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2018.06.23

●2017/18.九十九滑目.「月山」

えー、約二ヶ月半の「春スキー&夏スキー」雪山就労日誌、60日目。

本日は一週間振りに「オシゴト中抜け番」の私め。
「オシゴト.午前の部」をさっさと終わらせ、10時ジャストに中抜けタイム突入。
急ぎ臨戦態勢を整え、下駅へと向かいました。

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【写真上】10:20、アクティビティスタート。
今日の月山は梅雨らしく高曇りの空、そして「暑い…」。
気温や陽射しは然程でも無いのですが、兎に角「ムシムシ」と高湿。
じっとりと空気が纏わりつく様な蒸し暑さでした。

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【写真上】シマとヤブ帯が入り組み、まるで迷路みたくなってる大斜面。
この時期の月山に初めて来た人は「何処から入って」「何処から出るのか」ワカンナイでしょうね…。

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【写真上】新トラバース路も完全に分断。
写真の左奥側が大斜面の入口。
中央から右手の雪原フィールドは、沢にしか下りれないので滑走禁止です。

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【写真上】それでも皆さん、板外して横断してます。
まぁココのブッシュは枯草帯が多く、そんなに苦労しない藪漕ぎです。

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【写真上】一方大斜面は中々の盛況っ振り。

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【写真上】見事なトラピゾイドが描かれています。
左辺は小原Tバー、右辺は観光Tバー(鶴さんTバー)
の乗客
下辺はTバー待ちの列、上辺はコブのライン待ちで構成された台形人文字です。

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【写真上】上駅登山路からの登坂風景。
Tバーに向かうスキーヤーは左斜上にハイクアップ。
月山に向かうハイカーは右上にクライミング。

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【写真上】私めは今日も大斜面回し。
リフト14分→上駅からハイクアップ4~5分→トラバース4分(一度板外し)
→滑走3~4分→下駅回りでペアリフトまでハイクアップ2~3分。

今ではペアリフトで大斜面回すのも30分/1本ペースが精一杯。
そんな訳でリフト架け替え前に較べ、掛かる「労力」と「時間」と「体力」が倍増。
「ひとコブ」「ひとミゾ」すら、貴重な一滑なのです。

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【写真上】トラバース路より、寧ろこっちの方がヤバい…。
大斜面ミドル部からボトム~尾根に滑り込む斜面は、両サイドからシマが浸食、ド真ん中には岩とヤブが露出。
正味コブライン2本分の滑走スペースしか残されていません。

ココがブッシュで閉ざされてしまうとペアリフトへの下山ルートが袋小路となり、大斜面はコース閉鎖となってしまいます。
ま、それでも「藪漕いで」滑る人は居るんですけどね。

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【写真上】下から見た方が解り易いかな。
中央上のS字形になってる狭いコース、あそこが閉ざされると終わりです。

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【写真上】更にヤバイのがココ。
大斜面から尾根を伝い、下駅に下りるコース。
左右からヤブの猛攻を受け、スキーが通れるのはカツカツの幅狭ラインが1本。
前日まで使えたルートは灌木の幹が起き上がり、使用不可となっていました。

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【写真上】で、下りたら下りたでコレ。
スロープの真ん中には露岩、左には沢が出現。
コントロール失うと「板ダメにするか」「沢に転落するか」のどっちかです。

てな訳でペアリフトでの大斜面回しはカウントダウン「最終局面」。
持ってあと3~4日、下手すりゃ週明け月曜には閉鎖されてしまうかも…。

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【写真上】所処で今日の月山は、

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【写真上】スキーヤーでもなく、ハイカーでもない、

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【写真上】一般観光客の姿を多く目にしました。
考えてみれば今は6月下旬、一般常識的には「スキー」なんぞレジャーの選択肢に入っている訳がありません。
従いピクニック気分で高山植物や残雪の観光をされている方々こそ、至極真っ当なウィークエンドを過ごされているのでしょう。

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【写真上】扨、それじゃ最後の一本。
このトラバース路使うのも、これが最後かも知れません。

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【写真上】そして大斜面のコブラインを攻めるのも、

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【写真上】この一本が最後かも知れません…。
一応、「山籠りワーク」の合間にスキーライフを送っている私め。
明日と明後日はオシゴトシフトの都合上、デイリースキーはお休みとなっています。

しかし果たして3日後(6/26)に、大斜面が滑走可能なコンディションを維持しているかと云うと…。
「コース閉鎖になっている可能性の方が高いでしょう…」

そんな訳で、若しかすると今日が今シーズン最後の大斜面回し。
月山スキー場「メインバーン」との惜別滑なのでした。

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