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2018.03.16

●大糸線の車窓より

えー、84日間の白馬五竜.雪山就労生活を終え、下山3日目。

本日も過ぎ去りし白馬の日々の名残ログ。
一昨日は白馬下山日、帰東途次のエピソード集.その2で御座います。

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【写真上】神城駅よりトーキョーへの途に向かいます。
白馬から東京へは高速バスで長野に出て、新幹線使うのが最速ルート。
乗り換えが面倒なら、白馬駅からスーパーあずさ一本で新宿。
アルピコさんの高速バスでバスタ新宿へ一本、って手も御座います。

しかし私めが毎回使うのは大糸線。
大町で乗り換え松本まで出て、あずさで新宿に向かうルート。
こののんびりとした道程が結構好きなのでして。

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【写真上】神城駅の高架橋より、西日射す五竜ゲレンデ。
上よりグランプリ~ダイナミック~エキスパートと続く中上級コース。
一冬滑り倒した白馬五竜もこれでホントに見納め、次に訪れるのは2018/19シーズンになります。

「サヨナラ五竜、また来年ねっ」と♪

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【写真上】15:56の大糸線乗車。
「冬から春へ」「白馬から東京へ」、そして「雪幻から現実の世界へ」向かう列車。
神城から松本へは途中大町で乗り継ぎを挟み、約1時間半の行程です。

「非現実」から「現実」の世界に戻るには、移動時間が速過ぎても味気無いもの。
各停在来線の速度くらいが、程良く「フェードアウト」出来るのです。
それに大糸線の車窓を眺めていると、時間が経つのも@云う間ですしね。

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【写真上】神城駅から南神城~簗場へはスギとアカマツの樹林帯。

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【写真上.下】カストルプラザとパラダイスゲレンデ。
南神城駅を過ぎると、樹林帯の切れ目から白馬さのさかスキー場が望めます。
さのさかを過ぎると白馬ともお別れ、青木湖の手前で大町市に入ります。

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【写真上】青木湖越しにゲレンデ風景、一写。
右手にさのさかのレイクダウン/パラダイスゲレンデ。
正面には旧サンアルピナ.青木湖スキー場のレイクサイドコース。

2009年度冬シーズンを最後に、休業状態になって早や9年が経った青木湖。
以前は毎年のように営業再開が取り沙汰されていましたが、此処数年はそんな話すら聞こえなくなって参りました。
果たして復活の可能性はあるのでしょうか…。

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【写真上】青木湖とサヨウナラ。
遠望には小蓮華と白乗が望めます。

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【写真上】青木湖を過ぎると直ぐに中綱湖。
仁科三湖では最も小さな湖、と云うより「池」レベルの大きさ。
小さな湖面は今だ凍結しています。

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【写真上】簗場駅より望む、鹿島槍スキー場
写真は第6クワッドと、今は廃止コースとなった月夜野スーパーダウンヒルコース。
大糸線から見られる「ハクババレー」のスキー場風景もこれが最後。
もう車窓からゲレンデを見る事もありません。

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【写真上】大糸沿線の標高Max、簗場駅以南は豪雪地帯から外れます。
積雪量は一気に減少、南北に広がる棚田には疎らと斑雪が残る程度。

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【写真上】海ノ口より望む木崎湖。
仁科三湖もこれで最後、湖畔には残雪の欠片すら見られません。

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【写真上】湖面に投影、乱反射する西日。
穏やかな陽気と眩い陽射し、そして雪の無い風景。
大糸線も「冬」から「春」のエリアに差し掛かりました。

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【写真上】白沢天狗尾根の山間からは爺ヶ岳が望めます。

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【写真上】北葛岳と蓮華岳
信濃木崎を過ぎると「山村集落」から「町並み」の風景に。
立ち並ぶ家々の背後には、後立山の主稜線パノラマが広がります。

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【写真上】蓮華岳.近景。
左右に根を張った様な重厚な山容。

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【写真上】蓮華の右奥には爺ヶ岳の三峰も大きく望める様になりました。

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【写真上】西日を中央に、北アルプス.後立山のパノラマ。
左より餓鬼岳/唐沢岳、中央奥に烏帽子岳、右手に北葛岳/蓮華岳。

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【写真上】蓮華岳から赤沢岳/鳴沢岳/岩小屋沢岳、右奥には爺ヶ岳と鹿島槍。

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【写真上】大町駅到着、松本行きに乗換。
左は「南小谷」に、右は「松本」に向かう列車、冬と春が交叉するホームです。

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【写真上】大糸線の車窓ビューも愈々クライマックス。
雁行に並ぶ後立山の雄山三頂、爺ヶ岳と鹿島槍、そして五龍岳。
南大町~安曇沓掛付近から望む北方の山並みはスケールが大きく圧巻です。

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【写真上】約10分の車窓ビュー。
しかし雄大なパノラマ風景も次第に遠くなっていきます。

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【写真上】視界が広げた所処で、最後にズーム一写。
安曇沓掛を過ぎると五龍岳は視界から見えなくなりました。

「アルプス平から」「南沢ノ頭から」「アル1から」「ラインEから」「地蔵ノ頭から」「黒菱平から」「グラードクワッドから」…。
84日間毎日の様に眺めた五龍岳も、今シーズンこれで見納め。
大糸線乗車中、チョット「お㎝」になった瞬間でした。

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【写真上】細野駅にて、ダイヤモンド富士。
「安曇富士」有明山の頂に沈む夕日。
「あれ、これって以前に似た風景見たっけな…」
一寸したデジャ.ヴを感じつつ記憶の糸を手繰っていくと、思い出したのは4年前の大町アルプスマラソン。
完走後に安曇野をポタリング、北細野駅で同じ様な風景を目にしていたのでした。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2014/10/post-fea4.html

「白馬村との」「ゲレンデ風景との」「仁科三湖との」「雪景色との」。
そして「五龍岳との」別れを順次終え、雪山就労生活とも程良くフェードアウト。
以後車窓を振り返る事は無く、「空々」と浅い眠りの世界へ就くきました。

目を覚ますと列車は島内を通過、間も無く松本で御座います。

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