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2017.10.18

●「比叡山地~大原三山」縦走トレラン.その④

えー、もう一ヶ月近く前のハナシになりますが…。
先月はミヤコ帰京の後日談にて、9月23日の洛東洛北山走記。

この日は「南~奥比良山地縦走」に向かう筈も、早朝時の天気予報が前夜に較べてカナーリ悪化。
午後からの雨天は避けられそうも無く比良行きはキャンセル、急遽近場の洛北エリアにコースを変更する事と致しました。

そんな訳で下調べ無しのぶっつけ山行、「奥比叡~大原三山」トレラン記.その④。
「野村別れ~大原三山」篇になりまする。

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【写真上】11:50、ランチレストを終え野村別れのファミマを出立。
鯖街道を大原に向かって北進。

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【写真上】正面にはこれより向かう焼杉山の南支尾根。
焼杉山山頂はあのP581を回り込んだ奥に座しています。

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【写真上】大原.三千院前を通過。
「恋に破れた女が一人~ ♪」。
バス乗り場/蕎麦屋脇の小径を左に折れ、寂光院方面に進みます。

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【写真上】12:00、焼杉山登山口。(Time/4:10:35 DST/21.75㎞)
高野川の小橋を渡り、寂光院への道すがらに 小さな トレイルヘッド。
小っちゃい矢羽標識が無ければ見落としてしまう所処でした。

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【写真上】ちょい上るとシカ柵が有り〼。

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【写真上】取っ掛かりから急坂パート。
杉と雑木の混在する樹林帯、少し荒れ気味の山林。
踏み跡はしっかりしてますが標識の類は殆どありません。

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【写真上】九十九折、直登織り交ぜての登坂路。
登山口から焼杉山へは2.7㎞で500m弱の高度上昇。
悪路や激坂パートこそ無いものの、序盤は結構な急登続きです。

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【写真上】15分程上ると、TV中継アンテナが出現。
カンバン見たらKBSさんのでした。

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【写真上】電波塔を過ぎると、程無くして尾根に乗ります。
偽ピークのP581を超えると斜度も落ち着き、中~緩斜面の上りに。

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【写真上】以後、小さなアップダウンを数度繰り返します。
尾根を忠実に伝う、典型的な里山低山の山路構成。

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【写真上】山頂近くになると、やっと巻き道出現。
これを過ぎると古知谷からの登山路と合流、焼杉山の直下へ。

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【写真上】ラストパートはプチ岩稜帯の急坂。
頭上に稜線が見えているので一足登の距離、ちゃちゃっと処理します。

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【写真上】12:50、焼杉山通過。(Time4:57:42/ DST/24.46㎞)
山頂はソコソコの広さですが、木立と喬木に覆われ展望無し

ツツジ類の植生が多いので初夏のハイキングにはイイ鴨。

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【写真上】樹間より覗く大原の里
こんな程度の見晴らしです。

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【写真上】じゃ、次は翠黛山へ。

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【写真上】焼杉山からは下り一辺倒。

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【写真上】山腹を経てヤセ尾根を下っていきます。
さっきの電波塔から山頂までの上り分をそのまま「お返し」するイメージ。
特に急斜の下りパートは無く、程良いダウンヒル区間。

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【写真上】13:05、寂光院道との合流地点。(Time/5:09:24 DST/25.61㎞)
下り切った鞍部が焼杉山/翠黛山と大原/天ヶ岳の四叉分岐。
特に峠の名称は無く「天ヶ岳分岐」「焼杉山出合」なぞと呼ばれています。

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【写真上】北西に覗ける天ヶ岳。
寂光院道はあの頂からここ経由で大原まで続いているのです。

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【写真上】鞍部分岐からは翠黛山への上り返し。
基本的には上り基調も、小さなアップダウンも幾つか有り。
特にコメントする事も無い地味~なコースです。

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【写真上】翠黛山直下。
回り込むのが面倒なので、そのまま尾根直登。
この辺りの山林もソコソコ荒れてますね。

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【写真上】13:20、翠黛山通過。(Time5:22:42/ DST/26.53㎞)
樹林帯に囲まれ鬱蒼と薄暗い頂、あんまり長居する様な場所でも無し。
ちゃっちゃと先を進みます。

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【写真上】じゃ、次は金毘羅山へ。
大原三山縦走路に路迷いしそうな箇所は特に無いのですが、一寸戸惑うかも知れないのが翠黛山の山頂付近。
登山路が交差している上に、ブッシュが路筋を覆っていたりします。

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【写真上】翠黛山からは短い直下パートを下り切り、

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【写真上】小さなアップダウンを2~3回繰り返します。
杉/松/雑木に喬木がごちゃごちゃ混在植生、林相もあまり綺麗ではありません。

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【写真上】13:30、地べたに転がる矢羽標識。
翠黛山と金毘羅山の山域境界に当る場所。
此処から先、山路の地質が一変します。

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【写真上.下】尾根筋を東側に巻くトレイルには堆積岩がゴロゴロ。
硬砂岩/頁岩の露岩帯を、緩やかに高度を上げていきます。

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【写真上】13:35、岩尾根の小さな踊り場に出ます。
金毘羅山は登山路から南西に外れた支尾根に座しており、此処がその分岐。
取敢えず金毘羅山を踏みに向かいます。

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【写真上】とても解り易い案内板。
NPO大原里づくり協会さん、どうもありがとう。

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【写真上】三壺大神。
コレは山頂じゃありません。

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【写真上】天之御中主神の石碑。
コレも山頂じゃありません。

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【写真上】石碑の立つ岩稜帯より、南側を覗く。
あの頂が金毘羅山、写真の通り一つ小コルに下りて上り返します。
尤もアップダウン自体は大した事無く、片道5分と掛りません。

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【写真上】13:40、金毘羅山通過。(Time/5:38:48 DST/27.37㎞)
主尾根の分岐から10分弱で到着、これで大原三山コンプリート。
山頂はソコソコ広いものの、樹林帯に覆われて展望は無し。
ソロの山行なら、石碑の立つ岩場の方が休憩ポイントに向いてます。

と、こんな感じの「比叡山地~大原三山」縦走トレラン.その④。
金毘羅山からは江文峠に下山、薬王坂を経て鞍馬へと向かいました。
つづく。

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