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2018.01.23

●2017/18.二十七滑目「白馬五竜」

えー、約二ヶ月半の冬季雪山就労日誌、33日目。

昨日月曜日もオシゴト「遅番シフト」の私め、13時まではフリータイム。
例に由って早朝起床、朝イチからゲレンデに繰り出したのでした。

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【写真上】8:10、「オーストラリア ハクバ州 カミシロランド」の図。
「此処は何処の国だっ!!!」。
営業開始前のキャビン駅には25~30人のゲスト、うち日本人は3名だけ。
「Australia Day」を4日後に控え、オージーで溢れ返っているHakuba Valleyの各スキー場なのでした。

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【写真上】昨日の白馬はブルーグレーの朝。
太陽と青空は見られないものの、「風無し」「ガス無し」「視界は良好」。
とおみの山麓からでもゴンドラ山頂駅がクリアに見通せました。
これは意外と「当たり日」の予感…♥。

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【写真上】旧ルビコンコースより、愛しのアル3を望む。
前日僅かに積もった新雪が、山膚と落葉樹の木々を白くメイクアップしていました。
此処一週間以上まとまった降雪のなかった白馬、純白の新雪シーンを見るのも久し振りです。

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【写真上】キャビン山頂駅から南東の見晴らし。
「白の世界」の背景に広がる「藍の世界」。
北安里山群の向こうには、左右に伸びる上信国境の山々が見渡せました。

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【写真上】「営業連絡、トップ29番」。
積もった雪が大気の音を吸い込み、静寂に包まれたモノトーン世界。
「シ…ン」としたオイフォンの中、索道の軋音だけが鈍く響いていました。

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【写真上】棚引く朝雲の向こうには、八ヶ岳と美ヶ原。
フレームの外右手には南アルプスの山影も望めました。

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【写真上】昨日のベストショット。
飯田集落の雪田地帯へそのまま滑り込んで行く様なグランプリ。
急斜面パートの傾斜カーヴが惚れ惚れする様な美しさ。
遠景には幾重にも連なる上信国境の山々と信濃平、パープルブルーの陰影が幽玄な自然美を醸し出しています。

快晴の青空ビューとはまた違った「冬山の景趣」。
清澄で幻想的な風景を眺めていると、リフト乗車中の時間がとても短く感じられました。

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【写真上】「1stシュプール、頂きまーす♪」。
この日のグランプリは前夜に降った雪が5~6㎝、この僅かな新雪がバーンコンディションを蘇らせていました。
土曜日曜のアイシーな硬バーンから一転、新雪由来のソフトな雪面コンタクト。
やや湿雪のスノーコンディションも足裏タッチは心地良く、エッジの掛りも抜群です。

だが…

しかし…

何かが…

おかしい…

バーンや雪のコンディションに反して「板が思った程走りません」。
引っ掛かると云うか、まとわりつくと云うか、何か重石を乗せられている様な鈍いスピードの伸び。
そう、原因は中国からの有難く無い贈り物。
「黄砂です」

加えて湿雪なのも災いし、軽~くノッキングする場面もチラホラ。
極力トップをフォールラインから外さず、後半は真っ直ぐ走らせダイレクトに切り替える縦目の滑りを心掛けました。

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【写真上】それにしても今日は冷える (ガタガタブルブル)…。
昨朝の気温は山頂ベースで-6℃、それ程厳しい冷え込みではありません。
只、此処10日間は0~-3℃の緩い気候が続いており、身体がその気温に慣れてしまってるのでした。
「うーん、もう一枚レイヤー着込んでおけば良かった…」。

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【写真上】9時を過ぎると薄日が射し始め、雪面状況もクリアに目視出来る様に。
久し振りの「キリッ」とした冷え込みのお陰で、ガス帯は高度800m辺りを推移。
アルプス平まで上がってくる事はありませんでした。

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【写真上】土日の喧噪が嘘の様な静かな朝。
月曜日のモーニングタイムを回すゲストは数える程。
オープニングから1時間半経っても滑走ラインは思いのまま、かっ飛び高速ロングを楽しむ事が出来ました。

因みにこの翌日からは、大型寒波到来との白馬地方の天気予報。
一週間前後は「ドカ雪(=パウ祭り)」の日々が続く事になりそうです。
そんな訳でピステンの利いたフラットバーンとは、暫くの間サヨウナラ。
「名残の高速カービング」で、グランプリを回していたのでした。

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【写真上】この日は板2本持ち。
主戦のブリSRCに加え、オガのTC大回り板。
ビベルのチューンナップを終え、試運転がてらのスキーテストです。
基礎板とは云うものの流石に「Technical competition」仕様、デチューンしたSLセカンドモデルと較べるとロングターンでの絶対速度域が2段階ほど上。
乗り換えての1st滑では身体が置いてけぼりになってしまいそうでした。

結局昨日は一度ダイナミックからとおみに下りただけ。
いいもりにも47にも行かず、グランプリ回しに終始した午前滑でした。

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