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2017.04.29

●雪国にて「桜狩り」

えー、今週月曜日のかぐら遠征、アフタースキー篇.その①。

湯沢界隈の桜花は記録的暖冬の昨年より、一週間ほど遅めの開花進捗。
ソメイヨシノは「満開御礼」、オオヤマザクラやサトザクラも「見頃最盛.一歩手前」。
雪国の桜は、春の到来を待ちわびてたかの様に咲き誇っておりました。

そんな訳で毎年この時期の湯沢ルーティン、温泉街の春を漫ろ歩き。
「観桜風流」を洒落込む事と致しました。

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【写真上】湯沢駅東口、萬亀さん横のソメイヨシノ。
東口周辺では唯一の染井、毎年見事花っ振りです。
湯沢駅周辺のソメイヨシノは今週が見頃最盛。
GW前半まで「ギリギリ」持つかな?、と云った開花具合でした。

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【写真上】西口に移動、いなもとさん前の紅八重枝垂。
湯沢では珍しいシダレザクラ、此方も丁度見頃となっています。
小振りで愛らしい花弁は、可憐でもあり艶っぽくもあり。
ソメイやサトザクラに較べると華やかで、ヤマザクラに較べると慎ましい色合い。

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【写真上】湯沢スキー神社のソメイヨシノ。
こちらのソメイは未だ三分咲き程度。
スキー場内の山裾に位置するので、街中の桜より開花遅めです。

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【写真上】湯沢スキー神社さんとヤマザクラ。
今季最初で最後の湯沢エリア.滑走遠征。
そんな訳で湯沢の雪神様へ「ご挨拶」と「お別れ」、まとめての参詣に伺いました。

因みにお願いする内容は毎年一緒です(下線部除く)。
「来年も沢山雪が降ります様に」
「来年怪我無くシーズンが過ごせます様に」
「来年も更に上達します様に」

尚、コレも毎年のルーティンなので仔細は省略。
湯沢スキー神社さんの詳細に就いてはコチラ参照の事。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2016/04/post-f46a.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2012/04/post-c837.html

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【写真上】布場ゲレンデ前、排水管土手のソメイヨシノ群。
桜樹の密生具合は此処が一番、温泉街のソメイヨシノは押し並べて満開でした。

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【写真上】ロッヂ政エ門さんのオオヤマザクラ。
此処も毎年立ち寄る花見所処、枝振りの良いオオヤマザクラが表に1本、裏土手に3本植えられています。
オオヤマザクラは五分咲き前後、白色系のサトザクラは未だ三分咲き程度。

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【写真上】同、近景。
オオヤマザクラは開花と若葉の成長が同時進行するので、ソメイヨシノの様な圧倒的な咲きっ振りではありませんが、その分野趣豊かな風情が楽しめます。

この後は温泉街周辺の桜狩り、メインディッシュ。
越後湯沢駅界隈で「一等オキニ」の桜樹に向かったのですが、其処で目にしたのは余りにショッキングな光景なのでした。

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【写真上】「駒子の湯」裏手、内蔵組五番霊場のソメイヨシノ。
ガーン…。

ムチャクチャ剪定されてる…。


昨年までの見事な枝っ振りが嘘の様、無残な姿に変わり果てていました。
風害で支枝が傷んだのか、それともテング巣に掛かったのか…。
日暮れ刻の逆光樹影が、痛々しさを増幅させるシルエットに見えてしまいます。

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【写真上.下】一昨々年(2014年)の開花風景。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2014/04/post-7abb.html

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【写真上.下】昨年(2016年)の開花風景。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2016/04/in-a5f7.html

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【写真上】それが今年は…。
溢れ出んばかりの枝条、撓わと房咲きする花錐塊はもう見られません。
嗚呼、こんな事なら毎年もっと目に焼き付けておくべきだった…。

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【写真上】僅かに残った花房群。
こんな咲きっ振りの花梢が、地面を覆いつくす傘の様に広がってたのに…。

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【写真上】「駒子の湯」のオオヤマザクラ。
上掲のショックを未だ引きずっており、アンマリ身の入らない桜フォト。

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【写真上】同、近景。
因みにオオヤマザクラは湯沢町の「町花」。
湯沢駅周辺には植樹されたソメイヨシノが目に付きますが、少し温泉街を離れるとオオヤマザクラの方が多く見られます。

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【写真上】最後はもう一度、いなもとさんの紅八重枝垂。
温泉上がりし後に愛でる夜桜。
やっぱり夜の桜って、昼間見るのより妖艶な感じが致します。

と、こんな感じの湯沢界隈「花見逍遥」。
来週は白馬で桜が見れる…かな?。

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