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2018.06.10

●2017/18.九十三滑目.「月山」

えー、約二ヶ月半の「春スキー&夏スキー」雪山就労日誌、48日目。

恐らく今シーズン最後になるであろう「月山.怒涛の週末」も今日でお終い。
来週からは板外してのリフト乗車、そして程無く訪れるであろう大斜面ゲレンデのクローズ。
さしもの月山も来週からは「ガタン」と客足が落ち込みます。

と云う訳で(多分)ラストのハードワーク、「日曜日.午前の部」のオシゴトを終えるとデイリースキーに向かうのでした。

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【写真上】姥沢から下駅へのアプローチ路、県道114号。
一昨日に西川町による除雪作業、路肩の雪が切られたお陰で…、

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【写真上】下駅への上り行程は大分楽になりました。
県道114号は終点まで除雪、全てアスファルト路となっています。
但し帰りは雪壁上のブッシュを縫って滑り下りるか、板担いでてくてく歩くか。
少し面倒になっちゃいました。

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【写真上】こっから先は月山観光開発の私道。
除雪はされてませんが、融雪進行で殆んどアスファルト路となっています。

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【写真上】10:45、アクティビティスタート。
今日の月山はウィークエンドの割りにゲスト少な目。
ペアリフト行列も最長で約5分と、何時もの週末に較べ半分以下の待ち時間でした。

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【写真上】この高さのリフトに乗るのも今日明日が最後。
月山ペアリフトは明後日(6/12)から三連休、リフトの架け替え作業が行われます。
支柱の受索装置の高さが下げられるので、乗車中の視線も大分下がるのです。

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【写真上】支柱下には架け替え用の作業機材。

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【写真上】今日の月山はガス模様、終日こんな感じ。
雨は降っていないのに、数本滑るとウェアはしっとりと湿り気味。
重くウェットな濃霧がフィールド全域を覆っており、フラットライトな可視コンディション。
一定視野は確保されていましたが、コブ溝の深さを見誤る事もしばしばでした。

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【写真上】そして季節を一ヶ月巻き戻した様な肌寒さ。
早朝時点の気温は8℃、6月上旬としては季節外れの冷え込です。
バーンも露出したザラメ下地がジャリジャリと硬く、やや叩かれ気味のコブコンディションでした。

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【写真上】ヘルメット仕様で滑るのは、今日がシーズン最後かも。
今日はガスが濃いので、久~し振りのメット着用アクティビティ。
万が一、ぶつかってこられて怪我するのも嫌ですしね。

今日は気象コンディションもイマイチなので2時間弱のデイリースキー。
大斜面を5本回して撤収する事に致しました。

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【写真上】で、ゲレンデからの帰路なのですが…。
一昨日までは何とか滑り下りられたこのルートも、

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【写真上】僅か二日でササブッシュに。
仕方無いので下駅の一階まで降り、雪付き道まで暫く徒歩移動。
再び板を履いて雪壁上を滑って下りました。
近いうちに下駅付近の残雪も融け、歩いて下山する事になるんでしょうね。

尚、本日を以て月山ペアリフトは乗降場の雪不足の為、滑り込みでの乗車は終了。
明日から板を外してのリフト乗車となります。
そんな訳で今シーズン最後の「板履きリフト乗車日」となったのでした。

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