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2019.10.09

●「WEEK2」「WEEK3」ハイライト

えー、ラグビーワールドカップ2019.日本大会20日目。
グループリーグの熱戦もあと5日、11試合を残すのみで御座います。
ただ唯一気掛かりなのはやおら発生した台風19号。
4年に一度の楕円球の祭典に「水」と「風」を差すのだけは止めて欲しいものでして。

そんな訳で先週と今週のプールリーグを振り返っての「weekly-highlight」。
ワールドカップ「WEEK.2&3」のベストマッチ.5選で御座います。
但しジャパンの試合はプールリーグ終わってから総括するので、今回は対象外と致しました。

次点 南アフリカ49-3イタリア
ティア1唯一のWC.グループリーグ未突破国にて、列強末席のイタリア。
弱い相手(ティア2)には決して取りこぼししないものの、強い相手(ティア1)にアプセットする臭いも全く感じられません。
と、只でさえ勝敗の見えかかってるゲームは、あのタックル「」で更にスポイル。
そんな訳である意味予定調和、伝統芸的な結果でした。
南アの視線は既に決勝ラウンド、出来はまぁこんなものかと。

⑤フィジ45ー10ジョージア
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2019/10/post-43205d.html
もーちょっと競ったゲームになると思ってたのですが…。
漸くフライング.フィジアン爆発、オフロード.マジック炸裂。
ジョージアは決定機(敵陣22m内マイボー)を作る回数が少な過ぎました。

④イングランド39-10アルゼンチン
プールC「三つ巴戦」第二幕、特にプーマスにとってはマストウィンの試合。
しかし前半17分、⑤ラバニーニがまさかので一発退場。
幾らアルゼンチンとは云え、イングランド相手に63分を14人で戦うのは厳しい…。
所処がこれでラテン魂に火が付いたのかプーマスも徹底抗戦、ゲームは思ったほど崩れません。
特に赤紙から42分まではノースコアで緊迫したゲームでした。
ただ、前半インジュアリータイムのトライで勝敗は決まっちゃいましたけどね。

イングランドにとってプーマスは相性の良い相手、直近テストマッチはこれで10連勝。
アルゼンチンの得意な局地戦でも互角以上、セットは安定、キッキングゲームにも強く、敵陣入って取り切る決定力もあり、キープレイヤーも充実。
エディ仕込みのディシプリンも高いレベルで保たれています。
今んトコ死角は見当たらず、打倒オールブラックスの一番手かな。

尚、問題のシーンですがあからさまに首から上に行ったものでは無く、腕振って当たってるのもバインドしにいった結果っぽく。
個人的にはイエローでも良かったかな…と。

⓷フランス33-9アメリカ
②フランス23-21サモア
格下相手に好勝負を連発するレ.ブルー、面目躍如 (?)の2ゲーム。
シャンパーニュのコルク音宜しく「ポンポン」と先手を取って、その後は中弛み。
「実力差」と「点差」と「残り時間」を天秤に掛けるかの様な「緩~い」ゲーム運びは、昔からのチームカラーです。
キーウィやボグスの様に完膚鳴きまでに相手を叩きのめす無慈悲さとは無縁。
従い格下のチームもソコソコ接戦を演じたり(演じさせてもらったり)出来るのです。

アメリカは派手さは無いものの、朴訥で真面目な好チーム。
体躯負けせず全方位で戦えるものの、逆に「コレ」と云ったストロングポイント(ウェポン)がありません。
コツコツPG刻んでワンチャン圏内の時間を長く保つも「12-9」までが限界。
65分以降は「尻に火が付いてギア上げたフランス」と「フィジカル疲弊で目一杯のアメリカ」、その実力差を見せつけられる結果に。
最終的に点差は開きましたが競った時間が長く、結構楽しめたゲームでした。
(そー云えばジャパンも2003年に同じ様な戦いしてましたっけね…)

2011年の再現を狙ったトンガは、前半やや空回りのゲームでした。
しかし後半に入って本領発揮、つーか直近数試合の中でも「BEST」なパフォーマンス。
真っ直ぐ「ズドン」近場「ガシガシ」、ノッコンしてもTOされても気にしない気にしない。
難しい事をせず強みを生かしたシンプルなアタック、これが出来てる時のトンガは強いのです。
(ジャパンも過去、WCやPNCで散々ヤラれました…)
結果論ですがこの戦い方を前半から出来てたらなぁ、と惜しまれます。

①ウェールズ29-25オーストラリア
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2019/09/post-6f86cf.html
実質プールDの「イチ抜け」決定戦。
そしてグループリーグでは「NZ-南ア」「死の組.三つ巴戦」と並ぶビックマッチです。
試合の流れは見事なセパレート「前半レッドドラゴン(23‐8)」「後半ワラビース(17‐6)」の支配する時間帯となりました。

ウェールズは前半の貯金が恐らく想定以上(特にガレス.デーヴィスのインターセプト!!)。
北半球のチームにとってこの暑さ.湿度は拷問、点差は1点でも多く欲しい所処でした。
後半に入ると60分を待たずに運動量が目に見えて低下、膝に手を付く選手も続出。
テリトリー/ポゼッションも7割近くがオーストラリアで、文字通り「防戦一方」です。
ウェールズ贔屓の私めも「逆転は時間の問題か…」と覚悟した程でした。

勝敗を決したのはオーストラリアのハンドリングエラー、そしてペナルティの多さ。
特に前半はプレータイムがブツ切り、ワラビースらしさは殆ど見られません。
悪い流れを変えるべく、後半早々から経験値の高いリザーブ陣を次々に投入。
やや改善はしたものの、結果的に試合を決めたのも自陣でのペナ(PGで4点差に)。
ゲームを通じて修正し切れませんでした。
ペナルティに関してはレフリィングアジャストとディシプリンの問題ですが、ハンドリングエラーは気象コンディションに由る所処も大きく。
パスでボールを動かすワラビースにとって、この天候は予想以上の足枷だったかも。
あと、⑥⑦の両FLは相変わらずの極悪振り(相手にとって)でした。

と、こんな所処にて。
因みに今宵のメインディッシュは「ウェールズ―フィジー」。
あと録画取っ放しの「オーストラリアーウルグアイ」も早く観なくっちゃ。
そんな訳で睡眠不足の日々はまだまだ続きそうです。

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