●「小江戸川越ハーフマラソン 2017」前篇
えー、本日は早朝より「蔵造り」と「サツマイモ」と「鰻」の街、川越へ。
今秋走活第三戦「小江戸川越ハーフマラソン 2017」に参加して参りました。
首都圏ハーフ大会として屈指のスピードコースを誇るこの大会は、私めにとって「11月最終週」の定番レース。
毎年PB更新を狙ってのターゲットレース的な位置付けとなっています。
勿論今年も狙うは「自己ベスト上書き」、脚撫し川越路に降り立ちました。
そんな訳での小江戸川越大会リポ、「プロローグ篇」になりまする。
【写真上】7:20、本川越駅到着。
うー、結構冷える ((´д`)) ブルブル…。
「駅」だか「デパート」だか「ショッピングモール」だか、よー解らん建物。
西武線の大型駅は基本的にこのパターンが多いです。
本川越駅から大会会場の水上公園へはシャトルバスが運行していますが、ウォームアップランで向かうのでスルー。
ストレッチで念入りに身体をほぐし、出立。
【写真上】連雀町交差点。
会場へは此処を左折しますが、何故かそのまま直進。
どーせアップランするなら、レース開始前の誰も走って無い「蔵造りの町並み」を駆けてみたくなりました。
そんな訳で「一人小江戸川越マラソン.プレ走の部」スタート。
【写真上】ハーフ3.2㎞地点、川越名店街。
観光色と地元日常色が交わった趣の商店街。
「トタン屋根」「ホーロー看板」「磨りガラスの引き戸」に「居住一体の商家」と、昭和の匂いが色濃く残った店構えが続きます。
【写真上】ハーフ3.5㎞地点、仲町交差点
此処から約400mが、所謂「蔵造りの町並み」と呼ばれる川越一番街。
未だ交通規制は始まっていないものの、車両の往来は僅か。
勿論こんな早朝ですから観光客の姿もありません。
【写真上】レースに先んじてメインストリート貸切ジョグ。
「うーん、何だかエラく得した気分♪」
それにしてもこの周辺の建造物は平屋ばかりで空か広く感じます。
「近世」「近代」「現代」が見事に融和した街づくりは景観保全のベンチマークと云えるもの、お見事。
【写真上】札の辻。
このままコースをトレースし氷川神社まで足を伸ばしたい気分ですが、アップで7~8㎞も走るのはチトやり過ぎ。
札の辻で折り返し、会場へ向かう事と致しました。
【写真上】逆光で影射す蔵造りの町並み。
「気温は低いし」、
「大気は冴えてるし」、
「風は無いし」、
「んでもって快晴」。
ホント、絶好のマラソン日和♪。
因みに川越は本来城下町だったのですが、商業都市への転換が早かった事もあり、蔵造りの商家や民家が多く建てられてる様になりました。
亦、旧埼玉銀行南支店や旧八十五銀行本店に代表される近代西洋建造物も町並みに溶け込み、独特の景観を醸しています。
【写真左】川越を代表する観光名所、鐘撞堂。
寛永年間よりの建造、現在のものは1893年(明治26)再建の4代目。
通称「時の鐘」。
【写真上】原家住宅(陶舗やまわ)
時の鐘と同じく1893年(明治26)の建造、
鍾馗様の鬼瓦や背の高い箱棟、観音開扉や軒蛇腹など川越の代表的な蔵造り構造を持つ商家。
【写真上】埼玉りそな銀行.川越支店。
埼玉りそな銀行は旧八十五銀行本店、1918年(大正7)の建造。
ランタン付ドームを階上に施したルネッサンス風の塔建築。
装飾華美に走り過ぎずシンプルに纏められた意匠には明朗な軽快さを感じます。
因みにグリーンジャンパーの皆様は大会スタッフ/ボランティアの方々。
集合ミーティングを終えられたのか、続々と各持ち場に移られて行きました。
【写真上】今日はお世話になりまーす。
観光地「掻き入れ時」の日曜日にも関わらず、連雀町~札の辻~氷川神社のメインストリートをコースに組み入れる英断には只々感服.感謝。
【写真上】右手に寄り道、蓮馨寺。
パシャパシャと撮りつつの物見遊山ジョグ。
【写真上】左手に寄り道、川越熊野神社。
いゃあ、ファンラン的なノリで楽しいや、コレ。
【写真上】連雀町交差点ニ戻ル。
2㎞程の軽走で身体も程良く温まって参りました。
此処から川越水上公園までは3㎞ちょい。
【写真上】序盤の軽勾配ポイント、月吉陸橋。
第一回大会(2009年)では後半に六軒町を通り、月吉陸橋から水上公園通りをラストの復路として使っていました。
第二回大会以降は現行のコースに変更され、往路のみの使用となっています。
【写真上】ハーフ2㎞地点、今成交差点の手前。
正面には奥武蔵の山々。
方角的には日和田山~物見山~越生山辺りの稜線でしょうか。
【写真上】川越西局を右に折れ、水上公園通りへ。
川越/本川越駅からの送迎バスが忙しそうに何台も通過して行きます。
【写真上】マミーちゃん前より、富士山を眺む。
今年は例年以上に見事な冠雪具合、上半分は「真っ白富士」です。
川越市街から富士山が望めるのは冬場の朝早い時間帯のみ、会場へ向かう途次が丁度シャッターチャンスなのでした。
【写真上】先頭誘導の白バイさんも現場入り。
スタートからの約1㎞区間は、道路両側が幟で埋め尽くされています。
こー云うの見ると、レース本番に向けてテンション上がってきますね。
【写真上】ハーフのラスト300m地点、大田街道交差点。
セブンさんの角を曲がればコールは目の前。
沿道応援も多く、レースのファイナルパートとして申し分無いシチュエーション♪。
【写真上】公園入口には「21㎞地点」の距離表示板。
うーん、コレはあんまり要らないかな…。
【写真上】川越水上公園に到着。
と、レース前から川越路を満喫、結構楽しい「一人小江戸川越マラソン」でした。
このアプローチ、来年からも継続しよっかな。
時計を見ると時刻は8:05、ハーフAプロックま整列開始まであと30分。
「レースベストのデポ場所決めて」「トラックスーツ脱いで」「エアサロ散布して」「ジェル摂って」「最後に軽く身体温めて」いると@云う間です。
【写真上】フィニッシュゲート。
イエローバルーンの下を駆け抜けるのは「10時16分50秒」頃の予定(笑)。
扨、結果や如何に?。
と、こんな感じの「小江戸川越ハーフマラソン 2017」プロローグ。
レースリポ&大会雑感等は亦明日にでも。
つづく。