●「スキーサーカス」開幕間近
えー、本日は久方振りのスキーネタ。
新緑瑞々しい初夏が過ぎ
雨の少ない空梅雨が過ぎ
灼熱炎天の夏が過ぎ
暑さ厳しい残暑が過ぎ
台風当たり年の秋を経て、
やっと「冬の足音」が遠くから聞こえてくる季節になって参りました。
そしてアルペンスキーファンにとっては待ちに待った10月最終週。
明後日より「FIS.アルペンワールドカップ」2017/18シーズンが開幕致します。
日本国内のスキーシーズン突入より一足早いスキーサーカスの季節到来、オープニングレースは毎年恒例の男女GS、場所はオーストリア、ソルデン。
ヒルシャー不在の男子GS戦線、今季初戦のポディウム中央に立つのは果たして誰になるのでしょうか。
そんな訳で「2017/18 FIS.World Cup」、技術系種目のカレンダーになります。
●2017/18WC Slalom (men's)
●2017/18WC Giant Slalom (men's)
今季の「THE FINAL」は2019年の世界選手権プレ大会を兼ねてオーレ。
2015年以来の開催ですがこの年は雪不足でレースキャンセル、実質的には9シーズン振りの
ワールドカップとなります。
注目の総合タイトル争いは、8月の「ヒルシャー骨折」で混沌。
復調具合と高速系種目の動向次第では7連覇に黄信号が灯ります。
逆に云うとパントュロー/クリストファーセン./ヤンスルには千載一遇のチャンス。
技術系種目のタイトル争いも絶対王者の不在で白熱した展開が予想されます。
怪我明けのビックネーム、リゲティ、スヴィンダルの両名にも注目。
我らがエース、湯浅直樹は毎年スロースタート。
しかし年内にある程度の結果を残しておかないと昨季のポイントを大きく喪失、一気にスタート順を下げる恐れがあります。
マドンナで上位ポイントを獲得してクラッシックレース前までに現在のランクを維持。
得意のシュラドミングでジャンプアップして第1シードで2月を迎えると云うのが理想の青写真なのですが…。
そう、今年は四年に一度のビックイヤー「PyeongChang 2018 」。
アルペンシーンに世間の注目を集めるには、絶好のチャンスなのです。
ま、何はともあれ明後日が楽しみ楽しみ♪。