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2018.03.19

●2017/18.六十四滑目「五竜&47」

えー、84日間の白馬五竜.雪山就労生活を終え、下山6日目。
そしてスキーを履かない日、5日目で御座います。

本日は先週火曜日、3月13日の滑走記。
この日はシーズン三指に入る、タイトなスキーアクティビティとなりました。

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【写真上】6:40、今シーズン64滑目、37回目の朝イチ板デポ。
今季の白馬スキーライフも、この日を含めてあと2日。
「思い残し」「遣り残し」「滑り残し」の無い様、気合充分のゲレンデインです。

おっと、「朝イチ」食べる前に「朝飯」食べに行かなきゃ。

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【写真上】昨日に続いて、雲一つ無いスーパーファインな空。
この日の白馬は早朝からして、氷点下に届かない暖かな陽気。
放射冷却の冷え込みなぞ微塵も無い、「ユル~い」大気と「ヌル~い」気温でした。

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【写真上】8:25「業務連絡、トップ69番」。
今シーズン37回目の朝イチグランプリ、今シーズン31回目のアル3口開け。

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【写真上】そして6分間のアルプス平「貸切」タイムも、

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【写真上】今日明日の2回を残すのみ。

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【写真上】1stラン、テイクオフ♪。
この日のグランプリは前日以上に締まりの無いザラメ雪。
最初の数本はカービングを利かせたロングで回せましたが、削られた雪が下地を覆い出すと、表層でスキーが動いてしまい軌道が定まりません。
快適なかっ飛びタイムは1時間持たずに終わってしまい、早々に春雪仕様の滑りを余儀無くされてしまいました。

前夜に入れたワックスが「ドンピシャ」で、スキーは良く走ったんですけどね…。

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【写真上】気温も昨日に較べ「グ~ン」と上昇
標高1600mのアルプス平ですら、オープニング時の気温は体感で5~6℃。
因みに山麓部では午前中で軽く10℃を超えました。

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【写真上】細やかな抵抗。
此処数日のピーカンですっかりと「ヘルメット焼け」してしまった私め。
リフト乗車中はメットとビーニーを脱ぎ、日焼け跡を消そうと試みます。

結局10時前には暑さに負け、ヘルメットそのものを放棄。
16:20までアル3乗り場のネットポールにデポしたままでした。

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【写真上】こー云う天候だと、重宝するのがコレ。
私め愛用の雪上給水ツール、サロモンさんのソフトフラスク(5floz)。
少し口の中を潤したい際の水分補給アイテム、掌大の50mlサイズなのでミドラーのポッケに入れても嵩張りません。
但しこれ以上暑くなると、この容量じゃ賄えませんけどね。

http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2015/03/post-4fb0.html

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【写真上】アル3回し、1時間半経過。
グランプリの上1/2はソコソコのフラットコンディションを維持しているものの、ゴンドラからの合流路以降は加速度付けて融雪&荒化進行。
コースの上半分と下半分で雪質の乖離が大きく、スタンスやアンギュレーションなど滑りながらのアジャストを強いられました。

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【写真上】遠見尾根を目指すアルパインさん。
ウィークデイのモーニングタイム、アルプス平を滑るゲストは数える程。
滑走者が少ないゲレンデは長閑で和やかな雰囲気、時間の流れるのがゆっくりに感じられました。

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【写真上】あれ、唐松(八方)尾根に雲影が落ちてる?。
空を見回しても「雲一つ無い」ドピーカン、なのですが…。

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【写真上】灯台下暗し、頭の真上に海鼠雲。
このナマコ、日中ずーっと天空に居座ってました。

朝イチグランプリを2時間回した後は、一旦47へ。
昨日は午後になっても結構良いコンディションを維持していたので、チョッピリ期待して行ったのですが…。

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【写真上】10:25、残念ながら「グサグサ」でした。
それでも未だ下地のコンタクトは生きており、ヨユーで回せるレベルです。
元々春の悪雪は得意分野、滑り方を思い出すとコレはコレで楽しいシチュエーション。

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【写真上】ラインCより、白馬村とルート1鳥瞰図。
グランプリに較べると斜度も緩いので、雪礫蹴散らしての「攻めた滑り」。
しかし「好事魔多し」、調子乗ってるとしょーも無いチョンボをするものです…。

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【写真上】11:50、何故か47インフォメーションセンターへ。
R1を回してる最中、どっかでデジカメを落としてしまうスカポンタン。
インスペクション滑りして探すものの、ザラメ重層の砂浜バーンでは見つかりっこなく捜索断念。
「こりゃ今夜圧雪車に攪拌されてスクラップだな…」。
半ば諦め気分でラインCの索道員さんに聞いてみると、
「インフォに届いてるみたいですよ♥」。


3月13日の11時頃、HAKUBA 47でCANONのコンデジ拾って届けてくれた方。
この場を借りて御礼申し上げます。

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【写真上】ラインEより、五龍岳と白岳。
この日のでパノラマフォトはこの1枚切り。
大気の湿度が高く、稜線の輪郭もややぼやけた感じ。
特に北東から東南の見晴らしは、春霞が掛かってイマイチの眺めでした。

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【写真上】12:30、ある意味コレも「パウ祭り」になるの…かな。
とおみゲレンデは「沈む」「抜けない」「ブレーキ雪」の三重苦。
春スキー名物「ザラメパウダー❄」全開でした。

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【写真上】13:20、ランチレストを終え戦闘再開。
午後のアクティビティもグランプリから。
明日のこの時間は下山の荷造り中、今冬最後のアフタヌーングランプです。

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【写真上】今日のパトさん。
メッシュキャップが春の出で立ち。
アイスクライミングの季節、もー終わっちゃいましたね。

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【写真上】「暑い」、そして「痛い…」。
午後に入ると陽射しは更に凶暴化、春を通り越して初夏の陽気 炎天です。
「ホントに今日は三月中旬かっ!!」。

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【写真上】バーンコンディションはこんな感じ。
遠目のフォトじゃ解り難いですが、結構なサブマリン雪。
でも下地のレスポンスと斜度がある分、ゲレンデボトムの砂浜雪に較べりゃ与し易いコンディションです。

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【写真上】午後の主戦場は専らココ。
アル3沿い~中央のフィールドは所々ノッキング気味なので、スキーヤーズライトから2.4沿いのラインを攻めていました。
グランプリの最大傾斜部なので、落差を取ればスキーもソコソコ走ってくれます。

しかしハイシーズンに較べると春の重馬場バーンは疲労度が3倍増し、滑りっ放しじゃ身体が持ちません。
1時間半の午後イチグランプリを回し、コーヒーレストに入りました。

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【写真上】14:40、ダイナミックは「ダイナミック」な荒れ具合。
春悪雪はこれくらいの急斜面がスピード死なずに滑り易いんですが、中盤以降はコースが糞詰まり。
止まったゲストが多く、縦メの滑走ラインが取れません。
人を避けターン孤を深くすると厚ザラメに板を取られ、オラオラな滑りになってしまいました。

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【写真上】15:30、レスト後はいいもりへ。
明日は午前中だけの半日滑なので、恐らくいいもりでは滑らず。
今シーズン最後の「いいもり道場」に向かいました。

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【写真上】日蔭に入ったいいもりには人影無し。
前行くリフトに「クマのプーさん」が乗ってるだけです。

…、

?…、 

クマのプーさん…?。

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【写真上】プーさん…。
うーん、朝からのハードワークで心身共に疲労ピーク。
恐らく幻影でも見ているのでしょう…。

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【写真上】で、7日振りに訪れたいいもりは…、

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【写真上】まるでシーズン末期の様相…。
コス4下の両サイドは雪量激減、急斜部分ではあちこちで地表が露出。
もうピステンも入れらず、「荒れるが儘の」ナチュラルバーンと化してしました。

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【写真上】2017/18シーズン、いいもり〆滑はコスモリバー。
日蔭でクラスト入ってるのかと思いきや、シャラシャラとした緩い雪でした。
バーンも意外とフラットを維持、殆ど誰も滑ってないんでしょうね…。

そんな訳で「サヨナラいいもり、また来シーズンね」っと。

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【写真上】16:00、一日の〆はやっぱりグランプリ。
ワイドな一枚バーンも完全に日蔭化。
「グラニュー糖」は「モナカ」の時間帯を経て、「硬センベイ」に変わっておりました。

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【写真上】地蔵ノ頭ニ沈ム夕陽。
ゲレンデがパープルブルーを帯びた色彩に変わると、フィナーレタイムも間近。
スキー場の夕暮れは「黄昏」では無く「紫昏」なのです。

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【写真上】西陽射シ、青白ク映ユル白馬ノ山々。
澄んだ水晶色に映える唐松尾根と、影が落ち紫苑の影に包まれる白馬三山。
夕暮れの白馬連峰は、幻想的な同系色のグラデーションに彩られていました。

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【写真上】ラス3本は「クラストアターック!!!」。
怪獣「ザクザク」が超獣「バリバリ」にエボリューション。
板がバッタバタと叩かれ、雪面コンタクトを保つだけで一苦労です。
それでも冷え込み自体は弱く、表雪の氷化はマシなレベルでした。

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【写真上】16:25、それじゃ「〆」の一本。
「朝イチグランプリ」に始まり、「夕ラスグランプリ」に終わる1日。
今日だけで30本くらい回したんじゃないでしょうか。

明日のこの時間は大糸線の車中、下山の途に着いてる私め。
そんな事を考えると、少しセンチメンタルになってしまうラストランなのでした。

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【写真上】16:35、ダイナミックは増々「ダイナミック」な状況に。
あとは怪我しない様に下りよっと。

と、こんな感じの「2017/18.WINTER」冬山籠りラスト2DAYs。
この後は、疲れた身体に鞭打って「最後のナイター」に向かうのでした。

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