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2018.02.04

●2017/18.三十五滑目「五竜&47」

えー、約二ヶ月半の冬季雪山就労日誌、45日目。

本日は2月1日の滑走記。
この日はオシゴト「中抜け番」のシフトでしたが、人員過剰でスタッフ間引き。
じゃんけんで「オヤスミ争奪戦」を勝ち抜き、オフ日を手に致しました。

そんな訳での「棚ボタ」ホリデーは、勿論スキーライフを満喫。
例に由って朝イチグランプリに向かうのでした。

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【写真上】7:40、毎度恒例のルーティーン、キャビン駅に板デポ。
仄かに水色掛った白い空と、凛と冴えた大気。
雪山の朝らしい、清々さを感じる静かな一日の始まりです。
早朝アルプス平を覆っていた濃靄は、この時間になって引いてきました。

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【写真上】東の空からは朝陽も射して参りました。
よーし、コレは結構「当たり日」かも♪。

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【写真上】8:25、「業務連絡、トップ103番」。
ややフラットライト気味も「ガス無し」「風無し」と、まずまずの気象コンディション。

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【写真上】そしてこの日も「超」フラットに仕上げられたビューティフルピステン。
うひょー、見るからにスキーが走りそう♥。

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【写真上】「2月1日の1本目グランプリ」、頂きまーす♪。
放射冷却でカッチリ締まったバーンは、板走り絶好調のスピードコンディション。
最初の1本はその加速感に身体が遅れそうな程でした。
圧雪オペレーションは完ペキ、積雪ゼロも雪質は良好、エッジ噛みも抜群です。
高速ロングでコーデュロイストライプを切り裂く足裏感覚が官能的でした。

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【写真上】そして東の空には、一面に広がる大雲海。
頸城と戸隠方面の雲海は切れ始め、北信の名山群が山容を覗かせていました。

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【写真上】雲海原の波間より、戸隠と高妻。

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【写真上】同、焼山.火打山.妙高山の頸城三山。

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【写真上】グランプリ回し3本目。
グリーンフォッグの灰空は、何時の間にかホライズンブルーの冬晴れへ。
憂鬱顔だった曇天模様から、天色の微笑が広がり始めました。

うおぉっ、これは若しかして「THE DAY」の幕開けっ?。

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【写真上】地蔵ノ頭。

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【写真上】白乗と小蓮華。

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【写真上】白馬三山。
北西には、淡青の冬晴れに映える山景パノラマ。
あ、五龍岳だけ撮り忘れちゃいました。

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【写真上】そして東南の空一面には雲海。

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【写真上】雲海♪。

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【写真上】雲塊♪。

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【写真上】ウィークデイのグランプリは数える程の人影。
「雄大な雲海ビュー」と「白馬連峰のパノラマ」を愛でつつ、「極上スノーの高速バーン」で至福のかっ飛び大回りタイム。

「嗚呼、何てシアワセな時間…」。

この僥倖はずーっと続くかの様に思われました。

が…

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【写真上】9:30、全てを台無しにする「白い悪魔」。
今シーズン、とことん天候にツイてない私め。
オープニングから1時間でガス来襲、お願いだから引いてクレヨン…。

そして10分後…。

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【写真上】し、白いっ…。
薄靄が立ちこみ始めるや否や、@云う間にグランプリはホワイトアウトの世界に。
可視範囲「ゼロ」で進行方向は疎か、平衡感覚すら覚束きません。
仕方無いので視界を求めて一旦退避。
いいもり/47.ルート1の何方に行こうか迷ったのですが、取敢えず47に向かうと致しました。

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【写真上】10:05、しかしルート1もトップからミドルは視界不良。
ラインCへの分岐辺りで、漸く目視範囲が確保出来る濃霧コンディション。
うーん、こりゃいいもりに逃げた方が正解だったかな…。

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【写真上】R1.ボトムセクションは視界良好なのですが…。
しかしゴンドラでココだけ回すのは、費用対効果(時間)がロス大杉。
時計を見ると10:20、47ベースから五竜へのシャトルバス出発の5分前です。
結局R1は2本回すに止まり、いいもり道場に向かう事と致しました。

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【写真上】10:40、いいもり.コスモ4大町側。
ストレートウイスキーはキレーに圧雪掛かるも、アイシー&ハードなパックバーン。
只、コース中盤以降はグリップ良好、小回りトレに最適なコンディションでした。

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【写真上】コスモリバーもコンディションは上々。
ストレートウイスキーに較べると斜度難度が1ランク落ちるので、専ら大回りトレ。
右下がりの片斜面なので、左外足の荷重が疎かにならない様に気を使いました。

この両コースを交互に6本づつ回し、午前中のアクティビティ終了。
ランチレストの後、再びグランプリへ向かいました。

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【写真上】12:40、捲土重来グランプリ。
アルプス平を覆っていた腐れガスは1時間前程に切れ出したらしく、高曇りながら視界はクリア。
薄日が射し込みフラットライト化もありません。

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【写真上】しかもバーンコンディションがコレっ♥。
午前中の半分をガスに覆われてたので、滑走荒れも殆んど無し。
9時半頃の朝イチコンディションが、そのままストレージされていました。

「今ガッツリ滑り込まないで、何時滑り込む!!」ってな極上バーン。
俄然ヤル気もマクロスビートです。

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【写真上】そんな訳で「アル3回し」、午後の部スタート♪。
まるで9時半からタイムワープしたかの様なフラットバーン。
ライン取り/ターンサイズも自由自在、ハイスピードの「キレキレ」カービングが思う存分堪能出来ました。

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【写真上】13時半頃からは、再び水色の晴れ空が広がり始めます♪。
嗚呼…、

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【写真上】頸城から戸隠のパノラマも開けて参りました。
何て…、

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【写真上】西日射し、白銀に煌めく白馬三山。
シアワセな時間…。

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【写真上】14:50、@云う間の2時間経過。
この日のアフタヌーングランプリは、朝イチ並みのベストコンディション。
何本回しても飽きる事がありませんでした。

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【写真上】〆はいいもり道場。
「カリッカリ」に硬化したストレートウイスキーと「やや荒れ」の散見するコスモリバーを数本づつ回して、16時にアクティビティ終了。
濃ガスに祟られた不運な時間帯もあったものの、総じて満足度の高い一日でした。
おしまい。

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