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2018.02.02

●2017/18.三十三滑目「五竜&47」

えー、約二ヶ月半の冬季雪山就労日誌、43日目。

本日は一昨昨日の滑走記エントリー。
1月30日はオシゴトオフ日。
例に由ってオシゴトより早朝起床、朝イチからゲレンデに繰り出したのでした。

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【写真上】7:35、例に由ってテレキャビン駅舎に先乗り、板デポ。
この日はMy板ではなく、500マイルさんで調達したスラ板「ROSSIGNOL/HERO ELITE ST(167㎝)」を使用。

スラ板を扱い易くし、ゲレンデユーズにも対応幅を広げたタイプのデチューン機。
とは云っても競技板由来のどっしりとしたフィーリングはショートターンモデルとしては重厚、流石マスターズ対応モデルです。

ロシっぽい「カチッ」とした質感も、プロップテックが利いておりトーションの硬さは然程感じず。
ゲタを履いてないのでフレックスも取り易いです。
そしてロシの真骨頂とも云うべきターン導入の初動は感動的なまでのスムーズさ。
「スゥ~ッ」と入ってくれ「キュイン」と切れ込んでくれるイメージ。
オートマっぽいマニュアル操作感とでも云うべきでしょうか、ロシはチップロッカーの匙加減が本当に上手です。

DEMOαに較べるとベントが低いのでしっかり荷重しないとフレックスを生かせませんが、スキーを撓ませるとキュンと俊敏で素早いレスポンス、しかもキレーな螺旋をスパイラル描き続けてくれます。
板の強さや走りは、ゲレンデユーズで丁度良い按配に仕上げられていました。
あと、スキッドよりもカービングにシフトしたスキーですかね。

欠点としては殆ど「小回り専」である事。
ロングで走らそうとしても内々へとクイクイ入ってしまい、R深めに取ったミドルターンが限界。
まぁこれは板の特性上「欠点」と云うより「特性」。
体重の軽いエキスパートや一級レベルの上を狙う、小回り嗜好のスキーヤーにとっては「最強のカービングマシン」てな感じです。

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【写真上】8:10、「嗚呼、またコレか…💀」
今冬10日目のオフ日は、またしても濃ガスに覆われたオープニング。
これまで休みがピーカンに当たったのは「たったの一度」、今シーズンは本当に天気に恵まれない…。

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【写真上】上に行く程ガスは酷くなるばかり。
「ゴンドラがガス帯を抜けてくれれば…」、と云う僅かな希望も文字通り「雲散霧消」。

うーん、こりゃスラ板借りる日間違ったな…。

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【写真上】830、「業務連絡、トップ95番」。
グランプリは予想通り、白闇の中。
只、完全なホワイトアウトでは無く、僅かにフォールラインが確認出来るのが救いです。

この日のグランプリは、圧雪上に約5㎝の新雪堆積、それがハイシーズンならでの「極上」アスピリンスノー。
ソフト&デリケートな雪面タッチは最高のフィーリング。
船の帆先が波を切って進んで行くが如く、スキーのトップがトッピングパウダーを切り裂いていきました。

「あーあ、これで視界がもっと利いてりゃなぁ…」

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【写真上】2~3本回してるうちに、ガスも少しだけマシになって参りました。
リフト乗車中、前に見える搬器の数が「5台」→「7~8台」に。
うーん、お願いだからガス引いて(懇願)…。

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【写真上】でもやっぱり…、

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【写真上】ガスガス フルフル ガスワンダフル♬…。
平衡感覚は辛うじて保てるものの、可視範囲は極端に狭く「手探り」「脚探り」の滑り。
ホント、雪がムチャクチャ良いだけに悔しいやら腹立たしいやら…。

ガスが薄まるのを期待し1時間程粘っていましたが、暫く良化傾向は無さそう。
止むを得ず、視界を求めて47に流れ込む事に致しました。

「I'll be back…」

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【写真上】9:40、47ルート1は薄ガスレベルで視界まずまず。
しかし標高の下がった分、雪質はややモサ化。
踏み固められるに従い、雪面コンタクトの落ち着かないコンディションに変わっていきました。

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【写真上】ルート1.ボトムは「視界良好♪」の「硬雪コンディション♪」
ややフラットライト気味もガスは無く、充分にバーン情報が目視出来ます。
急斜面パートもキレーに圧雪され、下地カッチリのスピードバーン。
暫くはゴンドラ使ってボトム回し、時折ラインC乗ってトップ~ミドルパート回しを兼用していました。

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【写真上】ラインCの転落防護ネットには「雪のオブジェ」。
何だかラピュタに出て来るロボット兵の腕みたい。

こうしてR1回しを続ける事2時間、そして遂に…。

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【写真上】11:55、「おおっ、薄日が射して来たっ♥」
しかもアルプス平の方も次第にガスが切れ始ている様子。
こりゃ早くグランプリに戻らねばっ!!!。

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【写真上】ルート1のトップ部もガスが切れ始めています。
無人のR1にも心惹かれたのですが、もう散々回したしイイや。
そんな訳で初志貫徹、グランプリへ直行。

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【写真上】ラインEよりパノラマコースを望む。
陽射しはすっかりと眩しく、雲間には青空も覗き始めています。

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【写真上】12:10「I'm back!!」
ミドル~ボトム部には幾分薄ガスが残っていましたが、トップ部は視界も良好。
これなら充分回せるレベル、そんな訳で「アル3回し.正午の部」スタート♥。

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【写真上】うおぉっ、食べ残しだらけのトラックっ♪。
濃霧は先程引いたばかりらしく、2.4沿いのラインは滑走ラインも疎ら。
踝高の極上パウを頂きにかかります、が…。

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【写真上】しかし再び濃靄襲来…。
グランプリのミドル部は白い闇に覆われていきます。

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【写真上】青空覗くガス帯に陽光が射し、眩いばかりの乱反射(但し白闇…)。
「晴れてんだか曇ってんだか」
「ガスなんだか雲なんだか」
「明るいんだか暗いんだか」

何が何だかサッパリ解りません…。

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【写真上】グランプリの上1/3は御覧の様に薄晴れなのですが…、

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【写真上】ミドル部には濃ガス帯がどっしり居座ってます。
まるで白夜の様な昼空、「此処は何処の北欧だっ!」!てな感じ。

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【写真上】ボトム1/3もブルーグレーながら視界はクリア。
ゲレンデミドル部のヘヴィガスがコースを分断、けれどこの空模様推移なら近いうちに濃靄は切れそうです。

とか云ってるうち、何時の間にか13時前。
「ガス引き待ち」を兼ねて一旦下山、ランチレストを入れる事に致しました。

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【写真上】13:50、昼食後のグランプリ。
すっかりと天候は良化、明るい陽射しで視界もクリア。
ゲレンデトップからボトムまでガスは引き、眼下には神城の田園地帯が望める様になっていました。

「ええぃ、こーなるのが5時間遅いわい!!!」

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【写真上】バーンコンディションはこんな感じ。
滑走荒れの起伏が一面を覆っていますが、雪質自体は極上のドライスノー。
雪面タッチはソフトさを維持してしますし、スキートップが雪溜まりに突っ込んでもキレーに「抜けて」くれます。

あ、それから午後はMy板に乗り換えました。

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【写真上】アフタヌーングランプリはロング回しで攻める事に。
スノーコンディションが上記の通りなので、しっかり板に乗っていれば多少の雪溜まりは蹴散らしてくれます。
ややコントロール重視の8割滑でしたが、午後のギャップバーンでも快適な大回りを楽しむ事が出来ました。

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【写真上】14:50、陽は西に傾き始め、バーンの陰影が強くなって参りました。
それでも粉雪コンディション+日中の低温で極端なクラスト化は無く、軽くウインドパックされた表層雪を「パリパリ」切っていくのが心地良い感触でした。

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【写真上】15:20、雲間に隠れた太陽から、扇に広がる光芒。
まるで「地蔵ノ頭」から後光が射しているみたいです。

扨、最後は「道場」で締めますかね。

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【写真上】15:50、ラス1時間は「いいもり道場」。
いいもりゲレンデでは1月30.31日と「第55回甲信越ブロックスキー技術選手権大会(
兼/第55回全日本スキー技術選手権大会予選会)」が開催中。
コス4の両サイドは大会コートとしてセパレートされていました。

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【写真上】一日の〆はコスモリバー回し。
終日滑っていたので結構疲労も蓄積、難度的には程良いコースです。
「三本締め」ならぬ「六本締め」で16時半に撤収、充実したオフ日のスキーライフとなりました。
おしまい。

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