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2018.06.21

●2017/18.九十七滑目.「月山」

えー、約二ヶ月半の「春スキー&夏スキー」雪山就労日誌、58日目。

本日は一昨日、6月19日(火)の滑走記エントリー。
この日は週に一度のオシゴトオフ日、「ガッツリ」滑り込める貴重な一日です。
しかも先週のオフ日はペアリフト架け替えでゲレンデクローズ=滑走不可。
終日スキーライフ満喫出来るのは二週間振りの事なのです。

そんな訳で前日から「滑り虫」ウズヴス、ヤル気充分の早朝起床。
例に由って朝イチから下駅に向かうのでした。

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【写真上】7:40、下駅にてブーツ装着/アップ/一服/待機。
大斜面からリフト乗り場への花道はブッシュ増殖で閉鎖寸前。
無理繰り「ヤブ漕ぎ」して通れるのも今日が最後でしょう。

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【写真上】8:00、ペア乗車/アクティビティスタート。
一昨日の月山は清澄な大気に透き通った青空。
「梅雨真っ只中」とは思えない、絶好の夏スキー日和に恵まれました。

しかも恵まれたのは「天候」だけじゃ無いのでして♪。

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雲海キタァー*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!。
背後に広がるのは、二口山塊/蔵王連峰~朝日山地を覆い尽くす広大な雲海。
6月後半にこんな「sea of clouds」に遭逢するなんて、何てラッキー♥。

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Marvelous(゚∀゚)━━━━!!!!! 
雲海に浮かぶ、朝日山地.北陵の山々。
左より、寒江山/北寒江山/中先峰/以東岳/戸立山/茶畑山。

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Absolutely fantastic(゚∀゚)━━━━!!!!! 
ズームで以東岳。

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【写真上】穏やかな漣の広がる「凪の海」。
雄大な雲海原を眺めていると、時間の経つのも@云う間。
13分のリフト乗車時間がとても短く感じられました。

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【写真上】上駅からトラバース路へは5分弱のハイクアップ。
姥ヶ岳休憩小屋から木道を経て、

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【写真上】雪解け水の流れる登山路を上ります。
ペアリフト架け替え後、6月15日からはこのパターンでフィールドへのアクセス。
しかしスキーブーツでこの岩路はツラい…。

登山道から雪原に出ると、左手側に少しに斜行上り。
トラバースルートに乗って「やっと」スキーを履けるのでした。

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【写真上】トラバース路から望む高天原のパノラマは、

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【写真上】「浩浩たる」と云う表現がピッタリ、

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【写真上】両手に余るスーパーワイドな雲海が広がっています。

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Magnificent view(゚∀゚)━━━━!!!!! 
雲上に頂を覗かせる、朝日山地の山々。
何時もなら眼下に望める五色沼や月山湖、西村山の町々は深海の底に沈み、欠片も覗く事が出来ません。

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【写真上】南東彼方には吾妻連峰、その右奥には微かに磐梯山。

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【写真上】対岸に浮かぶ山の様な蔵王連峰。

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Amazing(゚∀゚)━━━━!!!!! 
左より小朝日岳/大朝日岳/中岳/西朝日岳の朝日連峰主峰群。
「厚く」「深く」広がるストラタスの陰影も幻想的なまでに美しい♪。

4月の月山入山以降、30日以上は滑っている月山スキー場。
しかしこんな「ビックスケール」な雲海に遭遇したのはこの日が初めてでした。

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【写真上】雲海を横目に眺めつつ、大斜面へトラバース。
新トラバース路も開通6日目、しっかりと道ついてます。
しかし入りから半分は微上りの雪路、カナーリ「漕いで」大斜面を横断します。

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【写真上】オープニングの2本はペアリフトで大斜面回し。
二日振りの大斜面は更に「シマ」拡大、「ブッシュ」増殖、「地雷」出没。
コブラインもブツ切れ状態となり、キレーに通っているラインは殆どありません。

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【写真上】しかも大斜面ボトムのラインは使い切れません。
5日前から沢コースが閉鎖、下駅へ向かうには右手の尾根に流れ込まざるを得ないので、下部では片斜のコブも増えてきました。

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【写真上】大斜面を2本回した後はTバーへ。
6/11までのTバーはシマとシマの繋ぎ目辺りに通ってました。
設置位置が上った分、ハイクアップする距離も倍になっています。

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【写真上】さて、上りますか。
皆さん板を担いで雪上登坂、雪猿の駕篭屋だ「ホイサッサ」♬。

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【写真上】「ふう、やっと着いた…」。
上駅からハイクアップする事約15分、観光Tバーに到着。

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【写真上】この場所に架け替わってから、初の観光Tバー乗車。
Tバー専のローテーションは「漕いだり」「上ったり」「トラバースしたり」しない分、ペアリフト回しより楽なのですが…。
如何せん「斜度緩い」「距離短い」ので、直ぐに飽きて参ります。
加えてTバー沿いのコブは幅狭ピッチの慌ただしいラインが2本だけ。
うーん、もうちょい整ったコブラインが出来てくれりゃぁな…。

Tバーを9本回して丁度10時。
眼下の雲海が残っているうちに、クラウドビューを眺めに姥ヶ岳へ向かいました。

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【写真上】Tバー降り場の真上に姥ヶ岳?。
否々、幾ら架設位置が上がってとは云え、そこまで高い位置にはなってません。
姥ヶ岳一帯は融雪が進み、登山路木道が下に「延びて」きているのでした。

尤も山頂自体が近づいている訳も無く、「雪上ハイクアップ」が「木道ハイクアップ」に変わっただけですけどね。

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【写真上】雲海とハイカーさん。
まるで姥ヶ岳に迫りくる様な臨場感、荘厳雄大な雲海ビュー。
で、数十分後には実際に「押し寄せて」来るんですけどね。

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【写真上】雲海と池塘。
吾妻連峰.一切経山の「魔女の瞳」ならぬ、姥ヶ岳の「少女の瞳」。

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【写真上】雲海と二等三角点。
流石に10時を回ると、南西方面から雲海が切れ始めて参りました。

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【写真上】姥の湿原帯近くにて、白銀杏の小花
イワイチョウを間近で愛でるのは、今年この日が初めて。
因みに花言葉は「清楚」「純潔」「多彩な人」。

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【写真上】気品溢れる秀麗な佇まい「鳥海」。

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【写真上】森厳にて神神しく「月山」。

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【写真上】姥ヶ岳.山名標と月山。

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【写真上】イワカガミと月山。

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【写真上】ウズラハクサンチドリと月山。

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【写真上】チングルマと月山。

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【写真上】イワイチョウと月山。
「雲」に「花」に「山」に、姥ヶ岳で大自然の織り成す風景美を満喫。
この後は再び大斜面のコブ畑へ向かいました。

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【写真上】10:35、「あらら、層雲帯が上がって来ちゃった…」。
西川町から志津一帯を覆っていた層雲帯がゲレンデエリアにまで上昇。
それまでの快晴から一転、大斜面も雲の中に入ってしまいました。

ま、この濃霧帯は上昇霧なんで恐らく一時的なもの。
一寸早めのランチレストを取り、ガスタイムを遣り過ごす事に致しました。

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【写真上】1130、「ほーら、やっぱり抜けた」。
小一時間の間にガス帯はすっかり引き、再び元の梅雨晴れ空に。

それでは毎度恒例、ペアリフト線下の高山植物ウォッチング。
この日のテーマは「赤」で御座います。

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【写真上】タニウツギは蕾膨ラム。
県道114号では満開のタニウツギ、ゲレンデにも開花前線が上がってきました。

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【写真上】シロバナヘビイチゴは花から実へ。
生だと酸っぱいので、沢山集めてジャムとかにするみたいです。

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【写真上】アカモノは可憐に花笑んでいます。
小指の爪くらいの小っちゃい花冠、ホント可愛らしい花です。

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【写真上.下】昼食後はペアリフト専で大斜面回し。
「ペアリフト回し」と「Tバー回し」を天秤に架けると、今なら未だ大斜面回してた方が楽しいかな…。
融雪が進みコンデションが悪化しているとは云え、幾つかのコブラインがチョイス出来ますし、Tバーに較べ距離と斜度もあります。
上駅から大斜面へのアクセス(ハイクアップ&ロングトラバース)と、大斜面から下駅へのアクセス(建屋下まで下りてハイクアップ)は面倒ですけどね。

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【写真上】15:30、撤収。
下駅前の尾根から見上げる大斜面。
前後左右からブッシュ帯に浸食され、盛時の1/5くらいの狭さらなっています。
シマやヤブの横目が繋がって、トラバース路からのコースが「袋小路」になると、大斜面も「詰み」となります。

正直、今月一杯持つか如何か、ビミョーな所処でしょう。

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