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2020.02.07

●2019/20.十滑目「戸隠」前篇

えー、先日「節分」の日は今冬「節目」の10滑目。
2014/15シーズン以来となる戸隠に逝って参りました。

「中.急斜面主体の頃合いなコース難度」
「コンパクトで効率の良いゲレンデレイアウト」
「丁寧に行き届いた圧雪メンテ」
「主戦索道となる3つのリフトの高機動力」
「北信五岳、頚城三山、北アルプスの圧倒的スケールパノラマ」
「競技色の強い芸風と、圧倒的多数なスキーヤー比率」
「今となっては希少派、ゲレンデを漂う硬派な雰囲気」

DAYユーズには東京からチト遠いのが難点ですが、個人的に好みの要素満載。
以前は年3~5回訪れていた「お気に入り」のスキー場です。
そんな訳で「オヒサシ鰤」の戸隠滑走記、前篇になりまする。

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アルピコさんの戸隠行バス出発10分前、長野駅にて。
この日の信濃平は早朝気温-2℃とユルい冷え込み、時期を考えれば「暖かい」と云って良い気候です。

長野市街地から浅川ループラインに入っても、バスの車窓から雪はカケラも見えず。
スパイラルを過ぎて漸く銀世界に入る、と云う少ない積雪量でした。

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8:15、5シーズン振りの戸隠♪。
雲一つ無い清澄な青空、そして冷涼な大気。
こりゃソートー良さげな滑走日和の予感♥。

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ゲストハウス岩戸。
5年振りに訪れると、レンタルスキーが小奇麗になってたり、連泊ボックス(スキー置き場)が設置されてたり、喫煙所が全撤廃されていたり、チョコチョコとしたマイナーチェンジがありました。
でも一番びっくりしたのがコレ↓。

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日券が「ピンポーン」に変わっていた事でした。

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リフト営業開始10分前。
先着は大学の基礎スキー部らしきオガサカ女子が7名。

因みにこの日のゲレンデ滑走状況、越水エリア(中央/瑪瑙)は全面滑走可も中社エリアは雪不足の為クローズ。
ま、中社はパラダイス位しか使わないので大して支障ありません。

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8:30、アクティビティ開始。
リフトから振り返ると、クリアブルーの空に映える戸隠屏風。

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一本目は高妻。
パトさんのシュプールが一本あるだけ、コース一面見事なコーデュロイ模様。

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二本目はしらかば。
コースサイドには未だ手付かずのピンストライプ。

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三本目はチャンピオン。
トップからの眺めはまるで「崖」、最大難度を誇る戸隠のアーデルボーデン。

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オープン直後のしらかばとチャンピオン。
この両コースは位置的に陽が入らず、ブルーグレーのフラットライト。
そんな訳でオープニングからの1時間は、日向の多い高妻をメインに回します。

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コース幅全面に使ってのミドル~ロング回し。
高妻はブッシュこと無いものの、コースボトムではプチじゃががゴロゴロ。
それでもエッジ噛ませてタテに踏み込めば抑え込めるレベルでした。

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SUNSUN☀と降り注ぐ冬晴れの陽光。
10時頃にはしらかば/チャンピオンにも陽が射し、明るくクリアな視界に。

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しらかば。
戸隠で一番人気、特に基礎屋さん御用達のコース。
2発あるヘアピンと斜度変化に富んだレイアウト。
斜度はそれ程でもありませんが、面白味のあるコースです。

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明るくなっても「急なモノは急」、チャンピオン。
最大斜度は31度とフツー?の急斜面ですが、平均斜度が何と「28度」。
要するに急斜が全然「緩まない」のです。
前半スキッド入れてのショート回し、此処を高速ロングで滑り降りる技量は持ち合わせておりません...。

第3クワッドからの各コース、アーリータイムはピステンが利いて抜群のエッジ噛み。
バーンの起伏や雪面ノイズも無くスキーの挙動は安定、絶好調の板走りです。
但しここ数日は纏まった降雪が無いらしく、表雪のコーデュロイが削られると次第に硬い下地が露出。
それでもアイシーと云う程では無くグリップも充分、良コンディションが続きました。

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第3クワッドより、見返り戸隠連峰。
今日は「スキー日和」に加えて、スーパーな「山景日和」。
少し滑りの足を止めて、パノラマ撮影タイムを取る事に致しました。

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怪無山頂より、戸隠連峰。
左より険峻な稜線の「西岳」、戸隠山が立する「表山」、高妻山が聳える「裏山」。
戸隠連峰は大きく分けて三つの連山群から成っています。

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戸隠連峰.裏山群。
ソリッドでビラミダルな山容が美しい、戸隠連峰最高峰.高妻山。
奥の小ピークは「十三虚空蔵」乙妻山、尾根別れして手前に聳えるのは五地蔵山。

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戸隠連峰.表山群。
一不動~屏風岩~九頭龍山~戸隠山.八方睨と連なる、戸隠縦走の険峻稜線。
若し本当に「戸隠山」に「戸隠スキー場」があれば、毎日死者続出でしょう...。

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戸隠連峰.西山群。
右より鋭角な頂の本院岳と西岳、少し下がって第一峰(弁慶岳).第二峰.第三峰。
表山群より更に極悪なバリルート、「信州 山のグレーディング」でも最高難度のE指定されています。

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第3クワッドより望む黒姫山、左奥には妙高山。
「信濃富士」と「越後富士」、信越郷土富士の揃い踏み。
そしてもう一つの共通点は火山噴火で山体崩壊、山頂が吹っ飛んで中央火口丘になってる事です。

第3クワッドを2時間回した後は、河岸を変え瑪瑙山方面へ。
ゲレンデトップからのスーパーパノラマを愛でに向かいました。

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10:50、第6クワッド乗車。
このリフトからの「見返り戸隠」も中々の秀景。

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14番鉄塔を過ぎるとダケカンバ.ブナの樹林帯が切れ、一気に視界が広がります。
豪雪地帯が故、少し低めの森林限界。

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クワッドを降りるとスキーを外し、瑪瑙山頂きへ。
このノリ面を登ると、戸隠最大のビューポイント。

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瑪瑙山より、正面に臨む飯縄山。

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瑪瑙山より望む、ナウマン野尻湖と斑尾山。
これで 「戸隠山」「黒姫山」「妙高山」「飯縄山」「斑尾山」コンプリート。
戸隠はゲレンデから北信五岳全てを見晴らせる、唯一のスキー場なのです。

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瑪瑙山より、戸隠連峰全景。
は右の高妻山から、左の小っちゃな三角錐一夜山までが広義の「戸隠連峰」山域。
高い場所から思いっきり引いて、何とかファインダーに収まり切りました。

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残念ながら北アルプスの展望は雲に遮られてイマイチ。
唐松岳~五龍岳~鹿島槍と連なる、後立山の名峰群。
一夜山の後ろには八方尾根、その左手には白馬五竜のゲレンデが望めます。

と、こんな感じの戸隠滑走記.前篇。
後篇に続く。

 

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