« ●2019/20.十二滑目「五竜&47」後篇 | Main | ●第二次白馬遠征 »

2020.02.23

●Yuzawa Naeba(JPN) GS&SL速報

えー、昨日のトーキョーは「春一番」飛来。
今日もビュービューと強い南風が吹き荒んでおりまする。
しかし未だ本格的な冬が訪れてないのに「春」の到来とは、御菓子な話ですね。

で、この「春一番」を伴った日本海側の低気圧。
新潟.湯沢町の方々やアルペンスキーファンにとっては正に「春の悪魔」...。
4年振りに行われるビックイベントを中止に追い込むと云う、コロナウイルス並みの「トンデモ」な事態を引き起こしました。

Englishlogojpgpagespeedceaf1pq4cels
「アルペンWC苗場大会、SL中止です...」

snow-forecastさんによると、今日のナエバは未明から午前中にかけて風速50km/h。
スキー場オフィシャルのライヴカメラでも「ゴーゴー」と強烈な地吹雪音。
ゴンドラは疎か、2高を動かすのも難しそうな天候です...。

そんな訳で恐らく強風による大会Canceled。
昨日と違い今日の気温は-5℃の冷え込み、バーンコンデションは良かっただけに返す返す残念です。
それにしても「腐れ暖冬」に加え、ピンポイントでの「腐れ暴風」。
今シーズンの湯沢はホント、何かに祟られている...。

所処で人後に落ちぬ「スキーマッド」且つ「アルペンスキーウオッチャー」の私め。
前回の2016.苗場大会は現地にてSLを観戦、興奮の一日を過ごしました。
当然今回のナエバにも出向く心算でしたが、何故か今トーキョーに居りまする。

と云うのも件の鬼畜暖冬でシーズンインが遅れに遅れ、今季の滑走日数は未だ14日。
矢張り「見る」より「滑る」方が優先順位の上になります。
そんな訳で「ホワイトサーカス」より「スノートリップ」を選択。
今夜より戸隠と白馬に向かう為、ワールドカップ観戦は諦めたのでした。

まぁWC観るとしたらSLだったので、結果的にはこの判断で良かったの鴨。

Screenshot_20200223-audi-fis-ski-world-c
初日のGS、リザルト。
1本目スタート時の気温が2℃、その後正午まで気温はぐんぐん上昇。
硫安撒いて必死のコース整備も空しく、バーンは緩々のザラメセメントです。

コースはトップシードの7人すら持たず「スタート早い者勝ち」の様相。
4番ビヴのアレクシが滑る頃には、ベストラインに「くっきり」と2本のレールが刻まれています。
第1シード外の選手で1本目トップ10に入ったのはブローテン(17ビヴ/7位)のみ。
トップから1秒以内に付けたのは僅か3人、CTが3.75秒と云う大差の低速レースとなってしまいました。

ポディウムの中央に立ったのは2度目の表彰台にて初優勝のザブチッチ。
1本目12位から2本目ラップを叩き出し1.24差のマージン。
その後リーダーズボードを譲る事無く、前残りでの優勝となりました。
今季好調、1本目3位のオデルマットが粘って2位。
ザブチッチ同様、中位から好走を見せたトミーフォードが3位に入りました。

1本目トップのヘンリクは1.58のマージンを生かし切れず、まさかの5位。
ベテランのハウゲン、オーバーオールを狙うオーモットキルデが1本目の貯金を生かして4位.6位。
クラニエッツ.クリストファーセン.パントゥルーのGSランク上位3人が何れも表彰台を逃す波乱のレースは、全般的に高速系経験者が好結果を残しました。

と、こんな感じのFIS.ワールドカップ湯沢苗場大会。
SLスペシャリストのユーリ.ノエルらにとっては、とんだ徒労の長旅となってしまいました。
今回の極東遠征、初優勝のザブチッチ以外で最も実を得たのは恐らく「オーモットキルデ」。
専門外のGS(つっても第1シードですが)で40ポイント獲得、しかもSL中止でヘンリクとの差は縮まらず。
2009/10のカルロヤンカ以来、10年振りの高速系選手のクリスタルグローヴ獲得が現実味を帯びてきました。

|

« ●2019/20.十二滑目「五竜&47」後篇 | Main | ●第二次白馬遠征 »