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2018.03.04

●2017/18.五十六滑目「八方尾根」

えー、約二ヶ月半の冬季雪山就労日誌、73日目。
そして下山日まで「マジック9」です。

本日は昨日の滑走記エントリー。
今シーズン三度目となる八方尾根に行って参りました。

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【写真上】6:35、神城駅で迎える白馬の朝。
6:44の大糸線で白馬駅下車、タクで八方口のローソンへ。
朝食とエナジードリンクを買い込み、ゴンドラへと向かいます。

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【写真上】7:10、ゴンドラ駅到着。
営業開始を待つスノーマッドが約20名ほど待機。
流石ウィークエンド、この時間でもソコソコ人居るな~と思ってたら…。
「ゴンドラアダムは定刻通り、間も無く営業を開始致します」のアナウンス。

「あ…」

「すっかり…」

「忘れてた…」

土日祝の八方は定刻より30分早め、7:30からのゴンドラ運行開始。
朝食取ってるバアイじゃ無く、急ぎブーツ履いてアップして列に並びます。

因みに私め、直近2シーズンの五竜冬山籠り以前は、基本的に「ウィークディスキーヤー」。
ウィークエンドの八方で滑るのは、もう記憶に無い位昔の事なのです。

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【写真上】昨日はアルパインさんの姿も多く見られました。
しかし早朝時点でグラードクワッドは強風の為、運行見合わせとの事。
登山客のゴンドラ乗車はストップが掛けられていました。

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【写真上】7:40、ゴンドラ山頂駅からリーゼンへ。

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【写真上】朝イチリーゼン。
雨に降られ(3/1)強風に叩かれ(3/2)、ダメージの大きい白馬の各ゲレンデ。
リーゼンもその例外では無く、レーン段差と轍跡が散見するピステン。
加えて小さな氷塊が転がっており、所々で「バタバタ」と板の叩かれるバンピーなコンディションでした。

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【写真上】で、取敢えずは

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【写真上】リーゼン回し3本。
何時もならもう少しリーゼン回すか、パノラマ~セントラルへ向かうのですが、

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【写真上】この日はパブリックから名木山へ下山。
朝イチのゴールデンタイムに名木山に下りるのって初めてです。

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【写真上】理由はコレ。
石井スポーツさん主催の来季ニューモデル試乗会。
昨季は一冬白馬籠りをしており、試乗会を全休した私め。
基本的に白馬エリアでの競技/基礎系スキーの試乗会は極めて少なく、今回の試乗会も「長野オリンピック20周年記念」でスポット開催されたもの。
そんな訳でこの機会を逃す手は無く、昨日はブースオープンからエンドまで試乗会「専滑」を決め込んだのでした。

因みに試乗スキーのラインナップは少し期待外れ。
プチ試乗会にケの生えた程度の板揃えでした。

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【写真上】試乗会のメインバーンは名木山ゲレンデ。
従い名木山第2ペアと、

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【写真上】第3トリプルを延々と回します。
この日回した回数はペア/トリプル共に約20本。
名木山ゲレンデをこんだけ回すのって、恐らく最初で最後でしょうね。

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【写真上】んでもって20~30分置きにブースへ戻り、次のスキーに乗り換え。

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【写真上】名木山が荒れてくると、リーゼンをテストバーンに。
しかしリーゼンも早々にモサ化&ボコ化。

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【写真上】次はパノラマ~セントラルをテストバーンに。
しかしこっちも次第にモサ化&ボコ化。

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【写真上】兎に角30分の制限時間を死守しつつ、次々にスキーテスト。
正直、一日で試乗するのは7~8本がベスト、と云うか限界。
次第に頭ん中がゴチャゴチャと交錯がってきました。

そして疲弊したメンタルを更に消耗させたのが…、

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【写真上】暑いっ…。
「何っ、この初夏並みの濃深な青空っ…」
昨日の白馬は早朝時点でも氷点下に届かない陽気。
雲一つ無いドピーカンの上、肌を焼く様な強い陽射しがサンサンと照り付けます。
日中の最高気温は山麓部で12~13℃。
「春スキー」を通り越して「GWスキー」を思わせる様な炎天下でした。

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【写真上】そんな訳で昨日はリーゼンクワッド降り場がゲレンデ標高Max。
試乗会の「30分縛り」があるので、兎も黒菱もスカイラインも回せず。

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【写真上】五龍と鹿島槍がこんなに綺麗なのに…、

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【写真上】頸城~戸隠のパノラマも見事なのに…、

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【写真上】志賀~四阿.浅間山~八ヶ岳のパノラマも爽快なのに…。
あーあ、このスーパービュー、リーゼングラードから眺めたかったなぁ…。

しかしそんな事を云ってる暇は無く、試乗会の終了時刻まであと3時間ちょい。
乗らなきゃいけない板はまだまた残ってます。

And time is past…

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【写真上】15:20、試乗会終了。
「嗚呼、これでやっと朝食がとれる…」
取敢えずノルマは達成、試乗した本数は延べ15本。
ブーツバッグに入ったままの食糧を頬張り、缶コーヒー買って暫し一服。

一息入れた後は8時間振りのMy板で、本日未踏のゲレンデトップを目指します。

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【写真上.下】15:40、帰宅ラッシュの始まったリーゼン。
バーンはクラストコブのお花畑、しかも鬼渋滞。
コレ見て「嗚呼、土曜日の八方だなぁ~」と改めて実感するのでした。

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【写真上】15:50、この日初めてのアルペンクワッド。
何時もならパノラマ回してる時間です。

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【写真上】黒菱平より、五龍岳と鹿島槍を望む。
グラードクワッドの建屋には、最後の搬器が格納される所処。

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【写真上】同、白馬三山を望む。
出来れば青空の下で煌めく山姿を見たかったなぁ…。

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【写真上】兎平トップより、頸城~戸隠~飯綱のパノラマ。
北東の大気はこの時間でも澄んでおり、北信の名山群がクリアに見晴らせました。

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【写真上】ちょいズームで、高妻.乙妻山、戸隠表山群、飯綱連峰。
なぞと山景眺望を愛でている場合じゃ無いのですよ、この時間の八方は…。

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【写真上】兎はアプローチからして「ボッコボコ」。
しかも凹部は硬ザラメの下地が「削るに削られ」、カリカリのアイシー溝。

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【写真上】モヒカンの右も左も関係アリマセーン。
右に進んでも凸凹、左に進んでも凸凹。
これがホントの「八方塞がり」、なんちゃって…。

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【写真上】リーゼンも上から下までボッコボコ。
シャバ雪になった分突き上げはマシになりましたが、代わりにクラスト雪と大混雑が待ち受けています。

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【写真上】16:15、「Run out of gas…」。
名木山ボトムまで下りてきて、残存燃料エンプティ。
もー名木山回す体力も残っていません。

と、こんな感じの試乗会in八方尾根。
最後はヘロヘロになってハクババレーのバスに乗車、五竜への帰途に着きました。
おしまい。

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