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2018.02.20

●2017/18.四十九滑目「白馬五竜」

えー、約二ヶ月半の冬季雪山就労日誌、61日目。

本日は何時も通りオシゴト「遅番」=「午前中はスキータイム」、なのですが…。
身体のあちこち(特に広背筋と足首)が「ギシギシ」云ってます。

昨日の八方遠征はリフト営業時間中、殆ど「フル回し」の8時間ガッツリ滑。
流石にダメージ甚大で、身体もズッシリ鈍重です。
「今日は滑るの止めとこ…」と思いつつも、其処はスキーマッドの悲しい性。
疲れた身体に鞭打って、ウェアに着替えている早朝なのでした。

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【写真上】うーん、ビミョーな「雲行き」…。
高空には晴れ間も見えるものの、標高1000m付近には腰の重そうなガスが滞留。
今朝は冷え込みも緩く、「ガスの繁殖」には絶好の気温です。
アルプス平は濃霧帯を抜けている事を願いつつ、ゴンドラに乗り込みました。

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【写真上】8:25、テレキャビン山頂駅。
「キレーに抜けた」と迄はいかないものの、心配していたホワイトアウトは回避。
→コレ大間違い。
そしてこの雲模様だと、東の空には「アレ」が期待出来そうです♪。
→コレ大当り。

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【写真上】「業務連絡、トップ64番です」
一面に朧靄立ち込めるグランプリ、コレなら全然回せます。
至福の大回りタイムを前にしてテンションは俄然アップ。
→コレ大間違い。
そして背後を振り返ると、期待通りの壮大な自然美が広がっていました。
→コレ、予想以上の大当り。

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【写真上】出たっ、大雲海っ!!!。

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【写真上】時化の海の如く、ダイナミックに荒れ立つ雲の波。
つーか「雲海」と云うより、最早「雲の山脈」です。

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【写真上】今朝の雲海は「広い」「厚い」と云うより…、
「近いっ!!!」
ゲレンデを覆うガス帯と雲海の境目が無く、雲靄一体となってアルプス平を飲み込んでしまう様な迫力。
右下に薄ら覗く索道(アル4)との対比から、この臨場感が写真で伝わる…かなぁ。

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【写真上】一方、グランプリに目を遣ると。
ゴンドラとの合流路辺りでガスは薄まり、

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【写真上】ゲレンデ上部は何時も通りの風景。
美しくピステン掛かったワイドバーンが、最初の滑走者を待つが如く佇んでいます。

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【写真上】まるで雲海原に突っ込んでいく様なシチュエーション♪。

なぞと、

呑気な事を、

云ってると…。

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【写真上】みるみるうちに💀…

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【写真上】ガスが上がってきました💀…。
口開け乗車のアル3を下りる頃、グランプリの下半分は濃靄帯に覆われてします。
うーん、未だ一本も滑って無いのにぃ…。
勿論、雄大な雲海ビューを望めたのもこの一本切りでした。

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【写真上】白闇に突っ込んでいく1stラン。
今朝のグランプリは「超」のつくスピードバーン。
表層こそピステンでグリップが利くものの、コーデュロイの薄皮を剥がせばハードに締まった下地が顔を現します。
しかしそんな大好物のバーンコンディションも僅か3ターン。
数秒後にはガス帯に突っ込み、視界不如意の減速運転を余儀無くされました。

終日の冬嵐で一日中強風に叩かれ続けた一昨日。
打って変わって好天の陽射しで、日中の融雪が進行した昨日。
しかも深夜帯はソコソコ冷え込むのでバーンは硬化。
春の近づきを少し感じさせる、そんなゲレンデコンディションでした。

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【写真上】アル3回し、2本目。
グランプリのボトム~ミドル部は完全にホワイトアウト。

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【写真上】ミドル部で漸くガスは薄まります。
「ズザザザ」とピステバーンを削るスキッド音だけが白闇の中から響いてきます。
うーん、何て勿体無いコーデュロイストライプの無駄遣い…。

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【写真上】アル3回し、3本目。
視界が利くのは10番鉄塔より上だけになってしまいました。
ゲレンデトップは青空が広がっているのに…、

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【写真上】天狗岳方面はクリアな冬晴れ空。
けれど少し下に視線を遣ると…、

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【写真上】「白い暴君」は更に上昇を続けています。

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【写真上】「きゃー、助けてー」。
ガスの津波に飲み込まれる人たち。

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【写真上】アル3回し、4本目。
12番鉄塔前なのに、リフト降り場は影もカタチも見えず。
オープニングから僅か30分弱で、グランプリ全域はガスの支配下となりました。

こーなると「47」に逃げるか「いいもり」に逃げるかの二者択一。
しかし昨日の滑走疲労でロングコースを回す気分でも無いので、いいもりに下りる事に致しました。

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【写真上】9:00、ストレートウイスキー.大町側。
今日はピステンがフラットに入っており、むくりや片斜のアンジュレーションが何時もより大人し目です。
前半スキッド入れての小回りトレには最適なコンディションでした。

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【写真上】暫くはずーっとココ回し。
流石早い時間だけあって、ピステンストライプもタダ残り。
ややアイシーながら、トップ~ボトムまでグリップの利きは良好でした。

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【写真上】ラス4本はコスモリバーで〆。
斜度的には大した事無いのですが、ややトリッキーな左下がりの片斜面。
ロング~ミドルの特講トレには丁度良いバーンです。

と、9時から1時間半のいいもり回しは意外と充実。
「道場」的な修練滑でアクティビティ終了となりました。
おしまい。

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