●「Cinzano rosso」
えー、此処数日でやおら初秋気配増してきた此処トーキョー。
半袖だと朝晩は肌寒さを感じる程、ボチボチと衣替えの季節も近づいて参りました。
しかしストックしている酒瓶のダンボールで「パンク寸前」な我が家の押入れ。
季節の変わり目に秋物の衣類を取り出すのも一苦労な有様です。
そんな訳でクローゼットのスペース確保も兼ねて、オールドボトルの間引き作業。
リキュール類.ブレンデッドスコッチ.コニャックを十数本お店に持ってきました。
その中から開封済の何本かをインフォメーション致します。
1960年代後半のチンザノロッソ。
香りは鈍重なものの細やかで重層的な薬草の風味、そして切れ上がりの良い甘味。
思ってた以上に「当たり」の一本でした。
酒精の弱いフレーバードワインのオールドボトルは、兎に角開けてみないとワカンナイ。
気抜けやヒネなどの劣化で駄目になっちゃってるのが多いのです。
インポーターは東洋綿花、今は亡きトーメンさんの前身社名です。
参考までに東洋棉花からトーメンに社名変更したのは1970年。
んな訳で輸入されたのはそれより前、ラベルからすると1960年代後半かな。