、47.ルート1トップ。
しかし47もゲレンデトップからミドルはこんな状態。
グランプリよりは「多少マシ」と云った程度のガスコンディションですが、まぁこれなら何とか回せる…。
早い時間帯も幸いして、バーン荒れも然程ありませんでした。

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【写真上.下】ルート1.ボトムセクション。
R7との合流地点以降はガスも切れ、雪面に樹々の影が伸びる薄晴れの天候に。
但しバーンコンディションも一気に悪軟雪化、下地の捉えにくい重層ザラメとなっていました。
ルート1を数本回し、オシゴトタイムも近づいてきたので五竜に戻ります。

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【写真上】10:35、ラインEもこんな感じ。
この日のガスは標高1300~1500mに「どっしり」居座ったまま。
47のR1/R2/R7の踊り場分岐は極視界不良のホワイトアウト、何処に進んでるのか解らない程の酷さでした。

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【写真上】同じくラインEからの風景。
Alps360を越えた辺りでガス帯を抜け、北西には晴れ間が広がっています。
標高が100m上がっただけで、この極端さ…。

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【写真上】ラインE降り場にて一写。
パノラマコースは穏やかな陽射しとクリアな視界。

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【写真上】でも、数十メートル先のグランプリは…。
目と鼻の先のアル3鉄塔すら見えず、視界良化の気配は全~くありません。
で、コンナ感じ↓な訳です。

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【写真上】相変わらずの真っ白闇…。
「ガス祭り、引き続き絶賛開催中!!!」
この腐れガスはグランプリ~ダイナミックコースを完全網羅。
仕方無いのでこのまま下山、撤収する事に致しました。

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【写真上】とおみゲレンデでは「白馬五竜サロモンジュニアカップ」開催中。
今年で44回を数える、老舗の小学生Jrレース。
ワンピ+ビブ姿も勇ましいチビッ子達が、自分の出番を待っています。

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【写真上】スタートハウスはとおみ2降り場。
折角なのでレース観戦しながら下りる事に。

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【写真上】序盤、とおみ2下の中斜面。

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【写真上】後半、とおみ1沿いの緩斜面。

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【写真上】ゴール地点。
そー云えば私め、昨季もこのJr.Cup開催日に五竜へ滑りに来ています。
尤も去年は「住み込み」じゃなくて「一般客」としてでしたけどね。

と、こんな感じのガスに祟られたモーニングスキー。
此処んトコ、天候に恵まれず消化不良のアクテティビティが続いています。

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2017.03.27

●「一人部屋」にて

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、97日目にて「マジック8」。
及び左五番肋骨、骨折後34日目…です。

三月最後のウィークエンドを終え、今月も残り4日と数時間。
白馬の各ゲレンデは、閑散とした平日を迎えておりまする。
そして冬山籠り輩々には、ボチボチと「お別れ」の季節が訪れて参りました。

三月も半ばを過ぎるとスキー場を後にするスタッフが一人、また一人。
私めの職場でも、「愛すべき莫迦野郎」が昨夜下山の途に就きました。

亦、昨夕を以て最後の同部屋スタッフが下山。
今日より一人部屋となっています。

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三人部屋に残ったのは私め一人。
一人は佐久にて新しい生活を送っているでしょう。二見さん。
一人は大学を卒業、旭川で山ガイドの仕事が待っています。大西くん。
一人は槍に戻り、秋まで山小屋に籠られるとの事。小林さん。

少しサミシイ様な気も致しますが、コレも雪山就労者の常。
ま、何処かの山かゲレンデでひょっこり出逢うかも知れませんしね。

そんな訳で「オツカレ麦酒」を飲りながら、ちょっぴりペーソスなエントリーでした。

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2017.03.26

●春夜に舞う六花

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、96日目にて「マジック9」。
及び左五番肋骨、骨折後33日目…です。

本日のオシゴト午後番を終え、職場を出たのが22時過ぎ。
闇夜の空を見上げると、無数の六花がしんしんと降り注いでおりました。

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予報では今夜から明朝にかけ、20㎝オーバーの積雪(の予報)。
明日も季節外れのパウダーが楽しめそうです。

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●2016/17.六十一滑目「五竜&47」

えー、100日以上の五竜冬山籠りも、遂にカウントダウン開始。
約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、96日目にて「マジック9」。
及び左五番肋骨、骨折後33日目…です。

そんな訳で本日もオシゴト午後番の私め。
例に由って朝イチからのスキータイム、アル3一番乗りでスタートです。

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【写真上】8:30、「営業連絡、トップ42番」。
アルプス平に到着すると、そこはモノトーンの世界。
灰白んだ空と積雪稜線が融け合った、ホワイトグレーの風景が広がっていました。

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【写真上.下】 まるで眠っているかの如く、静かに佇む一枚バーン。
「シ…ン」とオイフォンが聞こえてきそうな無音の世界。

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【写真上】沈黙を破る滑走音と共に、最初の軌跡を刻みます。
今朝のグランプリは「超」高速使用のハードパック。
日中融雪と深夜の冷え込みで「ガチ硬化」したバーンには、スーパーフラットなコーデュロイストライプが描かれています。
ピステンを切り割く足裏感覚にも下地の硬さが伝わり、ターンの度にスキーがギュンギュン加速。
イメージ以上にオーバースピードとなり、スキッドでスピードコントロールせざるを得ない場面もしばしばありました。

尤もピステコンディションは「極上」の仕上がり。
レーン段差や轍跡は疎か、些細な滑走ノイズすら見られないカンペキな圧雪作業。
ハード&アイシーなバーン状況に反して、スキー操作には全幅の信頼が置けました。

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【写真上】だがしかし…。
何故か40分余りでグランプリ撤収、その理由はと申しますと。
「二日酔いです🍺…」

昨夜内輪の飲み会で結構深酒してしまい、一晩では回復不能な酒量を痛飲。
身体も脳内もヘドロの様に重く、「眠い」「怠い」「キモチ悪い」…。
頭痛や吐き気こそ無いものの殆んど「酒気帯び運転」状態、流石にコレで高速バーンはかっ飛ばせません。

まぁ滑ってるうちに回復すだろうとゲレンデに繰り出したものの状況は変わらず。
当然滑りも今季「自己ワースト」のレベルです。
結局1時間持たずに帰投、部屋の布団に「DROP IN」したのでした…。

因みに今日のアルプス平は午前を持たずにホワイトアウト化。
昼過ぎからは雨が濡って来たとの同僚リポートでした。

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2017.03.25

●2016/17.六十滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、95日目にて残り11日。
及び左五番肋骨、骨折後32日目…です。

本日もオシゴト午後番の私め。
例に由っての一発目のゴンドラ搬器に乗り込んでの、モーニングスキーです。
しかし直近三日間の「朝イチグランプリ」、天候状況はと申しますと…。
3/24(金) 腐れガス💀のホワイトアウト。
3/22(水) 強風💀でアルプス平のリフト全滅…。
3/21(火) 霙雨💀、フラットライトとガスで視界不良。

うーん、一度もまともなコンディションに当ってない…。
そんな訳で今日こそは「風」「雨」「ガス」の無い事を願ってのゲレンデイン。
扨果、節目の60滑目は「捲土重来」なるのでしょうか。

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【写真上】6:50、「捲土重来」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
今朝の白馬は天気予報通りの快晴。
此処数日間の悪天候で溜まった鬱憤を「倍返し」に出来そうな好天です。

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【写真上】8:25、今日はアル3二番乗り。
「視界はクリア」「青空が広がるも大気は冷冴」、そして「昨日は良質の降雪」。
この時点でスーパーなスキーイングコンディションは確約された様なもの♪。

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【写真上】右手に広がるのは垂涎のグランプリ。
雲間から射し込む陽光で、白磁の様に輝くバーン。

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【写真上】今日のグランプリは少し珍しい圧雪パターン。
ワイドバーンの中央を貫くが如く、3レーン分のコーデュロイ。

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【写真上】朝霞のマリアヴェールに包まれたヴァージンバーン。
何時までも振り返っていたくなる、幻想的な美しさ。

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【写真上】「Super gloom」、いっただきまーす♪。
今日のグランプリは、
まるで季節を逆戻ししたかの様な「奇跡」が待っていました。
「キュキュッ」と雪鳴きする良質スノーは、デリケート&ソフトな雪面フィーリング。
春の朝イチバーンに有り勝ちな、下地の硬ザラメ感や滑走ノイズも全くありません。
トップの掛りも、エッジ食いも、雪面コンタクトも、申し分無し。

「もうハイシーズン並みのコンデションです♥(桃色声)

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【写真上】グランプリ回し2本目。
乙女の柔肌バーンには、次々とキレのある深いシュプールが描かれていきます。
リフトに乗ってる間も、早く次の一本が滑りたくてウズウズしっ放しでした。

そして肋骨骨折から一ヶ月経った今日から「大回り解禁」。
強めのアンギュレーションを取ると少し痛みは感じますが、こんな「魅惑のバーン」を前にして小回りばっかりじゃモッタイナイ。
ややR深めで意識的に外向取っての8割スピード。
ミドルの延長線上みたいなロングターンでしたが、久し振りに味わう大回りの速度感や外力G圧が心地良く感じられました。

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【写真上】ウヒャヒャヒャヒャ~♪
このマーベラスなバーンコンディションに、もーすっかりとトランス状態。
脳内からは「変な汁」分泌し捲り、リフト乗車中も込み上げて来る笑いを抑える事が出来ませんでした。

楽しくて♫

楽しくて♫

言葉に♫

できない♪

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【写真上】土曜日にしてこのコンディション、流石にゲストの出足も早く。
それでも7割滑のロングなら全然回せるレベル、「一寸混んでる」程度の混雑具合。
アル4が動いて無いにも関わらず、アル3のリフト乗車待ちもありません。

尚、スタート時には晴天だった空模様も、一時間程すると次第に花曇りの空へと変わっていきました。

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【写真上】10:30、気付けばスタートから2時間経過。
それでもバーン荒れはこの程度、特にコース上部は抜群の状態を維持しています。
トップの捉えとエッジリリースさえ注意していればスキーコントロールも自由自在。
ショート/ミドル/ロング、縦目/横目、カービング/スキッディングと、ターンサイズやリズムを変えての滑りが楽しめました。

lalala ♫

lalala ♫

言葉に ♫

できない ♪

 

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【写真上】おまけ、その①。
「あれ、五竜とおみスキースクールに黒服ってあったっけ?」。
単にスクールのお偉いさんかなとも思いましたが、ちゃんとGSの板履いてるし…。
若しかしたら明後日にサロモンジュニアカップが開催されるので、教育本部絡みの技術員さんなのかな…。

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【写真上】おまけ、その②。
こっちはフツーのとおみSSスクールウェア(2012/13モデル.最新版)。
リフト乗車中もイメトレやってます。

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【写真上】おいおい…、

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【写真上】おいおい…。
セーフティバー付いて無いアル3で、出初式みたいな事やってました。
良い子の皆さんは真似しない様に。

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【写真上】グランプリ回し、最後の方はこのライン。
アル2側でGSトレやってたJrが10時過ぎにポール撤収。
比較的荒れも少なく、ラス40分は此処でショート回しやってました。
このラインはコースの右端なので、左手の滑走者だけ注意してれば混んでてもハイスピードで回せるんですよね。

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【写真上】11:30、最後に五龍岳一写。
と、奇跡的なスーパーコンデションに恵まれたサタデーモーニング。
まだまだ良好なバーン状況でしたが、オシゴトタイムが近づいており「後ろ髪引かれつつ」の撤収です。
3時間ガッツリ滑って、計25本のアル3回し。
久し振りに充実したグランプリ「ヘヴィローテーション」でした。


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2017.03.24

●2016/17.五十九滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、94日目にて残り11日。
及び左五番肋骨、骨折後31日目…です。

本日からオシゴト午後番「四連チャン」の私め。
朝イチからのモーニングスキーが楽しめる、魅惑のシフトが続きます。
昨日のオフ日「八方尾根.ヘヴィワーク」で身体は鈍重く、疲労も抜け切ってないのですが、それでも7時にはきっちり起床。
今朝もテレキャビン一番乗り、勇躍グランプリへ向かったのでした。

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【写真上】今日の白馬はドカ雪の朝。
昨夜から降り続いた雪は今朝になっても降り足衰えない大雪模様。
三月下旬でこの降雪、スキー場にとっては正に「恵みの雪」です。

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【写真上】8:15、白闇の中に突入するテレキャビン。
ゲレンデミドルからトップに掛けては分厚い濃靄の世界、一つ前を行くゴンドラ搬器の影すら見えません。
うーん、今日も視界不如意のアクテティビティとなりそう…。

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【写真上】テレキャビン山頂駅からグランプリへ。
意外にもゴンドラは山頂付近でガス帯を突き抜け、ゲレンデトップはソコソコ視界の利くコンディション。
よーし、これなら充分回せるっ!。

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【写真上】8:25、「営業連絡、22番トップです」。
今日のアルプス平は雪だけでなく、冷え込みも「寒の戻り」。
風が吹いていた事もあり、リフト乗車中は体感で-5~7℃程の寒さに感じました。
グローブの指先が冷たく感じたのって、ホント久し振りです。

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【写真上】テレキャビンからグランプリへの連絡路。
丁度この辺りがガスの切れ目。
濃霧帯は「グランプリ下部~ダイナミック」のゲレンデミドルに居座ってる模様。

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【写真上】おっ、上は意外とクリアな視野コンディション♪。
ややフラットライト気味も、これ位見えりゃ文句無し。

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【写真上】面ツルバーンの1stトラック、「頂っ♪」。
今日のグランプリはピステン上に踵高の新雪。
三月下旬としては軽めの雪質で、スキーの抜け/走りともにまずまずです。
下地のガリ感はありましたが、ソールを使ってルーズに走らせているとソフトな雪面フィーリング。
ノートラックのラインでは心地良い浮遊感すらあり、最初の2本で早起きの「モト」は取った感じです。

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【写真上】駄菓子菓子…。
スタート3本目から、ガスは上部を浸食。
次第にグランプリ全域が視界の利かない悪コンディションとなっていきます。

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【写真上】うーん、パノラマゲレンデの方は視界クリアなのに…。
アル3の索道ラインが「ガス」と「高曇り」の境界線。
視界良化に一縷の望みを託し、暫く粘っていましたが…。

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【写真上】アル3回し4本目。
「春のガス祭り」、真っ盛り…。
遂にグランプリは濃靄の完全支配下に。
どーしよーも無いので、一旦47へ流れ込む事に致しました。

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【写真上】しかしこの選択が大失敗。
47も御覧の様なガス模様、しかも標高が下がった分雪質は悪化。
ルートは圧雪掛かったのが夜間らしく、バーン上には10~15㎝のモサグサ雪。
「荒」「重」「湿」三拍子揃った、滑走抵抗が大きいだけの腐れ新雪です。

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【写真上】ラインCより、R1.トップ部。
比較的ガスが薄いエリアでもこんな有様。
だったらまだ雪の良い分、グランプリで回してた方がマシです。
早々に47撤収、アルプス平へ戻る事に致しました。

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【写真上】9:30、ラインEにて一写。
パノラマゲレンデ~ラインE沿いのコースは視界も良好、右手の空には晴れ間すら覗いてます。
「お願い、グランプリのガスが切れてます様に…」。

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【写真上】9:40、しかしそんな願いも虚しく…。
グランプリは相変わらずのヘヴィガス。
ダイナミックコースの視界が利けばテレキャビン回ししようとも思ったのですが、ダイナミック~ウッディもガス帯のど真ん中。
仕方無いので、そのままいいもりに下りる事と致しました。

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【写真上】いいもり、ポールバーン。
いいもり/とおみのゲレンデボトムは視界も良好、空からは薄日すら射しています。
しかしコス4からの主要3コースは、オフピステと云う名の「なおざり」状態。
コース整備は放棄され、ほったらかしとなっています。

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【写真上】コス4下、小谷側。
モッサモサな湿潤新雪の下には、板叩かれ捲りの荒れ放題な下地。
とても滑ってて楽しいコンディションじゃありません。
此処数日のいいもりは大体に於いてこんな感じ。
雪量は豊富なんだから、1コース位はちゃんとピステン入れて欲しいな…。

と、ガスに祟られたモーニングスキータイム。
昨日の「八方疲れ」もあり、2時間で早々と切り上げました。
けど、11時過ぎからはガスも引き、ピーカン日和になったんですよね…。
そんな訳で「早起きして、却って損した」一日でした。

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2017.03.23

●「2016/17.八方尾根」ファイナル

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、93日目にて残り12日。
及び左五番肋骨、骨折後30日目…です。

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昨日今日とオシゴト連休の私め。
本日は早朝6時25分に五竜を発ち、

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てくてく歩いて神城駅に。

Img_3107
大糸線に乗って、

Img_3112
白馬駅へ。

Img_3270
と云う訳で、本日は今季三度目となる八方尾根。
そして恐らく今シーズン最後となる「八方滑」で御座います。

朝イチから殆んど休み取らずのハードワーク。
アクテティビティを終えると疲労困憊、もう一滴の搾りカスも出て来ません。
そんな訳で滑走記は亦後日にでも。

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2017.03.22

●最後の「BIG DAY」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、92日目にて残り13日。
及び左五番肋骨、骨折後29日目…です。

本日は二週に一度の「冬籠り戦線」兵站補給日。
夕刻よりライフライン必需品の買い出しに行って参りました。

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「ザ.ビッグ」白馬店さん。
スキー場就労者の買い出し姿はハイシーズンに較べ激減、買い物されてるのは殆んどロコ住民の方々でした。
そんな一コマの風景からも「冬の終わり」を実感するものです。

角云う私めの五竜滞在期間も二週間を切り、恐らくこれが最後の「BIG DAY」。
そんな訳で買い出しを終えると軽く一礼。
一冬お世話になった感謝の念を込め、店を後にしたのでした。

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●2016/17.五十七滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、92日目にて残り13日。
及び左五番肋骨、骨折後29日目…です。

本日からオシゴト二連休の私め。
今日は五龍47、明日は八方とオフ日のスキーライフ満喫の予定です。
そんな訳で何時もの如くオシゴトよりも早めの起床、朝イチグランプリ目指してゲレンデインするのでした。

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【写真上】7:30、例に由ってテレキャビンに先乗りデポ。
昨日の腐れガスと霙雨が嘘の様な好天。
しかし今日の白馬地方、午前中は強風が止まないとの予報です。

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【写真上】8:10、テレキャビン駅舎二階より一写。
とおみスキースクールの方々が「キッズワンダーランド」設営中。
この日のテレキャビンはゲレンデ安全確認の為に営業開始が遅れるとのアナウンスでしたが、蓋を開けてみれば定刻通りの運行スタートとなりました。

但しアルプス平ゲレンデは強風で全リフトが運転見合わせ、勿論47への流れ込みも出来ません。
「あーあ、折角のオフ日が台無しの予感」…。

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【写真上】テレキャビンより、テストスキーの跡。
春本番の陽気に加え昨日の雨、3m近い積雪量の谷急斜面は堆雪層が脆弱化。
その為、雪崩の危険性が大きい箇所はアバランチコントロールされています。

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【写真上】8:25、一番乗りのグランプリに最初の軌跡を描きます。
但し、コースの下1/3だけ…。

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【写真上】ダイナミックコースより見上げるグランプリ。
強風でアル3は運転見合わせ、ゴンドラからは下山コースで下りるだけです。
グランプリは昨夜の降雪で「キュキュッ」と雪鳴きするソフトクッションスノー。
バーンコンディションが予想以上だっただけに、猶更恨めしい…。

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【写真上】ダイナミックに入ると、雪質は一気にウエット化。
ターン前半から板が沈む上、ターン後半では足場の崩れ易い脆軟雪。
エッジリリースから切り替えのし辛いコンディションでした。

グランプリ~ダイナミック~ウッディ~とおみの下山コースを3本回し、一旦いいもり道場へと向かいます。

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【写真上】9:00、いいもりコス4回し。
何時も通りのいいもり的風景、ゲレンデには殆んど人影無し。
因みに今日は「お茶引きのスクールイントラ/4~5人」「いいもりJr/7~8人」「一般人/4~5人」程度でした。

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【写真上】で、今日のいいもりコス4周りは…、

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【写真上】メインの3コースが、全て非圧雪。
降雪後のオフピステと云えば聞こえは良いですが、単なる「ほったらかし状態」。
春スキーの時期に「昨日は雨」「今日は湿潤且つ微量の新雪」「ポカポカ陽気」、そして「コースメンテ無し」となると…。
絶対に妖怪が現れるに決まってるっ!!!。

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【写真上】取敢えずメインはコス4下.小谷側。
予想通り、コース下部には「妖怪イタヅカミ」が出現。
しかも急斜からクニックした緩斜でいきなりブレーキ掛かるので、何度つんのめりそうになったか…。
しかも妖怪は時間を追うに従い、その活動範囲を広めていきました。

尚、左手前はMyシュプール。
このコースに入るゲストは殆ど居なかったので、滑走ラインをツイストしたり横に並べたりして遊んでました。

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【写真上】9:50、再びゴンドラでグランプリへ。
しかしアル3は動く気配ありません。
重ね重ね、雪がイイだけに腹立たしい…。
「くそっ、強風の莫迦野郎っ!!!」

テレキャビン回しも飽きてきたし、かと云って妖怪跋扈のいいもりにも戻る気も無し。
そんな訳でココは一時撤収、部屋に戻って正午頃まで休憩する事に致しました。

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【写真上】11:40、アクテティビティ再開。
ゴンドラより見遣るチャンピオンエキスパート。
降雪翌日の融雪春コブは、クッションが利いて攻め易そうです。

しかし肋骨骨折後一ヶ月未満の私め、今コブなんぞ滑ったら…。
「間違い無く症状悪化します…」
春スキーの時期にコブ入れないとコースチョイスが大幅に制限掛かり、特にお昼以降は滑るトコ無くなっちゃうんですよね。、

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【写真上】11:50、
この後テレキャビン回しを3本繰り返し、アル3の営業開始を待っていましたが…。
「搬器の動く気配、全くありませーん」

結局、グランプリの垂涎バーンは下から眺めるだけ。
今日は正午過ぎにゲレンデ「完全撤収」と致しました。

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【写真上】12:55、何故か神城駅より眺めるグランプリ。
この時間になっても相変わらずアル3は止まったまま。
まぁゲレンデ撤収後、1時間しないで運行開始していたら…、
「地団駄踏んで悔しがってる所処です」

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【写真上】因みに神城駅から白馬下車、ココに行ってきました。
今冬2度目の八方文化会館来訪。
何しに来たのかは、またシーズンが終わってからでもアップ致します。

尚スタッフ同僚の話によると、アルプス平の各リフトは14時過ぎに営業開始したとの事です。
おしまい。

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2017.03.21

●2016/17.五十六滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、91日目にて残り14日。
及び左五番肋骨、骨折後28日目…です。

本日から「オシゴト午後番」と「オシゴトオヤスミ」がランダムに続く8日間。
全日「朝イチ」からのスキーライフが待っています。
そんな訳で今朝も一発目のゴンドラに乗車、勇躍グランプリへと向かうのでした。

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【写真上】7:35、今日の白馬は終日こんな天気。
どんよりと重たい空から濡つのは、雪とも雨とも見分けの付かないモノ。
そしてダイナミックより上部は真っ白いガスに覆われ、何~も見えません。
今日のアクテティビティは「雨中」「靄中」の滑走となりそうです…。

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【写真上】8:10、テレキャビン山麓駅。
営業開始前のゴンドラ駅舎は、ツアー客らしきゲストが3~4人待機してる程度。
三連休明けの悪天候と云う事もあり、閑散とした風景です。

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【写真上】8:15、テレキャビン乗車。
この時間帯になると、山麓部の霙はすっかりと雨に変わりました。
今日は午前中だけのフリータイム、濡れ鼠になったらさっさと撤収しよっと。

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【写真上】グランプリは予想通りのホワイトアウト。
平衡感覚は掴めるものの、視界不如意の白闇コンディション。
唯一の救いはゲレンデボトムの雨が雪に変わっており、滑走開始=即.浸水被弾は避けられた事くらいです

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【写真上】8:25、「営業連絡、トップ3番」。
あんまり嬉しくないアル3口開け。
このホワイトアウト状態で、果たしてどの程度滑れるのか…。

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【写真上】と思いきや、グランプリトップは意外とガスが引いています。
濃靄が籠っているのはコースのミドル~ボトムエリアだけらしく。

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【写真上】パノラマコースも視界は利いています。
今日はパノラマで基礎練するのもアリかな。

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【写真上】1stトラック、ドロップイン。
最初の一本はバーンコンディションを確かめつつの、手探り6割走。
今日のグランプリは、水気たっぷりのウェットスノーが約3㎝堆雪。
新雪のソフトさは多少感じられるものの、エッジが雪面を捉える度に下地の硬ザラメ感が「ガリッ」と伝わってきました。

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【写真上】一本滑って再びアル3へ。
数少ないゲストの皆さんは、ガスを嫌ってパノラマコースへ向かわれたみたく。
そしてこの間、グランプリには全く人影無し。
何と、アル3「一番乗り」と「二番乗り」の快挙(?)を達成致しました。

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【写真上】それにしても…、

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【写真上】まぁホントに…、

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【写真上】人の居ない事…。
三連休明けの火曜日アーリータイム、しかも雨+濃靄の悪天候。
人の姿…つーより、モノの動く気配すら全く致しません。

2本目からはガスが一旦引き始め、バーン全域が見渡せるコンディションに。
殆ど手付かずのフィールドに、大小好き勝手なターン弧を描き遊んでました。

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【写真上】9:05、しかし再びガス来襲。
視界が良化してたのは僅か20分程の間。
以降、濃ガス/薄ガスを繰り返す「ブルーグレーの世界」に逆戻り。

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【写真上】ガスの切れ間を狙ってノートララインを刻んでいきます。
ゲストの少ない事が幸い、アル3沿いとアル2沿いのグランプリ両サイドは1時間経っても手付かずのフィールドが残っていました。

尚、アル4(写真右側の索道)は昨日3/20を以て今季の営業を終了。
今日よりグランプリで運行しているリフトはアル3だけとなりました。
そー思うと少しサミシイもの、あと一回位乗っときゃ良かったな…。

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【写真上】:9:30、グランプリ撤収。
幾ら滑走者が少ないとは云え、雪質自体が湿重悪雪。
@云う間にモサグサの荒れバーンとなってしまいます。
「踏まれていない湿新雪」「削り溜まりの片栗粉雪」「露出した下地の硬ザラメ」が混在した、テクニカルなコンディション。
上体やや被せ気味のポジショニングで両脚同調、タメ作っての長めの落下。
これからは悪雪使用の滑りが増えていきそうです。

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【写真上】ダイナミックも御覧の通りのグッサグサ状態。
コンディションが良ければゴンドラで回そうかと思っていたのですが…。
コースの荒れ具合/視界の悪さ、共ににグランプリと大差無し。
そのままいいもりへ向かう事に致しました。

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【写真上】駄菓子菓子…。
いいもり/とおみの山麓部では、ガス以上の難敵出現。
出たっ、春の妖怪「イタヅカミー」

特に滑走跡の無い新雪部に入り込むと、極端に板の止まるブレーキ雪。
いいもりゲレンデの全域がそんな有様で、マトモに滑れるコースがありません。
ウェアやグローブも浸水一歩手前でモチベーションも低下、再度アルプス平に戻るのも面倒です。

そんな訳で10時半を待たずにゲレンデ撤収。
午後からのオシゴトと、明日.明後日のオヤスミに体力温存する事に致しました。


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2017.03.20

●2016/17.五十五滑目「五竜ナイター」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、90日目にて残り15日。
及び左五番肋骨、骨折後27日目…です。

年末年始を彷彿させる混雑を見せた三連休も今日でお終い。
「2016/17.WINTER」最後の繁盛期も、恙無く乗り切る事が出来ました。
と同時に、これからのスキー場は本格的な「春スキー」の季節に突入します。
恐らくGWの時期を除いてはハイシーズンの様な賑わいを見せる事も無く、シーズンオフへのカウントダウンを実感する季節に入って参ります。

そう考えると、この三連休が「冬」と「春」との境目とも云えるもの。
スノーマッドとしては何だかサミシク思えちゃいますね。

なーんて感傷的なキモチは置いといて、多忙の三日間を終えてほっと一安心。
ハードワークの重荷を降ろした所処で、夜のゲレンデに向かうのした。

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【写真上】18:00、二日続けてのとおみナイター。
三連休最後の夜は殆どのゲストが家路に向かっている頃。
とおみゲレンデは日中の喧騒振りが嘘の様な静けさでした。

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【写真上】おっ、これは思ってた以上に楽しいっ♪。
今夜のナイターゲレンデは、良い意味で予想を裏切るグッドコンディション。
午後からソコソコの冷え込みで、グルーミングされたバーンはカチッと硬質。
レーン段差や轍跡のギャップも散見、しっかり踏み込まないと板をバタバタと叩かれる程のアイシーパックでした。

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【写真上】賞味期限も予想より長持ち。
最初の4~5本は殆どゲストもおらず、目立った滑走荒れもありません。
緩斜面ゲレンデとしてはスキーの走りの良い高速バーン、トップからガッチリ雪面を捉えフォールラインからは真っ直ぐ走らすカービングのミドルが気持ち良く決まります。
良コンディションで回せる時間は30分程続きました。

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【写真上】18:40、しかし荒れだすと早いもの。
降雪ゼロの続くゲレンデボトムは日中融雪を繰り返すザラメベース。
下地はしっかり捉えられるものの、次第にザクザクとした砂浜バーンへと変わっていきました。

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【写真上】19:15、ラス1本。
当初は40分程度で切り上げる心算でしたが、気付けば7時を回っています。
思っていた以上に充実したナイトスキータイム、嬉しい誤算の1時間15分でした。

そー云えば二日続けてナイター滑ったのって、2月上旬以来ですね。

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●「Eight Days A Week」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、90日目にて残り15日。
及び左五番肋骨、骨折後27日目…です。

本日の白馬も朝から麗らかなポカポカ陽気。
ライトブルーの青空が広がる、絶好のスキー日和で御座います。
三連休最終日は流石にオシゴト忙しく、しかも欠員3名。
中抜け番で滑りにも行けたのですが、結局部屋で身体を休める事に致しました。

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ネズミ―ランド状態だった昨日に較べると、混雑大人めのとおみゲレンデ。
ハイシーズンとは明らかに雪趣の異なる、ユル~く長閑な雰囲気でした。
これからは、ずーっとこんな毎日が続くんでしょうね。

所処で私めの「2016/17WINTER/五竜.冬山籠り生活」もラスト二週間。
そのフィナーレを飾るべく、明日より「冬のゴールデンウイーク」に突入します。↓

21日(火) 午後番シフト/朝イチからお昼まで滑れる
22日(水) オフ日/終日滑れる
23日(木) オフ日/終日滑れる
24日(金) 午後番
シフト/朝イチからお昼まで滑れる
25日(土) 午後番シフト/朝イチからお昼まで滑れる
26日(日) 午後番シフト/朝イチからお昼まで滑れる
27日(月) 午後番
シフト/朝イチからお昼まで滑れる
28日(火) オフ日/終日滑れる

白馬滞在終了間近にして、この素晴らしいオシゴトシフト。
その気になれば8日連続で朝イチピステンが頂ける、至福のウィークです。
ま、その代わりに22時までオシゴトしなきゃならないんですけどね。

けど、この8日間が終われば白馬滞在も一週間を残すのみ。
そう考えるとチョッピリ寂しくもなるのでした。

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2017.03.19

●2016/17.五十四滑目「五竜ナイター」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、89日目にて残り16日。
及び左五番肋骨、骨折後26日目…です。

本日はオシゴト「通し番」の私め。
「いゃあ、今日は忙しかった(疲)…」

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【写真上】8:00、早朝時点でこの人出。
ウィークエンドのとおみゲレンデは6時半からのサンライズ営業。
しかも今週は三連休、8時時点で既に多くのゲストが滑っておられました。
下手すりゃ平日の日中並みの混雑振りかも…。

尚、今日の白馬は未明から明け方に掛けて小雨が降っていたらしく。
どんよりとした乱層雲とレースカーテンの様な雨霞が山頂付近を覆っていました。

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【写真上.下】今日の五竜は年末年始を思い出させる混雑振り。
至る所、人、人、人…。

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【写真上】15時を過ぎても人の引く気配は殆ど無し。
アルプス平の各リフトは強風の為、正午過ぎに全面運休。
それもあって初心者のゲストはとおみゲレンデに集中してしまいました。

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【写真上】何処を滑って下りりゃイイんでしょう…。
三連休の中日+春スキーシーズンでリフト料金は割引(長野県民は半額)。
その上毎月第3日曜日の長野県スキー場は「スキーこどもの日」。
小学生以下のお子様はリフト料金が無料なので、何時もより子供連れのファミリーゲストが多く見受けられました。

と、ゲレンデの混雑振りがコレですから、そりゃオシゴトも「てんやわんや」の一日。
「心地良くない疲労感」が心身ともに蓄積、何かフラストレーション発散しない事にはやってられません。
そんな時には「やっぱり滑ってスッキリしなきゃ♪」
と云う訳でオシゴト終わりし後、久し振りにナイトスキーに出掛けて参りました。

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【写真上】17:50、ナイター10分前のとおみゲレンデ。
通常営業終了後、ゲレンデには圧雪車が入りコースメンテ。
バーン一面には綺麗なコーデュロイストライプが描かれています。

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【写真上】が、雪はこんな感じ。
ブーツで歩くと足元が「ズボズボ」と沈む、ザクザクのザラメ軟雪です。
ま、この時期だからコレはしゃーないですね。

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【写真上】こんなフラットバーンは最初の2本まで。

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【写真上】3本目には深い滑走溝で荒れ始め、

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【写真上】30分しないうちに、グッサグサのザブ雪化。
でもスタートからの15分/3本はそれなりに板も走るグルームバーン、意外とエッジも抜き易かったです。
人も少ないのでターン幅取った深回りのミドルで遊んでました。

そんな訳でオシゴト激務のストレスも発散、メンタルリフレッシュも完了。
40分程度のアクテティビティでしたが、意外と楽しいナイトスキータイムでした。

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2017.03.18

●2016/17.五十三滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、88日目にて残り17日。
及び左五番肋骨、骨折後25日目…です。

本日はオシゴト「午後番」の私め。
13時まではフリータイムですので、例に由って朝イチグランプリに向かいました。

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【写真上】8:05、今日の白馬は天気予報通り、「超」快晴。
雲一つ無いディープブルーの青空、テレキャビン山頂駅もくっきり見晴らせます。

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【写真上】三連休初日だけあって、テレキャビン駅舎には長蛇の列。
8時15分の営業時刻には約150人ほどのゴンドラ待ち、とおみ1にまで行列が伸びていました。

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【写真上】8:25、「営業連絡、トップ60番」。
今日も元気に一番乗りっ♪。
アル3の口開け乗車って、今シーズン何十回目になるんでしょう。

それにしても、何て深く突き抜ける様な青空。
「蒼い!」、「藍い!!」、「青いっ!!!」

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【写真上】一面ストライプ模様のワイドバーン。

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【写真上】今日もstシュプールは頂っ。

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【写真上】パノラマコースの向こうには唐松尾根と白馬三山。

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【写真上】時期を考えれば100点満点のバーンコンディション。
カチッと締まった下地に描かれたコーデュロイピステン。
レーン段差や雪玉も無く、極上の高速フラットバーンに仕上げられています。
板の走り、雪面コンタクト、エッジ喰い、全て申し分無しでした。

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【写真上】ちょっとトリッキーだったのがこのライン。
前夜はソコソコ風が吹いたらしく、アル3沿いのピステンには非圧雪部から吹き流された雪が溜まってます。
スノーファンを撒いた様な脆く引っ掛かるスノーコンディションで、他とは明らかに異なる雪面タッチ。
最初の数ターンは探りを入れつつの滑りとなりました。

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【写真上】8:40、流石に三連休初日のピーカン日和。
ゲストの出足も平時のウィークエンドに較べて早く、ピステン模様はスタート3本目で売り切れ。
それでもフラット&タイトなバーンコンディションは暫く続き、ハイスピード/フルカービングで回すエキスパートの姿が多く見られました。

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【写真上】混雑具合も次第に増加。
こうなると怖いのがスペックオーバーで暴走しているゲスト。
スピードの出易いコンディションで「滑ってる」と云うより「落されてる」アンコントーラブルな中級者が多く、後方気配に気を配りつつの滑りとなりました。

それでも滑走ラインさえ選べば中高速でのミドル~ショート回しは可。
7割程度の滑走スピートでギル多様、「小回り リズム変化」して遊んでました。

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【写真上】10時を回ると混雑もピークを迎えます。
加えて強い陽射しと+5℃近い高温で、ゴンドラ合流路からのコース下部では一気にバーン荒れが進行。
グランプリの上部/下部での雪質差が乖離し、滑りのアジャストが難しいコンディションとなって参りました。

今日は午後から業務多忙が予想される上、昨日の「八方疲れ」で身体もチト重め。
そんな訳で余力残しの10時半撤収、これからオシゴトに向かうのでした。

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2017.03.17

●八方詣

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、87日目にて残り18日。
及び左五番肋骨、骨折後24日目…です。

本日はオシゴトオヤスミの私め。
今季二度目となる八方尾根で滑って参りました。

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朝イチリーゼンに始まり、

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未だ雪量豊富なセントラル、

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青空の広がるグラード、

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今日大当たりの大町兎、

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〆はパノラマ。
2月22日の肋骨骨折後、これだけガッツリ滑ったのは初めて。
やっばり八方は楽しいな♪。

但しアクテティビティを終えると疲労困憊。
明日は朝イチグランプリとオシゴトあるので、さっさと寝ます。
あー、心地良い疲れだ事。

 

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2017.03.16

●2016/17.五十一滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、86日目にて残り19日。
及び左五番肋骨、骨折後23日目…です。

昨日はオシゴト午後番にて、二日続けての朝イチアクテティビティ。
腐れガスの「ホワイトアウト」に祟られた前日のリベンジを果たすべく、一発目のテレキャビンに乗り込むのでした。

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【写真上】7:30、例に由って板デポ先着。
この日も朝からガスガス、エキスパートから上は真っ白です。
こりゃ「リベンジ」どころか「返り討ち」に遭っちゃいそうな悪寒…。

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【写真上】8:05、朝食後のテレキャビン山麓駅。
おっ、結構ガスが薄くなってる。
雲間より青空も覗き始めてるので、1~2時間のうちにガスも引きそうです。

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【写真上】8:25、「営業連絡、トップ60番」。
この日もスタート時にアル3は動いておらず、アル4からのグランプリ回し。

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【写真上】グランプリのガスは丁度引き始め。
トッピングパウダーの柔らかな雪面が覗けます。

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【写真上.下】エアブラシを噴いた様な朝霞に覆われたグランプリ。
まるで雲の中を彷徨ってるみたく、コレはコレで春朝のゲレンデっぽくて宜しく。

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【写真上】嗚呼、何て美味しそうな面ツルバーン。
口開けなので当然ノートラック、如何やら昨日の借りは返せそう♪。

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【写真上】1st track.、「Let’s eat♪。」
この日のグランプリはピステン上に5㎝程度の新雪堆積。
ディープパウの様な浮遊感こそ稀薄でしたが、優しく柔らかな雪面コンタクトです。
ターン前半はソフト&ソールなストレートラインのルーズ滑、後半はサイドカーブのたわみを使ってカービング加速と、グルーム/パウダーの美味しいトコ取りの滑りが楽しめました。
スラ板にはコレくらい(5~15㎝)がベストの積雪量なんですよね。

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【写真上】振り返りし1stラインの軌跡。
うっひょー、ふわふわしてて気持ちイイーっ♪♪。

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【写真上】8:40、2本目以降はアル回し。
薄靄が「掛ったり」「引いたり」を繰り返すオープニングタイム。
しかし一定以上の可視範囲は確保され、滑走には支障無いレベルでした

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【写真上】3本目。
三月半ばの平日、しかも曇り日の朝イチタイム。
ゲストの出足はチラホラ程度で、ノートラライン「選び放題」「食べ放題」♪。

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【写真上】9:00、4本目。
30分経っても疎らなシュプールライン。
ソフトクッションのシャローパウダーはまだまだ楽しめます。

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【写真上】アルプス平から流れ込むボーダーさん達。
リフト鉄塔下やツリーエリアは、一見ふわふわで美味しそうなオフピステゾーン。
しかし積雪量自体は少なく、「ガッ、ガッ ズガガガ…」と鈍い底付きの滑走音が響いていました。

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【写真上】9:15、ガスは完全に引き、空模様は一気に好転。
天空の雲がうねる様に千切れ、クリアブルーの青空が見え隠れ。

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【写真上】「地蔵」と「雲」と「青空」。
透明感溢れる、Cool&Beautyな風景♥。
ゲレンデの白銀が清澄な空色を一層引き立たせています。

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【写真上】晴れ出したら早いもの、@云う間にピーカンの陽射し。
気温も3~4℃に上昇、レイヤリングもミドラーでOK。
もうすっかりと「春スキー」の陽気です。

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【写真上】一時間後、流石にクッションパウも完売御礼。
強い陽射しで融雪も進行、板抜けと走りの悪いコンディションになって参りました。

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【写真上】9:55、グランプリ撤収。
もう暫くは回せるコンディションでしたが、午後からのオシゴトに備え早めの下山。
いいもり道場に向かいます。

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【写真上】ダイナミックコーストップより、パノラマ一写。
三月も半ばを迎えると、東南の眺望は春霞が掛りイマイチな見晴らし。
そんな中、この日は比較的クリアな山景が広がっていました。

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【写真上】10:05、〆はコス4回し。
とおみ/いいもりの山麓部まで下りて来ると、雪質はドラスティックに変化。
水気をたっぷり含んだ「春の重軟雪」となっています。

それでもいいもりの方はゲストが少ないので滑走荒れが少なく、バタークリームの様な「ぬる~っ」とした雪面フィーリング。
やや板は沈み気味なものの、意外と走りは良好でした。

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【写真上】この日のメインはコスモリバー。
通称「いいもりポールバーン側」。
国体のトレーニングバーンやら草大会やらで、完全閉鎖される事の多かった今シーズンのポールバーン。
この日は何時も通り(?)、JrのGSトレでハーフセパレート。
アバラ骨折してる身としては、コレ位の斜度が丁度楽なんですよね。

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【写真上】たまにコス4下.大町側を摘み食い。
両コース共に多少の削り溜まりはあるものの、スキーの走りを妨げる様なモサギャップはありませんでした。
それにしても今冬のいいもりは本当に良コンディションを維持。
この時期にして、未だ地表の露出もありません。

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【写真上】いいもり上部では大きなクラック。
旧第5リフト沿いには幾筋もの地割れが発生。
雪崩の危険性があるので、コス4降り場右手側のコースは閉鎖中でした。

と、こんな感じのモーニングスキータイム。
午後からのオシゴトに備え、11時に板仕舞いと致しました。

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●肋骨骨折「三週間経過」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、86日目にて残り19日。
及び左五番肋骨、骨折後23日目…です。

2月22日のアバラ骨折事故から一昨日で三週間が経過。
完治に要する期間は約一ヶ月、その間は怪我部位に負担を掛けずに安静にする様との診察お達しを受けました。
勿論過度な運動(=スノースポーツ)にはストップが掛けられています。

しかし其処はスキーマッドの尋常じゃない「偏執」と「狂気」。
一ヶ月も待ってたら、スキーシーズンが終わってしまいます。
果たして事故一週間で軽いテスト滑を済ませ、10日後にはゲレンデ本格復帰。
以後、毎日の様に滑っておりまする。

ま、流石に滑走時間の制限(2~5時間)は設けてますし、不整地には入らずグルーミングバーンばっかり滑ってますけどね。
そんな訳での骨折三週間後の「滑走報告書」で御座います。

①外足にしっかりと乗れません。
骨折箇所の左脇腹を「畳む」動きは出来るのですが、「伸ばす」動きになると痛み発生、「捻る」動きになると更に「ピキピキと」痛い。
従い左ターン(右外足)の外向傾が取り辛い…。
かと云って右ターンは外足から体軸上に骨折部位が乗っかる形になるので、滑走振動や吸収し切れない切り替えの反動がダイレクトに響きます。
結果、膝下中心のエッジングによる滑りばかりになってしまいます。

・大回りが出来ません。
①に準拠するのですが、骨折箇所(左肋骨)周辺の屈折可動域が痛みで制限されてしまうので、身体からスキーを離すレンジが極めて小さくなっています。
ハイスピードの速度域(60~80㎞)に対応する体軸ポジションとアンギュレーションが取れず、高速ロングは無理ゲー。

・ギャップの多いバーンでは悶絶。
通常時では何でもないレベルのコース荒れでも、雪面振動が脇腹を直撃。
滑走ノイズを吸収し切れない起伏があると、避けつつ流して滑るのが精一杯。
勿論コブなんて「論外」です。

そんな訳で今ン所、滑れるシチュエーションが可也限定。
「パックバーン専」の「ショートターン専」となっており、多分このまま「騙し騙し」の滑りでシーズンを終える事になりそうです。

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事故後の保身三点セット、「コルセット」と「湿布」と「痛み止め薬」。
嗚呼、何時になったらコヤツらと「サヨナラ」出来るのでしょうか…。

でも、明日は八方尾根に行ってきます。

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2017.03.15

●冬籠り「延長」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、85日目にて残り20日。
及び左五番肋骨、骨折後22日目…です。

本日はオシゴト午後番の私め。
朝イチグランプリのプチパウダーをブレックファーストに頂いて参りました。
5㎝程度の堆雪量でしたが、時期を考えれば貴重~な新雪。
ソフトタッチの心地良い滑走フィーリングを楽しむ事が出来ました。

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所処で、

「残り20日」って、

昨日より日数カウントアップしてるんですけど…。

当初の予定では3月31日がオシゴト最終日。
4月1日にラス滑して4月2日に下山するスケジュールでした。

けど、今年の4月スタートは土曜日日曜日
週末だけあってそれなりの忙しさが予想され、ウィークエンドの二日間だけオシゴトして帰る事になりました。

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そんな訳で「ちょっぴり延長」の2016/17.五竜冬籠り生活。
この部屋で寝泊まりする日数も二日だけ増えました。

下山は4月4日、トーキョーの桜が満開の頃になりそうです。

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2017.03.14

●2016/17.五十滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、84日目にて残り18日。
及び左五番肋骨、骨折後21日目…です。

本日はオシゴトオヤスミの私め。
昨夜は職場の飲み会で多少深酒したものの、朝7時にはきっちり起床。
今シーズン50回目となる「節目滑」のに向かうのでした。

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【写真上】7:30、例に由って先に板デポして朝ゴハン。
しかし今日はゲストの出足が遅く、ゴンドラ営業5分前になってもテレキャビン山麓駅に人の姿はありませんでした。

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【写真上】ゴンドラ運行10分前。
ゲレンデトップは濃靄の中、しかも見るからに湿潤なヘヴィガスです。
この時点でアルプス平のコンディションは想像付いてたのですが…。

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【写真上】8:25、何~んも見えないグランプリ。
何も、

ホワイトデーだからって、

ホワイトアウトにならなくても、

イイのに…。

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【写真上】「営業連絡、トップ92番」。
「春のガス祭り」、絶賛開催中!!!。

オープニング時のアルプス平は0℃前後の緩暖な気温。
しかも高湿な大気で風も吹いておらず、ガスの引く要素は全くありません。
こりゃ今日は「ダメな日」だな…。

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【写真上】バーンコンディションは結構イイのですが…。
日中融雪/夜間氷結を繰り返した、硬めの下地はスキーが走る高速バーン。
其処に3㎝程度のトッピングスノーが堆雪、エッジグリップも頗る良好でした。

しかし余りにも視界が悪杉、目視が利くのは足元3m範囲だけ。
方向感や速度感は疎か、平衡感覚も掴めない「真っ白闇」の世界です。
「嗚呼、腐れガスが恨めしい…」

「滑ってる」と云うより、手探りで「下りている」だけのホワイトアウトコンディション。
3本回してグランプリ撤収、滑走可能な視界を求めて47へ移動致しました。

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【写真上】しかし47もホワイトアウト…。
北向き斜面でガスに強いルート1も一面白闇の世界。
ラインCの最下部でこの悪視野ですから、R1トップのコンディションは…、
「お察し下さい…」。

こうなると頼みの綱はゲレンデボトムの「いいもり道場」。
五竜エリアに戻って下山しようとしたのですが…。

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【写真上】ラインEへ辿り着けません…。
ラインC降り場からラインE乗り場へは僅か50m程度の距離。
しかし四囲ホワイトアウトで方向感覚が全く掴めません。
気付けばR2分岐を通り過ぎ、R3/R8方面へ流れ込んでしまいます…。
仕方無いのでルート8経由で再度ラインC乗車。
今度は無事ラインE乗り場を発見し、グランプリ~ダイナミックを経ていいもりへ向かいました。

しかし何百回も滑ってる、勝手知ったゲレンデでこの事態。
お初ゲストの方々は「ゲレンデ内で遭難」しかねない状況だったでしょうね。

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【写真上】ウッディコースですらこの有様。
多少可視範囲は広くなったものの、スイッチバックのヘアピンが全く見えません。
とおみゲレンデに下りても、スカイ4降り場付近までは濃ガスに包まれていました。

多分今日の白馬各スキー場は、み~んな「ガス祭り」だった事でしょう。

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【写真上】9:45、いいもり.パウダースノーコース。
「嗚呼、視界が利くって何て素晴らしい…」。
流石にシャバっぽい雪質でしたが、アーリータイムとゲストの少なさが幸い。
ウェットスノーにも関わらず滑走荒れは無く、スムーズな板の走りでした。

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【写真上】しかしいいもりの上部はこんな感じ。
コス4降り場付近では「やや濃い目」のガス。
コリドールから各コースのブランチまで下りてくると、滑走に支障ない視界となっていました。

しかし2日前から肋骨の骨折箇所の具合がイマイチ芳しく無い私め。
悪化こそしてないものの、左脇の屈折動作をする度にピリッと痛みが走ります。
そんな訳でパウダースノーコースを3本回して撤収。
大事を取って2時間でアクテティビティ終了と致しました。

この体調だと、明々後日に予定している八方遠征はビミョーな感じです。
うーむ…。

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2017.03.13

●2016/17.四十九滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、83日目にて残り19日。
及び左五番肋骨、骨折後20日目…です。

昨日日曜日はオシゴト「中抜け番」。
しかしウィークエンドのデイタイムはゲレンデも混雑、忙しさで疲れも溜まっており部屋でゆっくり休もうか思っていたのですが…。
「ポカポカ陽気のスーパーピーカンsunです」

どーせ休むなら銀世界でお日様を浴びながら「アフタヌーンコーヒー」。
そんな訳でウェアを身に纏い、ゲレンデに向かうのでした。

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【写真上】12:45、ゴンドラ下りてグランプリへ。
陽射しが雪面に乱反射、ゴーグル上げると眩チクて目を開けてられません。

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【写真上】標高1600mのゲレンデトップでも、気温は5℃オーバー。
ミドラーで滑ってても軽く汗ばむ暖かさ、もうすっかり「春スキー」の陽気です。

昨日のグランプリはもう「ザクザク雪」かと思いきや、然に非ず。
グルームされたピステンの表雪が削られ、ベースの硬バーンが露出。
ザラメっぽい削り溜まりとアイシーな下地が斑在し、スキーコントロールの難しいテクニカルなコンディションでした。

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【写真上】アル3より、見返り一写。
二本の飛行機雲の彼方には、志賀高原と四阿山。
飯綱連峰以南の近距離には2000m級以上の山がないので、空が広く感じます。

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【写真上】大気は冴え、絶好の山景日和。
純白の唐松尾根越しに望む白馬三山。

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【写真上】アル3降り場より望む、北信雄峰群のビッグスケールパノラマ。
これだけクリアな眺望に恵まれたのは久し振り。

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【写真上】左より、雨飾山、金山、焼山。

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【写真上】同、火打山と頸城山塊の盟主妙高山。

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【写真上】同、乙妻.高妻山から戸隠山.西岳.本院岳と連なる戸隠連峰屏風群。

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【写真上】同、高デッキ山.瑪瑙山.霊仙寺山.飯縄山と連なる飯綱連峰。
飯縄山の右肩奥には薄らと苗場山も望めました。

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【写真上】同、四阿山と噴煙を上げる浅間山。
このままパノラマコースから47のルート8~ルート1へと流れ込みます。

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【写真上】ルート8より見遣る、妙高連峰。
オシゴト中抜け番の際は2時間前後の滑走タイム。
時間が勿体無くて滅多に47には向かわないのですが、妙高~戸隠.飯綱連峰の絶景に目を惹かれ、ついつい流れ込んじゃいました。

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【写真上】ま、コレも見たかったですしね。
47のベストビューポイント、ラインC降り場から見遣る五龍岳.唐松岳。

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【写真上】唐松岳.近景。

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【写真上】五龍岳.近景。

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【写真上】47、ユークリッド前でコーヒーブレイク。
あんまりガッツリ滑る気はなかったので、Sunbathingしつつ一服。
ま、こー云う弛緩したアクテティビティもたまには良いものです。

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【写真上】ユークリッド前から、八方尾根リーゼングラードを望む。
白馬に3ヶ月籠っているにも関わらず、今季未だ一度しか訪れてない八方尾根。
シーズンインの雪不足と2月下旬の骨折事故さえ無ければ、5~6回は滑りに行ってた筈なんですけどね。
取敢えずはアバラの調子と相談しつつですが、来週と再来週に遠征の予定です。

と、緩~い感じの中抜け滑。
オープンテラスでヒリヒリと日焼けした日曜日の午後でした。

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2017.03.12

●2016/17.四十八滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、82日目にて残り20日。
及び左五番肋骨、骨折後19日目…です。

昨日はオシゴト午後番にて、13時まではフリータイムの私め。
しかし晴れ予報続きのウィークエンドに加え、夜には「五竜スノーフェスティバル」開催でハードワークが確定印の土曜日です。
朝イチからスキーライフを堪能するか、それとも激務に備え身体を休めるか…。

「そんなモン、答えは一つに決まってます」

と云う訳でナンセンスな二者択一。
早朝よりスキーを担いでテレキャビンへと向かうのでした。

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【写真上】8:00、テレキャビン山麓駅。
7時前に板をデポ、朝食を済ませて戻って来ると「流石土曜日」ってな風景。
営業開始15分前のゴンドラ前には、既に100人近くの行列が出来ていました。

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【写真上】一発目の搬器に乗車。
山麓部は高曇りでしたが、ゲレンデ上部は濃靄に覆われていたモーニングタイム。
ゴンドラに乗ってもガス帯を突き抜ける事は無く、アルプス平はブルーグレーのヴェールに包まれていました。

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【写真上】8:25「営業連絡、トップ44番」。
グランプリに到着すると点検作業が遅れているのか、アル3は未稼働。
その為、珍しくアル4からの朝イチグランプリスタートです。
尚、アル3は8時半過ぎに営業を開始しました。

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【写真上】グランプリのトップ~ミドルは視界不良。
特に上部の1/3は遠近感の掴み辛い濃靄コンディション、折角の1stトラックも手探りの6割滑。
新雪由来のソフトなピステバーンだっただけに、ガスの恨めしい一本となりました。

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【写真上】8:35、2本目からは何時も通りのアル3回し。
グランプリの下1/3はガスも切れているのですが…、

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【写真上】上2/3はこんな感じ…。
ゴンドラからの連絡路を境に、ゲレンデ一面は白闇の世界。

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【写真上】アル3から、アル2降り場が辛うじて覗ける程度。
ホワイトアウトと迄はいかないものの、ハイスピードでかっ飛ばすには厳しい視界コンディション。
結局、2本目もスピード抑え気味の安全速度域で滑らざるを得ませんでした。
うーん、折角の朝イチタイムでコレは勿体無い…。

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【写真上】8:40、グランプリ回し3本目。
ガスが薄くなり、微かに薄日が射して参りました。

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【写真上】よしよし、コレ位視界が利きゃ問題無し。
とか云ってる間に、みるみる天候は好転…。

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【写真上】9:00、グランプリ回し5本目。
ゲレンデトップではセルリアンブルーの青空が広がり始めました。
30分前のヘヴィフォグは何だったんだ…。

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【写真上】パノラマ方面はすっかりと晴れ模様。

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【写真上】霧氷と地蔵ノ頭とダイナミックに動く雲。
白と青のクールビューティなコントラスト。
まるでマジシャンズレッド(JoJo)みたいな雲影です。

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【写真上】9:30、ゲレンデミドルを覆っていた薄靄も完全に切れました。

Img_2405

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【写真上.下】以降、天候は「絶好調モード」。
この日のグランプリ、前日のアメージングなディープパウダーの余韻が残る圧雪コンディション。
超デリケートなソフトピステンはエッジ利き捲り、つーか正直「噛み過ぎ」。
少しでもエッジングを引っ張り過ぎると角付けを外すのに一苦労、ターン後半は何時も以上にストレートラインの滑りを意識しました。

こう云うバーンコンディションは予想していたのでサンドペーパーでエッジを軽く落してきたのですが、大して役に立たず。
ま、三月二週目でこんな雪質の悩み、贅沢過ぎますけどね。

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【写真上】9:50、グランプリも混雑タイムに突入。
パノラマやテレキャビン方面から、続々とゲストが流れ込んで参ります。
それでも小回りならハイスピードで回しても支障無い人出。
「小回り リズム変化」して遊んでました。
どーせ肋骨粉砕中の身、ロングターンの出来ない身体ですから。

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【写真上】10:20、土曜日としては許容範囲の混み具合。
しかしゲレンデミドルを境に、モサモサとバーン荒れが進行して参ります。
幾ら四日連続の降雪後とは云え、何れも気温は-3~-5℃程度の冷え込み具合。
ハイシーズンのアスピリンスノーに較べると雪質は一歩劣り、中途半端に踏み固められたギャップと片栗粉的な脆雪の削り溜まりが混在。
エッジの引っ掛かりに加え、スキーが走り難いコンディションとなってきました。

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【写真上】10:30、モーニングタイムの〆はいいもり道場。
珍しく大町側が非圧雪で、小谷側が圧雪入ってます。
普段とは左右逆のシチュエーション、何だか違和感のある風景でした。

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【写真上】いいもりは何時もながらの安定した(?)ゲストの少なさ。
コス4下は融雪硬化独特の、ややガリッとしたスノーコンディション。
雪面をしっかり捉えればグリップは問題無いのですが、雪玉がゴロゴロしておりスキーの叩かれるバーン状況。
下手にソールを使うと雪面コンタクトが覚束無く、縦目にエッジで切って行く方が滑り易かったです。

この後は午後からのオシゴトに備え、11時ジャストに撤収致しました。
おしまい。

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2017.03.11

●乙女の柔肌

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、81日目にて残り21日。
及び左五番肋骨、骨折後18日目…です。

本日はオシゴト午後番の私め。
例に由ってアルプス平「First to arrive」、朝イチグランプリに最初の軌跡を刻んで参りました。

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スタートは濃ガスでしたが、二本目になると薄日が射して参りました。

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新雪由来のソフトタッチ感、最上級のデリケートスノー。
正に「乙女の柔肌」コンデション、しかも1stトラックの処女バーンです♥。

ソフトスノーが故に、エッジの利きが「抜群」を通り越して「噛み過ぎ」。
角付けのリリースに気を使う程の良雪でした。

滑走記は亦明日にでも。
扨、オシゴト行ってきますか。

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●2016/17.四十七滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、81日目にて残り21日。
及び左五番肋骨、骨折後18日目…です。

今週に入り冬型の気圧配置が復活しの信越エリア。
此処白馬でも四日続けてのまとまった降雪、ゲレンデに恵みの雪を齎しました。
時期を考えるとスキー場にとっては「天恵」、スノーマッドにとっては「歓喜の寒気」。
ハクババレーのオフピステでは連日「パウ祭り」が繰り広げられております。

で、昨日は「中抜け番」にて、11時半までオシゴト中の私め。
オフ日の同僚輩々が「ヤバいお薬」をキメてるかの様な恍惚の表情で、入れ替わり立ち代りにパウダーカーニバルの様子を伝えにやって参ります。
「グランプリは腰パウ」
「神城とアドベンチャーは胸パウ」
「スプレーで息出来ない」
「マジサイコー」
「チョーヤバイ」

異口同音にそんな話を聞かされ、仕事中のこっちは「ウズウズ」「ムラムラ」。
居ても立っても居られません。
休み時間に入るとマッハの速さで「メシ」「着替え」、急ぎゲレンデに繰り出すのでした。

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【写真上】12:05、テレキャビン乗車。
午前中はチャンピオンエキスパートを境に、濃靄に覆われていたアルプス平山頂。
しかし正午を前にガスは引き、穏やかな陽光すら射して参りました。
「これぞ天恵、天恵ッ!!!」

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【写真上】ダム上の谷沿い大斜面(勿論コース外)。
「おおっ、雪量がスゴい事になってる…」。
三月も半ばを迎えようと云うのに、例年のハイシーズン並みの積雪量。
此処四日間の雪が可也利いてます。

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【写真上.下】12:15、グランプリ到着。
山頂部は丁度ガスが引き終わる頃、何てグッドタイミング。
陽が射して、バーンの全容が見え始めます。

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【写真上】滑走跡は多いものの、見るからにディープ&ソフトなコンディション。

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【写真上】全然荒らされてないテクニカル。
まだまだスプレー撒き散らせて遊べます。

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【写真上】テクニカル右側のオフピステゾーン。
ツリー沿いはノートラックのライン取り放題。

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【写真上】パノラマからのトラバース流れ込みコース。
この辺りですら膝下~膝上のディープパウ。

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【写真上】グランプリトップ。
「うっひゃー、何コレっ♥(黄色い声)」
朝イチ3本目レベルのトラックコンディションです

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【写真上】アル3降り場。
立ってるだけで「膝下ズッポリ」のディープパウダー。
しかも数える程度の滑走跡、踏まれていないパウダーライン取り放題です。

云っとくけど、

グランプリに着いたの、

12時半ですよ、

「12時半っ」。

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【写真上】ノートラゾーンにドロップイン。
トラバースの斜行跡が何本かあるだけ。
殆んど手付かずのラインがミドルエリア迄続いてます。

この日のグランプリは圧雪エリアにして膝高のディープパウ。
ピステエリア自体が、もう殆んど「オフピステ状態」の新雪量です。
しかも午前中はホワイトアウト手前の濃ガスだったので滑走ラインも疎ら、特にトップ部からミドルまでは食べ残しだらけでした。

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【写真上】グランプリ、ミドル~ボトム。
やや先細りの一枚バーンなので、滑るに従い荒れは多くなりますが…

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【写真上】それでも踏み固められた感は稀薄です♪。
トップから噛まない程度にスキーを潜らせ、抜け出しでセンター~テールを弾ませ、心地良いルーズさのミドルターン。
ファット板借りてこなかった事を後悔するスノーコンディションでした。

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【写真上】気付けば天気も準.ピーカン。
滑走を重ねるにつれ、薄らと汗ばむポカポカ陽気。
途中からはジャケット脱ぎ捨てミドラー滑。

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【写真上】嗚呼、何て幸せなアフタヌーン。
気付けば@云う間の一時間半経過。
流石に13時半を回ると目ぼしいラインも食い尽され、頃良い引き上げ時。
時間帯を考えれば「奇跡的」なバーンコンディションに恵まれ、大満足の午後パウタイムでした。

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2017.03.10

●Unbelievable!!!

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、80日目。
及び左五番肋骨、骨折後17日目…です。

マダマダ続くと思っていた今シーズンの白馬雪山籠りも、気付けばもう三月初旬。
至福のスノーライフも「マジック21」、あと3週間となりました。
残す期間でオフの日はあと5日、中抜けや遅番シフトで滑れる日も10日程度。
101日の五竜滞在中、滑走日数は60日強に落ち着きそうです。
ホント、返す返すも2月下旬の骨折事故が悔やまれる…。

そんな訳で今日はオシゴト「プチ中抜け番」の私め。
マッハの速さで昼食を済ませゴンドラ乗車、アルプス平に向かったのですが…。
そこで目にしたのは、信じられない驚愕の光景なのでした。

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云っときますけど、コレ12時半の写真です。

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も一回云いますけど、コレ12時半の写真です。

「何っ、このノートラだらけのディープパウっ!!」

正午過ぎにて、このパウ食べ放題コンディション。
信じられない、つーか「有り得ない」…。
滑走記は亦明日にでも。

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●2016/17.四十六滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、80日目。
及び左五番肋骨、骨折後17日目…です。

昨日はオシゴトオヤスミの私め。
アバラの調子と相談しつつも、何時もの如く朝イチからアクティビティ。
一発目のテレキャビン搬器に乗り込み、勇躍グランプリへと向かいました。

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【写真上】8:15、営業時刻になるもテレキャビンは運行遅延。
大雪での安全点検が原因の場合、大体30~40分後には営業を開始します。
まぁ骨折中の身ですから、偓促せずにゴンドラ駅舎内で待機。
それにいいもりの重パウより、アルプス平のドライスノーの方が魅力ですしね。

尚、テレキャビンは予定通り(?)8:55に運行スタートとなりました。、

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【写真上】9:05、「営業連絡、トップ18番」。
山麓からは濃靄に覆われている様に見えたグランプリですが、意外と視界は良好。
ホワイトアウトの心配が杞憂に終わり、ほっと一安心。

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【写真上】無人のグランプリは、静寂のブルーグレーの世界。

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【写真上】しんしんと降る雪が一枚バーンに消えていきます。

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【写真上】垂涎の面ツルバーンにドロップイン。
「1stトラック、戴きまーす♪」。
昨日のグランプリは圧雪部で5㎝強のトッピングパウダー。
新雪ならではのソフトな雪面タッチに、踏んだら確り返ってくる下地のレスポンス。
トップで捉えてからは角付けもそこそこに、ソール&ルーズに走らせて心地良い浮揚フィーリングが楽しめました。

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【写真上】非圧雪エリアは「膝ズッポリ」のディープパウダー。
ボーダーさんたちの狙いはメインバーンよりオフピステ。

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【写真上】ツリーエリアやサイドカントリーがターゲット。
スプレー舞い上げてノートラ三昧。

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【写真上】パウ祭り、絶賛開催中です。
こんなの見ちゃうと何だかウズウズ、釣られて非圧雪のツリーエリアに突入。
コレが想像していた以上の深雪オフピステ、前日の踏み固められてない残りパウの上に新雪が乗っているものですから「実質2日分」のディープスノーです。

5日前の超ドライ&ライトな激パウに較べるとややウェッティな雪質も、時期を考えれば満点のパウダーコンディションでした。

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【写真上】9:55、圧雪バーンは意外と人少な目。
オープニングから50分経ったのに、あちこちにノートラックラインが残っています。
特にアル3降り場からダイレクトに下りるラインは食べ残しの宝庫でした♪。
まぁこんな日は皆さんオフピステメインで攻められますからね。

約2時間のブレックファーストパウでお腹一杯。
一旦いいもりへ下りる事に致しました。

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【写真上.下】11:00、いいもりコス4下、小谷側と大町側。
おっ、両方とも意外と荒れてない♫。

Img_2276
【写真上】降雪後の狙いは、やっぱり小谷側。
アルプス平に較べると、明らかにウェットなヘヴィパウダー。
トップの抜けは鈍く板も引っ掛かり気味、板の取り回しが重く感じられます。
踏み固められたラインに入ると「ガリッ」と底付きもあり、安定したポジションの取り辛いテクニカルな深雪コンディションでした。

Img_2280
【写真上】12:50、昼食後は再びグランプリ。
多少の荒れは出て参りましたが、時間帯を考えれば頗る良好なコンディション。
雪面コンタクトはソフトですし、トップの抜けも軽快です。
ターン前~中盤はソール使ってルーズに、後半だけサイドカーブ噛ませて加速。
「ガッツリ攻める」と云うより、遊び多めの流し走の方が楽しく滑れました。

5~6本回した後、47へと流れ込みました。

Img_2281
【写真上】14:00、ルート1。
ボトムエリア程では無いにせよ、ややウエットな湿潤雪。
故に新雪は踏み固められ、小さな起伏ギャップが点在しています。
普段ならしっかり抑え込んでエッジで切っていけるレベルなのですが、何せ肋骨折れてる身。
「脇腹に雪面振動が響くと、無茶辛い…」。
いなして滑れる程のソフトスノーでも無く、膝と股関節で滑走ノイズを吸収するにも限界があります。

折しもこの時点で滑走時間が5時間経過。
骨折部位周辺がミシミシと疼き出し、痛みが増して参りました。
アンギュレーションはおろか前傾ポジションも殆んど取れず、カラータイマーがピコピコ赤く点滅し出し始めます
結局R1を一本下りて限界、アルプス平に戻り下山。
14時半にゲレンデ撤収となりました。

うーん、やっぱり2週間では完治に程遠いみたいです…。

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2017.03.09

●今日もパウ祭り

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、79日目。
及び左五番肋骨、骨折後16日目…です。

三月に入り冬型の気圧配置が復活、パウダーDAYが続いている此処白馬。
一昨日~昨日もソコソコの降雪に恵まれ、ゲレンデトップはグッドコンディション間違い無しで御座います。

で、本日はオシゴトオヤスミの私め。
例に由っての早朝起床でテレキャビン→アル3一番乗り。
面ツルのバージンバーンに最初の軌跡を刻んで参りました。

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うっひょー、一面ノートラックのグランプリっ♪
まるで5日前のデジャ.ヴ、三月だと云うのに上質パウのブレックファースト続き。
嗚呼、何てシアワセなモーニングタイムでしょう。

滑走記は亦後日にでも。

 

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2017.03.08

●白く静かな朝

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、78日目。
及び左五番肋骨、骨折後15日目…です。

三月も二週目に入りましたが、白馬には嬉しい「プチ寒波」襲来。
昨日.今日と二日続けての雪模様です。
「ドッサドサ」と降る大雪では無く「シンシン」と静かに降る雪でしたが、それでも今朝の積雪量は山麓で約10㎝、山頂で20㎝以上。

アルプス平では「パウ祭り」が繰り広げられてたみたいです。

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茶色い地面の見えていたスキー場前の小径も、この二日間で再び雪化粧。

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ザブザブ雪だったとおみゲレンデも、リセット掛かり好コンディション。

尤も昨日今日とオシゴトシフト「通し番」の私め。
滑りに行けない二日間でしたが、肋骨骨折から未だ半月。
ゲレンデ復帰後四日続けて滑っていたので、丁度良い休息期間です。

明日はオフ日なので、朝イチからパウ喰いに行って参ります。

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2017.03.07

●2016/17.四十五滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、77日目。
及び左五番肋骨、骨折後14日目…です。

昨日はオシゴトオヤスミの私め。
例に由って「朝イチ」からアクティビティスタート、の筈でしたが…。
「起きたら10時回ってました…」

前日日曜日は午後番シフト、朝イチから滑った後に22時迄オシゴトで「Tired out」
しかもその後スタッフ有志による焼肉BBQに合流。
飲んで食ってしているうちに時計は2時前となり、疲れも相俟って沈没爆睡。
折角のオフ日を「お寝坊さん」してしまった次第でして…。

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【写真上】11:35、そんな訳で遅蒔き乍らのグランプリスタート。
昨日のアルプス平は日中の気温4~5℃、数本回すと軽く汗ばみミドラーだけで充分な暖かさでした。
それにしても、しかしまぁ…、

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【写真上】人の居ない事…。
ウィークエンドの賑わいが嘘の様な「ガラーン」としたゲレンデ。
今にも雨が落ちてきそうな重たい空とブルーグレーの殺風景な色調も相俟って、寂寞とした感じすら致しました。

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【写真上】バーンは正午と思えない、フラットな状態を維持。
春スキーのアーリータイムを彷彿とさせる、セメントっぽいアイシーコンディション。
所々でセンター~テールが流されましたが、総じてエッジの捉えは充分。
バーン状況を把握してしまえば、カービング利かせたショートで充分回せました。
しかし身体の具合がコレなので、相変わらず大回りは無理ゲーです…。

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【写真上】12:25、久し振りに47へと流れ込みます。
47を滑るのは骨折前のオフ日以来、丁度3週間振り。
ラインE沿いのR8は板も走り、まぁまぁ締まった雪質でした。

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【写真上】こっちもガラガラ、ルート1。
グランプリより標高が150m下がるので、バーンは一気に悪雪傾向。
グサグサと迄はいきませんが、コース荒れの進行した湿重雪となっていました。
従いエッジが引っ掛かり気味、削り溜まりではスキーの沈むコンディション。
スキッド多めでソールを使い、ややルーズに滑った方が減速要素は少なかったです。

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【写真上】12:35、正午を回ると薄らと陽が射して参りました。
昨日は1㎜程度の小雨予報でしたが、何とか降らずに収まってくれました。

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【写真上】R1より、白馬.小谷村~雨飾.頸城三山~高妻山の眺望。

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【写真上】同、戸隠連峰~飯綱連峰の眺望。
ルート1のトップ標高は1450m、従い五竜/アルプス平や八方/グラードの様に「眼を奪われる」ビッグスケールのパノラマではありません。
しかし斜面が北東向きなので、白馬山麓の各スキー場から妙高~戸隠~飯綱のパノラマを愛でつつ滑り降りる、中々の眺望コースとなっています。

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【写真上】ルート1、ボトムセクション。
ゲレンデボトムに下りるに従いウェットスノー化は更に進行。
但しこのパートは滑るゲスト自体が少ないので滑走荒れは少なく、トップ部よりも使えるコンディションでした。
それにこっちの方がコースレイアウトが面白いですしね。

47ではR1メインでラインCとライン8回し併用。
1時間程してから、再び五竜方面へ戻りました。

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【写真上】ラインEより、暗鬱とした鼠空に映える武田菱。
ちょっと不機嫌な五龍岳、てな感じですね。

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【写真上】パノラマコーストップより、HAKUBA VALLEYゲレンデ群を眺む。
奥よりコルチナ、白乗、栂池、岩岳サウス、左手前に八方と右手下に47.ルート8。
ハクババレーのゲレンデを一望出来る絶好のビューポイントです。

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【写真上】1415、再びグランプリ回し。
こっちは相変わらずのザラメセメントバーン。
正午に較べ気温が下がり風も出てきたのでアイシー化に拍車が掛かり、ゲレンデには「ズザザザ…」と歯切れの悪い滑走音が響いていました。

こう云ったハードパックのコンディション、本来なら大好物なのですが何せ「アバラ折れてる」身。
怪我部位と相談しつつ、スキッド多めの安全滑走です。
攻めたいのに攻められない、コレはコレでストレス溜まる…。

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【写真上】14:45、ラス30分はいいもり道場で〆。
ゲレンデボトムまで下りてしまうと、バーンはザブ雪状態「一歩手前」。
コス4下小谷側に圧雪入ってたので、ココばかり回してました。
いいもりで滑るのも13日振りです。

と、こんな感じの朝イチ逃しの「寝過ごし滑」。
この日はリハビリ滑の滑走時間を一段回上げ、4時間のスキータイム。
骨折後、1時間(ナイター緩斜面)→2時間(身体に優しいパウ)→2時間→2時間→4時間と徐々に増やし、特にスキー後のリバウンドもありません。
次のオヤスミは中二日空けての3月9日。
体調と相談の上ですが、今度はレスト多めに取りつつ終日滑にチャレンジしてみたいと思います。

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2017.03.06

●2016/17.四十四滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、76日目。
及び左五番肋骨、骨折後13日目…です。

昨日日曜日も土曜に同様、冬晴れのスキー日和に恵まれたウィークエンド。
そして私めはオシゴト午後番、午前中はフリータイムです。
アバラ骨折も何のその、狙いは勿論「朝イチグランプリ」。
勇躍早朝よりゲレンデインです。

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【写真上】7:00、例によって大人げない行為。
6時半から始まっているとおみゲレンデのサンライズ営業はスルー。
テレキャビン駅の最前列に板をデポして朝食に戻ります。

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【写真上】8:00、テレキャビン山麓駅にリターン。
メシ→珈琲タイム→ウォームアップを終えて丁度一時間。
早朝時にはアルプス平を覆っていたガスも切れ始め、一安心です。

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【写真上】8:25、「営業連絡、トップ18番」。
今日もアル3口開けスタート。
ディープブルーの青空と煌めく白銀のツートンカラーが待っていました。

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【写真上】1stランへのイントロダクション。
「リフト」にも「ゲレンデ」も「地蔵」にも人影無し。
5分間だけの至福の時間、 アルプス平「独り占め」♪。

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【写真上】そして左手には幅広の一枚バーン、

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【写真上】コーデュロイストライプも鮮やかな、

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【写真上】垂涎の朝イチグランプリ。

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【写真上】スーパーグルーム「頂っきまーす♪」。
ピステンされた表雪は抜群のエッジ食いも、下地はカチッと硬質。
かっ飛びロングには持って来いの高速バーンコンディションでした。

しかし左肋骨骨折中にて過度の外向傾ポジションが取れない私め。
身体からスキーを離し過ぎない様にショート~ミドルで回すのが精一杯、「悔しい」やら「勿体無い」やら…。
それでもカービング利かせたショートがビシバシ決まり、気持ち良かったですけどね。

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【写真上】8:40、アル3回し三本目のグランプリ。
流石に快晴の日曜日、ゲストの出足は早く15分でこんな感じに。
バーンにはスノーマッドの描くカーヴが次々に刻まれていきます。
リフト乗車中も、「ブゥォォン」とコーデュロイを切り裂く音が心地良く耳に響きました。

そんな訳で以後ずーっとグランプリ籠りっ切り。
気温も0~2℃前後と暖かく、ジャケット脱いでのミドラー滑で回してました。

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【写真上】10時を待たずに混雑開始、グランプリは大盛況。
ま、日曜日でこの天気ですから至極当然の成り行き。
ハイスピードではショート回しでも滑走ラインが取れなくなって参りました。

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【写真上】バーンコンディションも次第に変化。
コーデュロイ模様が削られ、所々にアイシーな下地が顔を覗かせます。
グリップは充分利きますが削り溜まりとの雪質ギャップが大きく、テールがズレたりトップが引っ掛かったりとエッジコントロールに気を使うコンディションに。
一昨日降った大雪の恩恵は今日で期限切れとなりそうです。

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【写真上】10:25、さて、ボチボチ「シンデレラの時間」。
何せ骨折明け10日の身、暫くは「2時間縛り」で滑走自制している私め。
そんな訳で気付けばタイムアップ。
最後に五龍岳を一写、下山する事に致しました。

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【写真上】グランプリからダイナミックへ。
北東から東南に掛けての山景色は春霞に覆われ、戸隠連峰が僅かに窺える程度。
パノラマ眺望もすっかりと春の気配になって参りました。

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【写真上】10:30、モーニングスキー終了。
今週土日はゲレンデボトム「神奈川県市町村対抗スキー競技会」が開催。
コースセパレートの所為もあり、とおみゲレンデは何時もより人口密度が濃く感じられました。

と、こんな感じのリハビリスキー3日目。
矢張り通時より疲れの溜まりも大きく、午後からのオシゴトは疲労困憊。
矢鱈と時間が長く感じられ、最後はヘロヘロになってしまいました。
おしまい。

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2017.03.05

●2016/17.四十三滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、75日目。
及び左五番肋骨、骨折後12日目…です。

昨日の白馬は早朝から突き抜ける様な青空、絶好のスキー日和に恵まれた土曜日となりました。
オシゴト「中抜け番」だった私めは、正午過ぎよりゴンドラ乗車。
ピステバックに少し嵩張った荷物を背追い込み、標高1676mのビューポイントまで「一服&珈琲タイム」に出掛けて参りました。

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【写真上】13:00、グランプリ到着。
グランプリでは専ら「アル3回し」の私め、この日は珍しくアル4乗車。
こっちのリフト乗るのって、年始明けの三連休以来です。

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【写真上.下】アル4からのグランプリ風景。
何時ものアル3からとは反対側の構図なので、何か新鮮に感じます。
ただ写真的には、手前アル2の索条と搬器が邪魔ですが…。

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【写真上】リフト下車後、何故かフットギアを着脱。
スキーブーツからスノートレッキングシューズに履き替えます。
因みにモノは数年来雪山で愛用しているサロモンのNYTRO GTX。

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【写真上】続いて借り物のスノーシューを装着。
ピステバックの荷物の正体はコレ、さーて雪山散歩に出掛けますか。

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【写真上】正面の小高い丘陵帯をてくてくと登ります。

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【写真上】13:15、白馬五竜のゲレンデ最高峰「地蔵ノ頭」。
今シーズン初めての地蔵詣です。

アル4降り場から地蔵の頭へは標高差約50m。歩いて7~8分程。
勿論フツーのスキーブーツでも登れますが、昨日の大雪で「膝上ツボ足」確定。
そんな訳でスノーシュー持参でのお散歩となった次第でして。

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【写真上】地蔵ケルン。
左奥には小さく五龍岳。

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【写真上】地蔵ノ頭より、白馬盆地を見遣る。
グランプリのトップから100m程度しか標高差は無いのですが、見下ろす風景はより雄大に変わります。
しかし妙高~戸隠方面の北信名山群には春霞が掛り、ぼんやりと望める程度。
残念ながら「スーパーパノラマ」とは参りませんでした。

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【写真上】五龍岳~白岳~大黒岳の稜線。
地蔵ノ頭ではパノラマを愛でつつ珈琲一服、30分程のんびりする筈でしたが…。
「とんでもなく風強いtyphoon…」。
常時風速15~20m、瞬間Maxでは30m程の強風がゴーゴーと吹き荒び、立っているのも辛い状況。
触れてもないのにケルンの鐘が風でカランカランと響き渡ります。
加速度ついて体温も低下、滞在時間もソコソコに早々と撤収致しました…。

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【写真上】周囲の堆雪はパリパリのウインドクラスト。
多分スキーブーツだったら、ドツボの雪中行軍となった事でしょう…。

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【写真上】13:40、以後フツーのアクテティビティ。
例に由ってのアル3グランプリ回し。

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【写真上】で、コンディションが想像以上の良雪質。
ウィークエンドの午後にも関わらず、滑走荒れは殆んどありません。
しかも前日の大雪が利いており、至ってソフトな雪面コンタクト。
「キュキュッ」と雪鳴きすらする、ハイシーズン並みのスノーコンディションでした。

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【写真上】しかしグランプリも強風ゴーゴーtyphoon
地吹雪とまではいきませんが、リフトが煽られる結構な吹き下ろし風。
14時以降は減速/一時停止を繰り返つつの運行となります。

しかしゲレンデコンディションはこの強風が却って「追い風」。
風下のアル2沿いは吹き溜まりの雪で滑走跡がハーフリセット状態。
「パリパリッ」と程良いウインドクラストの感触も楽しめました。

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【写真上】ゲレンデサイドにはシュカブラの子供達。
まるで雪の珊瑚礁みたく。

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【写真上】14:40、撤収。
さーて、オシゴトに戻りますか。
短い時間とは云え、骨折明け二日続けての本格的な滑走。
怪我部位のリバウンドもなかったので、徐々に滑走時間を伸ばしていこうかな。
おしまい。

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2017.03.04

●地蔵詣

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、74日目。
及び左五番肋骨、骨折後11日目…です。

本日の白馬は早朝から青空広がる快晴。
前日の降雪が効いておりスノーコンディションも抜群、やや風が強い事を除けば「BEST」と云えるスキー日和でした。
そんなピーカンに恵まれた土曜日午後。
オシゴト中抜け番の私めは、標高1676mのビューポイントまで「一服&珈琲タイム」に出掛けて参りました。

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白馬五竜のゲレンデMax、地蔵ケルン。
今季初となる「地蔵詣」です。
この後一時間程グランプリを回し、オシゴト復帰。
こー云う「緩~い」スキーアクテティビティも、たまには良い鴨ね。

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●2016/17.四十二滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、74日目。
及び左五番肋骨、骨折後11日目…です。

「耐エ難キヲ耐エ、忍ビ難キヲ忍ンダ10日間」

2月22日に肋骨破砕、全治一ヶ月の怪我を負ってしまった私め。
しかし悠長に完治を待っていては、シーズンが終わってしまいます。
そんな訳で4日前にとおみゲレンデのナイター緩斜面でリハビリ滑。
骨折後10日目となる昨日、3月3日を「復帰初走DAY」に定めました。

但し症状悪化は避けたいのでスタートから「二時間縛り」の滑走予定。
例に由って朝イチグランプリに向かいました。

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【写真上】7:20、例に由ってテレキャビン一番乗り。
マトモにスキーをするのが11日振り、ゴンドラに乗るのは14日振り。
扨果、身体と滑りの調子は如何なるものか…。
「期待3割」「不安7割」を胸に秘めてのゲレンデインで御座います。

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【写真上】しかしテレキャビンは大雪で運行遅延。
何時もなら「いいもりコス4」を回しつつゴンドラの営業開始を待つのですが、どーせ2時間しか滑れない身。
グランプリの新雪に照準を定め、のんびり待機する事に致しました。

尚、テレキャビンは定刻の30分遅れ、8:45に運行開始となりました。

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【写真上】8:55、「営業連絡、トップ16番」。
怪我でも何でも口開け乗車、アル3に乗るのも2週間振りです。
スタートのグランプリは御覧の様に濃ガス。
ホワイトアウト一歩手の視界不良で、最低限の可視範囲が利く程度でした。

が、

そんな悪コンディションを、

吹き飛ばすが如く、

バーン一面に待っていたのは、

至福の面ツルっ♥。

歓喜の激パウっ♥。

この日のグランプリは前夜からの降雪で圧雪部でも10~15㎝、非圧雪部では20~30㎝オーバーの新雪堆積。
しかもコレが、3月の雪とは思えないアスピリンスノーです♪。
雪の波間を泳いでいる様な浮遊感に、水面を切る帆先の様なスキーの抜け。
こんな良質パウ、ハイシーズンでも中々出会せません。

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【写真上】ディィィィ~プ&ドラ~イ!!!!!。
「Wowww♪」
「ヒャッホォゥ♪」
「Whoope♪」
「ウッヒャー♪」
「哇哦 太棒了♪」
「チョーヤベェェッ♪」
「○×
🌝∞◇👣▲≠💘!!!!」

見通しは全~然利かないのですが、ゲレンデの至る所処から「狂喜乱舞」の声が聞こえて参ります。
国籍/老若男女/スキースノボ不問、パウキチ達の歓喜に垣根はありません。

「五竜 春のパウ祭り、開幕っ!!!」。

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【写真上】9:20、ゲレンデトップ部だけですが視界が開けて来ました♪。
アルプス平一面が「フカフカ」「サラサラ」の新雪バーゲンセール。

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【写真上】9:35、グランプリオープン40分後。
「おおっ、天気も好天♪」。
空の厚雲がダイナミックに動き、その切れ間より陽光が射して参りました。

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【写真上】パノラマコースも膝下ディープパウ♪。

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【写真上】テクニカルコースも絶賛販売中♪。

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【写真上】次々に刻まれるスプレーライン。
グランプリの圧雪部は脹脛高のパウダーバーン。
ソールメインでルーズに走らせれば心地良い浮遊感、しっかり踏みこめば下地の圧も感じられ、スラ板としては「BEST」な新雪コンディションです。

ファットスキーやボーダーさんはツリーエリアやリフト鉄塔下、サイドカントリーをターゲットに攻めておられたので、グランプリのド真ん中は意外に盲点。
3~4本回しても、ノートラックのワイドなラインが残っていました。

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【写真上】グランプリは空模様ツーブロック。
コースのミドル部を境に、「晴れ」と「曇り」の境目ガスが籠っています。

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【写真上】グランプリのトップは蒼天の空。
無数に舞い降りる粉雪は、まるで夜空に輝く星の様。

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【写真上】グランプリのボトムは薄ガスに覆われた曇り空。
これも冬の雪山っぽく、幻想的な感じで宜しく。

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【写真上】10:00、そしてアルプス平一面がクリアな視界に。
ノートラックこそ残って無いものの、良雪が故にモサ感は皆無。
食べ残しのラインに板を走らせば官能的な浮遊感、雪溜まりに突っ込んでも爽快なトップの抜け。
1stランから1時間経っても、笑いの止まらない極楽コンディションが続きました。

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【写真上】10:25、スタートから1時間半後のグランプリ。

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【写真上】「パウ祭り」終了、完売御礼です。
まぁ見事な食い散らかしっ振りです事…。

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【写真上】それでもスノーコンディションはまだまだ上々。
写真の様な荒れ具合も、良質パウダーの余韻が残る柔らかな雪面タッチ。
「踏めばしっかりと捉えられ」「いなせば軽快に抜ける」ソフト&ライトな足裏感覚、吹き溜まりのモサ感や起伏のノイズは殆ど感じませんでした。

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【写真上】10時半を過ぎると、グランプリは強風モード。
風速15m前後の北東風が強く吹き下ろし始め、アル3は減速/一時停止を繰り返しつつの運行。
しかしこの強風、バーンコンディション的は「恵みの風」となるのでして。

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【写真上】パウ祭り、アンコール♪。
バーンの滑走荒れは地吹雪に均され、半リセット状態。
風上のアル3側はウインドパックされ、パリパリと心地良いクラスト感。
風下のアル2側は風で流された雪が吹き溜まり、軽いタッチのプチ新雪感。
グランプリの両サイドは「一粒で二度美味しい」コンディションとなり、このままずーっと回したくなる程でした。

しかしこの時点で滑走制限の2時間経過。
午後からは白馬診療所へ再診アポも入ってるので、後ろ髪引かれつつも下山の途に就きました。

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【写真上】11:05、リハビリ滑終了。
骨折箇所の痛み悪化など、滑走後のリバウンドは無し。
取敢えずは順調な再起走となりました。

そして何より、9日振りのスキーは言葉では表せない幸福感。
一時は「今シーズン終戦」も覚悟しただけにその喜びは一入、「深く」「しみじみ」と幸せを噛み締めた2時間のスキータイムでした。

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2017.03.03

●桃の節句に「パウ祭り」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、73日目。
及び左五番肋骨、骨折後10日目…です。

本日はオシゴトオヤスミの私め。
少し時期早々ながら、今日より「リハビリ滑」を開始する事に致しました。
そんな訳でモーニングタイムからのゲレンデイン。
復帰滑初戦の朝イチグランプリに待っていたのは…。

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ディープで♪

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ドライ&ライトな♪

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「五竜、春のパウ祭りっheart04
アルプス平は圧雪部でも10~15㎝、非圧雪部では膝下の新雪堆積。
しかも3月とは思えない超上質のドライパウダーです。
フカフカの浮遊感にスムーズな板の抜け、もう抜群のスプレーコンディション。

今日は2時間限定の復帰滑でしたが、時間の経過を忘れてしまう位の充実感。
滑走記は明日にでもアップ致します。

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午後は白馬診療所に再診へ。
骨折部の回復具合を見てもらい、痛み止めと湿布の処方箋を頂きます。
でも流石に「今朝2時間滑ってました」、とは云えませんでした…。

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帰りはセブンさんに寄って振り込みを済ませ、

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「道の駅 白馬」前の除雪作業を眺めつつ、

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藤野屋さんでお薬貰います。
前述の「セブンイレブン神城店」が出来るまでは、五竜ゲレンデから最短のライフライン商店だった「スパー藤野屋」さん。
食料品から飲料酒類、雑貨雑誌に日常生活品まで幅広く扱っておられました。
セブンさんが出店後は取り扱い商品を徐々に縮小、今では「フジノヤ薬局」として本業メインの商いをされてます。

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神城駅付近より眺める、グランプリ~ダイナミック。
ホント、今日のモーニングタイムは「That’s slutty 」な2時間でした♪。
明日からのウィークエンドも間違い無く良雪コンディション、雪鳴きするコーデュロイストライプが楽しめそうですね。

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おまけ一写。
エスカルプラザ2Fインフォの前には雛飾り、今日は上巳の節句で御座います。
そんな訳で「今~日は楽しいパウ祭り~♪」なのでした。

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2017.03.02

●失われた一週間

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、72日目。
及び左五番肋骨、骨折後9日目…です。

Img_1957
本日の白馬は朝からブルーグレーの重たい空。
早朝こそ雲間に薄青空が覗いていたものの、

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正午を待たずに空は白練の雲に覆われてしまいます。
この後小粒の雨が濡ち始め、予報通りの小雨模様となってしまいました。

と云う訳で、今日の白馬は一週間振りに青空の見えない一日。
2月23日の午後から続いていたピーカン連続記録も、一旦ストップとなりました。
因みに此処7日間のお天気が、どれ程「ミラクル」だったかと申しますと…。

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2月23日(木)、小雨のち晴れ。
この日はオシゴトお休みにて、終日滑れる筈でした…。

Img_1763
2月24日(金)、快晴。
この日はオシゴト中抜け番にて、2時間は滑れる筈でした…。

Img_1767
2月25日(土)、快晴。
この日はオシゴト中抜け番にて、2時間半は滑れる筈でした…。

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2月26日(日)晴れのち高曇り。
この日はオシゴト午後番、朝イチから3時間半は滑れる筈でした…。

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2月27日(月)快晴。
一昨昨日はオシゴトオフ日、八方に行って終日滑ってる筈でした…。

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2月28日(火)快晴。
一昨日はオシゴト通し番、日中は滑れないのでどーでもイイや。

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3月1日(水)、晴れのち高曇り。
昨日はオシゴト中抜け番にて、2時間は滑れる筈でした…。

と「SUNNIEST」続きの一週間。
雪質云々は別として、天候だけで考えれば「今シーズンベスト」な一週間と云っても過言ではありませんでした。

しかも2月22日に骨折/滑走不能となった翌日からこのピーカンウィーク。
うち「オフ日×2」「中抜け番×3」「午後番×1」でしたから、本来なら6日間は滑れる筈だったのに…、
「もう、悔やんでも悔やみ切れません il||li _| ̄|○ il||li
ホント、フラストレーションの溜まる7日間だった…。

と云う訳で、私めにとりましては文字通り「失われた一週間」。
今後数年は後悔してそうです…。

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●白馬で飲るウイスキー

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、72日目。
及び左五番肋骨、骨折後9日目…です。

昨日は二週に一度の「THE BIG DAY」。
オシゴトを終えた後、飲料やら生活必需品の買い出しに出掛けて参りました。

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「ザ.ビッグ」白馬店さん。
白馬地元民のみならず、八方/五竜エリアの冬季就労者も御用達のスーパー。
皆さん段ボール単位での大量買い出し、大バコ3~4ヶの荷物を車に詰め込んでおられました。
今回の購入物はハードリカーとビールと珈琲と煙草程度。
それでもビニール袋(大)2つ分位にはなりましたけどね。

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所処で私めが仕事後に飲るお酒は専ら「ウイスキー」。
で、白馬で冬籠りを始めて二ヵ月半、何の銘柄を飲んるのかと申しますと。

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やっぱり「白馬=ホワイトホース」でしょう。

自宅から持ってきた70年代蒸留のオールドボトル2本はとっくに空っぽ。
以後現行品をお湯割りにして寝酒代わりに飲っております。
次は「信州繋がり」でマルスウイスキーでも買ってみようかしら。

そんな訳で久方振りの「ウイスキーネタ」でした。

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2017.03.01

●Never Give Up!

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、71日目。
及び左五番肋骨、骨折後8日目…です。

えー、早いもので月替わり三月、残すスキーシーズンも約2ヶ月となって参りました。
しかし先週の肋骨骨折で私めの「2016/17.WINTER」は頓挫中。
糸の切れた凧の如く目的を失い、虚しい山籠りの生活を送っております。

しかし、

このままじゃ、

悔しくて、

終われません…。

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諦めちゃ駄目だっ

.

アバラ破砕ごときでシーズンを終わらせてはスキーマッドの名折れ。
そんな訳で骨折事故日から逆算して、「完全復活への道」をスケジューリング。
ゲレンデ復帰日を設定致しました。

因みに白馬診療所の診察見立てでは骨折完治まで約一ヶ月。
これを気合と根性で短縮、「三週間で治します」。

02月22日 肋骨骨折
 …一週間は安静、回復に努める…
02月28日(07日経過) 試運転/ナイターの緩斜面で極々軽いリハビリ滑 
03月03日(10日経過) オフ日/朝イチのグランプリ1~2時間滑ってみる 

03月05日(12日経過) 午後番/怪我部が悪化しなければ同上。
03月06日(13日経過) オフ日/回復具合の様子を踏まえ、滑走内容設定
03月09日(16日経過) オフ日/同、体調推移を踏まえ、滑走内容設定
 …以後、断続的に短い時間を滑りつつ、回復具合を見る…
03月14日(21日経過) オフ日/完全復活。

勿論その間、身体に対するケアも怠りなく万全に。
・オシゴトはしつつも、休憩時間と仕事後はひたすら安静。
・骨折部位は極力温めない→風呂には入らずシャワーで済ます。
・睡眠時間は8時間以上厳守。
・食事とサプリでカルシウムをいっぱい摂る。
・太陽を沢山浴びる→ビタミンDを合成してカルシウム吸収力up。
・煙草と酒はなるべく控える。
・DVDやようつべでイメトレは欠かさず、復帰へのモチベーションを維持。

一見無謀なプランに見えますが、元々競技やってたので骨折絡みの怪我なんぞ過去に何度も経験しています。
ポールで前歯ふっ飛ばしても翌日復帰したり、左手指にヒビ入ってもテーピングぐるぐる巻きにしてフツーに滑ってたり。
「鼻骨/頬骨骨折」「眼窩下孔陥没」を食らった2012/13シーズンも、クラッシュ10日後には滑りに行ってましたしね。

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今日から休憩時間はスカ4前の喫煙所で日光浴。
紫外線いっぱい浴びて、ビタミンDをビシバシ生成します。

と云う訳で完全復活(予定)まで「マジック13」。

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