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2018.01.19

●2017/18.二十四滑目「五竜&47」

えー、約二ヶ月半の冬季雪山就労日誌、29日目。

昨夜はシゴト場部署の新年会、久し振りに「外」で飲んで食って致しました。
しかし21時半に一次会が終わると早々に帰宅。
何故なら今日が「オシゴトオヤスミ」=「オシゴトより早起き」だからです。

そんな訳で朝7時に起床、例に由ってのルーティーン。
「キャビン駅に板デポ」→「朝食」→「ウォームアップ」→「キャビン駅に戻る」。
一発目のゴンドラに乗り込み、朝イチグランプリに向かうのでした。

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【写真上】Very foggy day…。
今日の白馬もハイシーズンとは思えない生温い気候。
気温は0℃前後の暖かさで、山頂には腰の重そうなガス帯が居座っています。
「うーん、上の方は殆ど視界利かなさそうだな…(半分諦めモード)」。

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【写真上】8:15、キャビンは真っ白闇な濃靄帯に突っ込んで行きます。
「アルプス平はガス層を抜けてます様に(なむなむ)…」。

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【写真上】キャビン搬器より、旧ルビコンコースの辺りを望む。
「あーぁ、こりゃホワイトアウト確定だな…(9割諦めモード)」。

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【写真上】8:25、グランプリは極悪ホワイトアウト。

「見えない」以前に「平衡感覚喪失」の真っ白闇。
「真っ直ぐ滑ってるのか」
「斜めに滑ってるのか」
「動いてるのか、止まってるのか」
すら解りません。
コース合流地点からアル3に辿り着くのすら難しい状況でした。
 

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【写真上】「業務連絡、トップ81番」。
このまま下りるのも悔しいのでアル3乗車。
しかし高度が上がるに従い、状況は悪化の一途を辿ります。
バレンタインデーもまだなのに「ホワイトデー」かよっ!!

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【写真上】「ダメだ、こりゃ…」。
ゴンドラ山頂駅からアル3乗り場へは「ほんの僅か」足元の視界が利き、パトさんの滑走跡を辿っていけたのですが、コーストップ部ではそれすら叶いません。
アル3とアル2.4の索道鉄塔シルエットだけが現在位置を確認出来る唯一の術。
それも10mくらい近づかないと影もカタチも見えず…。

カイオウ「吽(フーム)」

ケンシロウ「な…なんだこの空間の歪みは  い…位置がつかめぬ !!」

例えるなら魔闘氣で「暗琉天破」食らった状態。
流石にコレは滑るの無理、このままいいもりへ避難する事に致しました。
「あーぁ、折角の休みが今シーズンワーストのホワイトアウト…」。

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【写真上】8:40、いいもり道場。
「嗚呼、視界が利くって何て素晴らしい…」。
しかし此処では「ガス」に代わって「別の難敵」が待ち構えているのでした。

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【写真上】「ガリンガリン」の「ガッタガッタ」。
斑に青白く光る氷結バーン、しかもボッコボコ。

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【写真上】「カッチカチ」のジャガイモが「ゴロンゴロン」。
昨日.一昨日の雨をたっぷり含んだ下地雪が、深夜の冷え込みで見事に凍結。
それをピステンが掘り起こし、ガレ場の様な「雪礫バーン」と化していました。

雪面コンタクトが覚束無い上に、滑走振動の激しい超バンピーなコンディション。
板はバンバン叩かれるわ、エッジグリップに全幅の信頼は置けないわで「流されまくり」「落されまくり」のダメダメ滑りに終始してしまいました。

ま、ある意味「いいもり道場」的クオリティなんですけどね…。

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【写真上】9:35、キャビン山頂駅.パノラマ側。
いいもりで1時間の「修行滑」の後、再び山頂へ。
パノラマとグランプリは相変わらずのホワイトアウト状態、視界を求めて47方面に流れます。

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【写真上】ルート1のトップ部には薄ガスが掛かっていましたが、

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【写真上】ミドル部以降はガスも無し、

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【写真上】ラインC付近はフラットライト気味もクリアな視界。

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【写真上】ルート1.ボトムパートには薄~い陽射しが届いていました。
47も降雨の影響で下地雪はガリッと氷結気味、そこに削られたザラメの吹き溜まりが混在するバーンコンディション。
但しグリップはソコソコ利き、7~8割くらいのアタックなら問題無く回せました。

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【写真上】10:30、待望のお日様♪。
所々で厚雲が切れ、時折太陽と晴れ間が覗く様に。

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【写真上】ゆっくりと、しかし確実に天候は良化。
余談ですが写真に写ってるゲストの9割はオーストラリアの方々。
「Australia Day」を一週間後に控え、オージーのゲストが日に日に増している白馬なのでした。

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【写真上】こーなりゃルート1回し、∞ループ。
陽射しは届いたり届かなったりですが、これだけ見えりゃ充分。
今日はロング封印して、ひたすら小回り専。
スキッド/カービング、縦目/深回り、ポジションの高/低と、メカニズム調整しながらトレーニング滑やってました。

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【写真上】11:10、アルプス平のガス層も少し動き始めました。
もーちょい待てば引きそうですが、今日の午前中は47オンリーでイイや。

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【写真上】ルート1、ボトムセクション。
何時もは空いてるこのパートも、今日は比較的滑走者多め。
五竜が「アレ」なもんだから、みんな47に流れて来てるんでしょうね。

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【写真上】ゴンドラ降り場より見上げるルート3。
氷結コブのガチガチ急斜面、今日はココに入る気力「全くありませーん」。

結局今日は9時半から13時まで、ずーっとルート1回し。
一旦ランチレストを入れ、グランプリへ戻る事に致しました。

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【写真上】13:35、朝の腐れガスはすっかり引き、高曇りのコンディションに。
滑走荒れの起伏自体は小さいものの、降雨後独特の硬バーンで叩かれ気味の落ち着かない雪面コンタクト。
何時もにも増してトップの捉えを意識して、スキッド多めの滑りになりました。

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【写真上】14:30、今日はもう上がろっと…。
多少のコンディション差異はあるものの、ゲレンデ全域が雨のダメージを多分に受けていた今日の五竜&47。
バンピー&ハードなバーン状況は、滑りに誤魔化しが利きません。
亦、下半身に蓄積する疲労も何時もの1.5倍増しで、レスト後の調子はイマイチ。
そんな訳でオフ日としては異例の早期撤収、板のチューンをする事に致しました。

嗚呼、早く大雪が降ってこのコンディション「リセット」してくんないかなぁ…。

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