« ●プールマッチ「ベストゲーム」 | Main | ●「ENG17-9AUT」 »

2019.10.19

●「クォーターファイナル」プレビュー

えー、「RWC2015」も本日から決勝ラウンド。
強豪同士のKOステージ、云わば「本当のワールドカップ」が始まります。
そんな訳で益々目の離せない楕円球の祭典、クォーターファイナルの私的展望です。

Imagehtml_20191015031101

・ENG-AUS(10/19.16:15~ 大分) 
「エディ劇場、開幕」
死の組をイチ抜け、今ん所順調すぎるほど順調なイングランド。
片やWCでは大外れ無し、ウェールズ戦も「破れて強し」を印象づけたワラビース。
ピーキングも順調、「打倒オールブラックス」を掲げる両雄の戦いです。

イングランドは遂にオーエン.ファレルをSOに起用。
トゥイランギを挟んで本職SOの188㎝スレイドが今大会初の13番、やや小柄なフォードはリザーブ。
FH~CTBのミッドフィールドでガチンコのフィジカル戦をヤル気満々です。
勿論キック.パスにも秀でたプレーメーカー、ファレルですからキッキングゲームでもアタッキングゲームでも高次元対応可。
デイリー、メイら大型バックスリーも強烈な決定力を有しています。
それでも⑩番対面(リファリーファノ)のフィジカル差.そしてキャリアの違いを生かし制圧。
相手の攻め手を奪うゲームプランで来る事が予想されます。

元々FW戦ではイングランド優位と云うのが大方の予想。
アルゼンチンの強力FW相手にスクラム/BDで互角以上の戦いを見せ、ダンコール/マーラー/シンクラーらPR陣はプール戦から絶好調。
ミッドフィールドのコンタクト戦で優位に立ち、セットピースと局地戦を制すれば勝利は自ずと近づいてきます。

ワラビースはセットピースの安定とボール保持率で上回る事が勝利への最低条件。
そして「走り合い」「取り合い」のゲームに持ち込みたい所処。
ニックホワイト/トゥムーア/オコナーら決定的な仕事の出来るリザーブ陣が控えているので、接戦で終盤に持ち込めば彼らのキャリアが一層生きてきます。
キープレーヤーは勿論「ボールハンター」極悪コンビのフーバー.ポーコック。
しかしこの二人を封じられると、お家芸と云うべきドランジッションからのカウンターの機会も激減してしまいます。
そしてこの大舞台、リファリーファノは輝けるか。

エディにとっては何もかも「知り尽くしている」母国オーストラリア。
勿論チェスカも百戦錬磨の智将、お互いどんなゲームプランで来るのかも興味津々。
20点前後のロースコアならイングランド、30点越えた打ち合いならオーストラリアてな予想。
ただ20~30点のスコアだと、うーん解らん…。

・NZL-IRE(10/19.19:15~ 東京) 
「9度目の正直、あるかも?」
楕円球雀の間ではオールブラックスが破れるとしたらSF(イングランド戦)だろうとの戦前予想。
所処が実は死のグループは「プールA」だったと云うオチで、キーウィはいきなり難敵と戦う破目となってしまいました。
そしてアイランは過去2年でNZL戦勝ち越し(2勝1敗)、もはや「聖域」ではありません。

前回大会の圧倒的な強さにやや陰りが見えたとは云え、矢張り世界1のオールブラックス。
しかしチームを引っ張っていたアイコン(マコウ.カーター)的存在は見当たらず、スコッドのキャップ数も大きく減少しています。
綺羅星の如くタレントは揃っているものの却ってそれも災い、未だメンバーを固定出来ていません。
初戦の南ア戦以降、ティア2下位の相手が2ゲーム続き、少し骨のある相手(イタリア戦)は台風で試合中止。
このユル~い臨戦過程も「凶」となる可能性を秘めてます。
60分過ぎてリードを許している様だと「ナイーヴなオールブラックス」が顏を覗かせるかも。
ま、WC決勝ラウンドは「オールブラックスが負ける要因」を穿り出すのも見方の一つなので。

ココは今大会「最大の波乱狙い」、23-20くらいでシャムロック。
過去WCで一度もベスト4に進出していないアイルランド、8度目の正直なるか。
まぁ世界ランク2位のユニオンに「波乱」て表現は失礼ですけどね。

とこんな感じの準々決勝レビュー.その1。
セミファイナル、左の山は「イングランド-アイルランド」の予想です。

|

« ●プールマッチ「ベストゲーム」 | Main | ●「ENG17-9AUT」 »