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2017.03.31

●2016/17.六十五滑目「五竜&47」

えー、約三ヶ月半の冬季雪山就労日誌、101日目にて「マジック4」。
及び左五番肋骨、骨折後37日目…です。

昨日、3月30日はオシゴトオヤスミの私め。
そしてこれが就労期間中「最後のオフ日」です。
と云う訳で毎度変わらぬルーティーン、一発目のゴンドラ搬器に乗り込み朝イチグランプリに向かうのでした。

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【写真上】825「営業連絡、トップ51番」。
今日も元気にアル3口開け。
バーンの緩みが早いこの時期、スタートからの1時間はハイシーズン以上に貴重な「プライムタイム」なのです。

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【写真上】 無人のグランプリ、5分間だけの貸切タイム。
アル3からのこの構図、果たして今シーズン何十回撮ってるのでしょうね。

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【写真上】青と白のビューティフルなコントラスト。
主演女優/白いバーン、主演男優/青い空、助演/アル2小屋と天狗岳。
でも、2月頃と較べると、やっぱり雪が汚れています…。

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【写真上】今日も1stシュプール頂っ。
この日のグランプリはスタートからしてウェットスノー気味。
如何にも春の圧雪ザラメと云う感じでスキーの走りはやや重ため、特にコース下部に於いてその傾向が顕著でした。
それでもピステンが利いているアーリータイムは板のコントロールも良好。
ターン後半は何時もより踵荷重/ストレートラインの滑りを心掛けました。

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【写真上】アル3回し2本目。
三月末の平日とあって、オープニングタイムのグランプリに人影は疎ら。
最初の30~40分、アル3で回してるゲストは20人程度です。
春スキーらしく長閑な雰囲気で、ゆっくりと時間が流れていきました。

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【写真上】クリアブルーの空には一筋のコントレイル。
スキーヤー的表現をするなら、「青いバーンに描かれる白いシュプール」。

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【写真上】10:00、ボチボチとゲストも増えて参りました。
ま、それでもこんなモン。
この時期は、とおみや47のスクール、Jrのポールトレもグランプリに集中します。

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【写真上】10時を過ぎると風が強くなって参りました。
リフト運行に支障が出る強風ではありませんが、ミドラーでは少し肌寒さを感じます。
しかしこの天候、バーンコンディション的には文字通り「追い風」。
吹き下ろしの風が気温の上昇を防ぎ、陽射しの割りに融雪はゆっくり目した。

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【写真上】10:25、「シャバダバシャバダバ~♪」。
とは云いつつも矢張り春の軟雪。
特にコースボトムではザクザクとしたギャップが多くなり、トップから下地に噛ましていかないと板がパタパタと叩かれます。

そしてこの時間帯から骨折箇所の肋骨周りがズキズキと疼き始めます。
グサ雪の荒れバーンでは通時より前傾とアンギュレーションをしっかり取らないと滑りにならず、無理して脇腹の屈折の繰り返し。
しかも削り溜まりのギャップも大きく、衝撃もガシガシと響きます。

約2時間のグランプリ回しの後一旦下山、小レストの後いいもりへと向かいました。

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【写真上】10:40、ダイナミックコース。
グランプリボトム部からダイナミックに掛けては、グサっぽい春の軟雪。
それでも荒れ自体は許容範囲内、スキーの潜りは少ないのでR弧を深めに取ったショートでも回せました。
但しダイナミックを回すなら、この時間帯がギリギリかな。

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【写真上】10:45、いいもり道場.ファイナル。
いいもりゲレンデはこの翌日、3月31日を以て今シーズンの営業を終了します。
私め最終日はオシゴト通し番で滑りに来れず、一日早めの「お別れ滑」。
惜別と感謝の念を込めてコス4からの3コースを一本づつ回し、2016/17ズンの「いいもり〆」と致しました。

今季のいいもりは雪量豊富、あと1週間くらいは余裕で大丈夫っぽいのですが予定通りあっさりとクローズ。
ま、ゲレンデボトムで雪自体はウダウダなので、良い頃合いかも知れませんね。

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【写真上】1215、リスタートもグランプリ。
私めの白馬エリア主戦ゲレンデは此処「五竜&47」と「八方尾根」。
しかし春スキーの時期になると、雪質面で「兎」「スカイライン」「パノラマ」と選択肢がある八方に対し、五竜は「グランプリ」一択。
如何しても単調なコースチョイスになってしまいます。

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【写真上】12:30、下山コース閉鎖のお知らせ。
ダイナミックでクラックでも発生したのかと思いきや、然に非ず。
ウッディ上部のコース外深雪部が可也緩んでおり、急遽テストスキーが入るとのアル3知人情報でした。
従いグランプリボトムはトラロープ+監視パトさんで完全封鎖。
尚、テストスキー/コース閉鎖は1時間位で解除されたみたいです。

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【写真上】12:50、47に移動しルート1回し。
もっとモサグサの悪雪かと思いきや、想像してたよりマシなコンディション。
しっかり踏んでいけは蹴散らしていけるレベルの荒れですし、フツーに下地も捉えられます。
何より斜度の緩むパートが多いので、骨折箇所に無理な負荷も掛かりません。

これなら暫くラインC回しだな、と思ってたら…。

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【写真上】ラインC、超減速運転のお知らせ。
R1回しを始めた途端、斜め吹き上げの強風がゴーゴー。
動いてるのか止まってるのか解らない様な牛歩運行、しかも一時停止が間断無く繰り返されます。
ラインCの乗車時間は約15~20分、しかも強風は次第にエスカレート。
流石にコレじゃ回すに回せず2本回して五竜方面へ引き上げました。

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【写真上】13:15、「止まって」「ノロノロ」「また止まって」「ノロノロ」のラインC。
やる事無いので、リフト下のゼンマイ畑を撮っていました。

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【写真上】ゼンマイ…。

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写真上】ゼンマイ…。

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【写真上】ゼンマイ…。
雪玉が湿った積雪斜面を転がり落ち、ぐるぐる巻き上がった「雪の山菜」。
アンモナイトとかロールケーキなんて表現もされる、春のゲレンデ風物です。

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【写真上】13:30、ラインEにて一写。
今にも落ちて来そうな陰鬱なブルーグレーの空。
五竜に戻って来ると、アルプス平は厳めしい冬の風景となっていました。

「ラインC→ラインE」の乗車時間は合わせて約25分。
長時間横殴り強風に晒され、身体はすっすりと冷え込んでしまいました。

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【写真上】グランプリもまるで「冬の顔」に。
アル3も強風の為、減速運転スタート。
「そのうち止まるかも知れないよ」との索道情報通り、この後アルプス平のリフトは全面運休。
少し遅れてテレキャビンも営業を中止したとの事でした。
うーん、正に春の嵐…。

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【写真上.下】13:50、下山時ウッディコースにて。
コース脇には所々でテストスキーの跡。
そー云えばウッディコースで写真撮ったのって、今シーズン初めてです。

とおみゲレンデに下りた後は、もう骨折箇所の痛みが限界。
いいもり道場に向かう余力も無く、そのまま〆となりました。
やっぱり春の重馬場悪雪は、折れたアバラに辛い…。(Q.E.D.)

 

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