●2018/19.四滑目「月山」
えー、今年のGWは月山にて短期山籠もり。
入山五日目、5月4日の滑走記で御座います。
連休後半の月山は天気予報通りの「THE DAY」続き。
特に5/4と5/5は「couldn't be better」てな五月晴れ、初夏を思わせる好天に恵まれました。
10:30、アクティビティスタート♪。
ペアリフトより見返る月山湖と朝日連峰。
しかしこの絶景もまだまだ「序の口」「露払い」だったり致します。
この日の月山は文字通り「雲一つ無い」紺碧の青空。
うおぉっ、何てスーパーな滑走日和っ!、そして山景日和っ!!。
上駅から大斜面ミドルに向かうトラバース路。
今年はGWになっても未だ走路の薄いトラバース路、しかも少し上り基調になってます。
トラバース路から沢に下りる斜面にはコブラインが3本出来上がり。
ココのコブは難度が低いのでスクールには持って来い。
一本目はトラバース路使って大斜面中腹部へ。
残雪を湛えた朝日連峰のパノラマを横目にしつつ…「漕ぎます」。
大斜面のミドル~ボトムにて一写。
ゲレンデ空いているとは云え流石にゴールデンウィーク後半。
ボトム部では荒れとザク雪化が目立つ様になって参りました。
二本目はTバー使って姥ヶ岳へ。
この日は観光Tバー大人気、15分の乗線待ち。
「初Tバー」ですっ転ぶゲストも続出、鶴さん大忙しでした。
白銀と青空の「雪山最強ツートン」。
このままエナメル彩の天空に吸い込まれていきそうです。
右手には霊峰月山、そして担ぎ上げする人。
BCにもお誂え向きの快晴、牛首へハイクアップするゲストも多く見られました。
トラバースして小原Tバーに乗り換え。
こんな絶好のパノラマ日和は、やっぱり姥に行かなくっちゃ。
小原Tバー降り場から5分程ハイクアップすると姥ヶ岳。
なだらかな緩斜面なので、姥沢から下駅に上るのより全然楽です。
積雪量が多いので山名標もまだ雪の下。
姥の頂には「遠クニ浩々ト」「近クハ荘厳二」。
360℃全方位に広がるスーパーパノラマが広がっているのでした。
背後の朝日連峰もより雄大に。
左より御影森山/小朝日岳/大朝日岳/西朝日岳の主峰群。
朝日連峰の南西奥には飯豊/吾妻/の国境稜線連峰、そして磐梯山までもが微かに望めました。
ZAOの稜線もくっきりと望めます。
刈田岳/熊野岳を中核とする蔵王連峰主稜群。
そして二口山塊~船形連峰~鬼首~栗駒と連なる宮城山形国境山群。
うぉぉっ、
何て桁外れな、
ビッグスケールパノラマ♥。
鳥海山♪
この日の鳥海はシーズンでも五指に入る、美しい佇まい。
まるで蜃気楼の中に浮かんでいるかの様、神々しく幻想的な山姿でした。
姥山頂はスノーマッドと山屋さんで大賑わい。
湿度も低く山景眺望には持って来いの日、皆さんバシャバシャ📷撮っておられます。
1670.1m、三等三角点より望む以東岳。
木道の突き当りにある三角点、去年からお気に入りのレスト&ビューポイントです。
「AWESOME!!」
「AMAZING!!」
「FANTASTIC!!」
そんな言葉を幾つ並べても表現し切れない「SUPER VIEW」。
月山のビックスケールを「これでもかっ」てな位に堪能しました。
「I'm on cloud nine!」
朝日の山々を眺めつつ、まるで西川町.月山湖に滑り下りていく様なシチュエーション。
これより至福のロングラン下山、大斜面大回りタイム.スタートです。
この日の大斜面も「ゼッコーチョー♥」
小原Tバー付近からミドル部まではアクセスの面倒な事が幸い、殆んど荒れのないフラットフィールド。
ターンコントロールも自在で「落差」「横幅」取った大回りがビシバシと決まりました。
「ウヒョー、チョー気持ちイイィィィっ(黄色い声♪♪♪)」
以後ペア→Tバー乗り継いでの大斜面回し、∞ループ。
ハッピーアワーは瞬く間に過ぎ、@云う間に3時間経過です。
夕方からは助っ人オシゴトがあるので、後ろ髪引かれつつの撤収となりました。
嗚呼、この日は本当に楽しかったなぁ…。