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2017.05.04

●2016/17.七十滑目「プロローグ 」

えー、一昨日は2016/17.「滑り納め」となる八方尾根遠征。
今回の滑走記は今季ラス滑と云う事もあり、四部作構成に成増。

この日はアルピコさん使っの強行軍アクセス、現地に着いたのが朝の5時半。
時間は有り余ってるのでアクティビティ前のウォームアップ走、白馬三山の展望を愛でに白馬大橋へと足を運びました。

そんな訳でゲレンデインに先駆けてのスノーライフ、イントロダクション。
春麗を迎えた白馬の朝で目にした、最強コラボ「風景集」で御座います

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【写真上】5:30、八方口を出立。
この日の白馬は早朝時からクリアな青空。
しかし大気は冷冴で1℃に届かない気温、Tシャツ×ミドラーのレイヤリングでは少し肌寒さを感じました。

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【写真上】白馬大橋までの道すがら、

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【写真上】満開間近のオオヤマザクラや、

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【写真上】ソメイヨシノを見遣りつつ、

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【写真上】細野の春をお花見ランニング。
八方タウン周辺の桜樹は総じて七分~満開の花見頃🌸
本来なら開花時差のあるソメイヨシノ/オオヤマザクラ/ベニヤエザクラですが、皆足並みを揃えるかの様に花弁を開いていました。

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【写真上】空は雲一つ無い五月晴れ。
ミニベロでサイクリングしつつ桜狩りするのもイイな、と思えるピクニック日和。
だけどスキーマッド的には、やっぱり「春スキー日和」なのでして。

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【写真上】5:40、白馬大橋。
八方BSより約1㎞、軽ジョグだと5分程で到着。
白馬村中心部から徒歩圏内で来れる場所としては、一番人気の白馬三山展望ポイントです。

此処を訪れるのは昨シーズンの2月以来。
前回は深紅のモルゲンロートを見に来たのでした。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2016/02/201516-d8ad.html

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【写真上】そして、橋上に待っていたのは…、
白馬三山と松川のスーパービュー♪

今回の八方遠征は、この絶景パノラマだけで「モト取った」ってな感じ。
未だゲレンデインすらしてないのに、既に大満足の気分です。
「嗚呼、やっぱりシーズン〆滑に八方を選んで良かった…(シミジミ)」。

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【写真上】眼前の白馬三山をちょい寄り目で。
小日向山を前衛に、悠然と佇む白馬三山。

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【写真上】眼下の松川をちょい寄り目で。
大雪渓からの雪解け水も清冽に、翡翠を湛える松川。

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【写真上】左手奥には五龍岳。
無骨にて雄々しい佇まい、に反して白岳への稜線カーヴは優雅で美しい。

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【写真上】正面左には天狗尾根。
天狗岳~天狗の大返しと続く縦走路は、難所不帰キレへのアブローチパート。

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【写真上】白馬三山、白馬鑓ヶ岳。
山頂の南山稜に広がる大斜面は、山スキー屋垂涎のバックカントリー。

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【写真上】同、杓子岳。
杓子沢から扇状に広がる雪渓は、圧巻の一言。

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【写真上】同、白馬岳。
腰の据わった重厚な山容は、白馬三山の盟主に相応しいもの。
期待していた「お馬さん」の姿は、残念ながら未だ見られませんでした。

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【写真上】嗚呼、何て素敵な「物見遊山」の一時。
シャッター切る手もつい止まりがち、吸い込まれる様に見入ってしまいます。
続いて写真右手、松川北岸の桜並木へと向かいました。

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【写真上】松川北岸、オートキャンプ場の桜並木。
雪化粧した白馬三山を背景に、オオヤマザクラの桜並木。
「冬」と「春」の季趣を一纏めにした、贅沢な風景です。

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【写真上】白馬岳とオオヤマザクラ

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【写真上】杓子岳とオオヤマザクラ。

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【写真上】白馬鑓ヶ岳とオオヤマザクラ。

朝陽に煌めく白馬三山、そして野趣溢れるオオヤマザクラ。
うーん、何て極上のマリアージュ。

雪見桜の景趣を愛でつつ暫し一服。
再び白馬大橋を渡り、ゲレンデへ向かう事に致しました。

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【写真上】白馬大橋より、左手に八方尾根を見遣る。
山麓ゲレンデは全滅ですが、パノラマより上部は雪量も豊富。
これ見て気持ちも「行楽モード」から「滑走モード」へシフトチェンジです。

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【写真上】今冬の営業を終えたゲレンデ、その1。
北尾根コースと咲花ゲレンデ。
そー云えば今シーズンは一回もこっち側来なかったな…。

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【写真上】今冬の営業を終えたゲレンデ、その2。
国際ゲレンデとたてっこ。
たてっこは結構使ったものの、国際も今シーズン未滑走。

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【写真上】今冬の営業を終えたゲレンデ、その3。
セントラルとリーゼン。
愛しのセントラルも今はもう土のゲレンデ。
4/16にクローズしたリーゼンですが、旧八3エリアは未だ滑れそうですね。

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【写真上】今冬の営業を終えたゲレンデ、その4。
リーゼンうすば。
リーゼンも旧八2以降は斑白の残雪ゲレンデとなっていました。

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【写真上】白馬鑓ヶ岳、近景。

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【写真上】杓子岳、近景。

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【写真上】白馬岳、近景。
小一時間の白馬大橋滞在中に、空色も次第に青みを増して参りました。
そんな訳でスカイブルーに映える白銀の白馬三山、ズームにて各一写。

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【写真上】最後の白馬大橋フォトはコレ。
白馬連峰は三国境の白銀、常緑樹と新緑の緑、そしてオオヤマザクラの紅。
秋の「三段紅葉」ならぬ、春の「三段観桜」ってな風景です。

と、こんな感じの2016・17WINTER.最終滑、イントロダクション。
滑走記前篇へと続きます。

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