« ●2019/20.十二滑目「プロローグ」 | Main | ●2019/20.十二滑目「五竜&47」後篇 »

2020.02.22

●2019/20.十二滑目「五竜&47」前篇

えー、先日2/17~19は今シーズン初となる「白馬遠征」、白馬五竜3DAYsです。
通年なら既に2~4回は訪れている白馬ですが、今季は過去に例を見ない雪不足。
「積雪量」と「混雑具合」と「手間暇」を天秤に掛けてるうちに時は過ぎ、こんな時期の初遠征となってしまいました。

で、直近の白馬村天候はまとまった降雪が無い上に、前日2/16が終日の雨。
初日こそアンマリ良く無いゲレンデコンデションが予想されますが、翌日は20~30㎝の大雪、翌々日はピーカン予報。
其々「パウ祭」と「カービング祭」が期待出来、2日目/3日目重視の遠征です。

そんな訳での遠征初日、2月17日(月)の滑走記で御座います。

P2170024
8:00、アクティビティスタート。
キャビン営業開始前の足慣らし、とおみゲレンデを2本回します。

この日の白馬は早朝と云うのに氷点下に届かぬ生温い大気、そして濃藍の空色。
ハイシーズンど真ん中と云うのに、まるで春スキーのシチュエーションでした。

P2170025
あちこちでハリネズミの立つとおみゲレンデ。
豊富な降雪物量(スノーマシン)を有するとおみですらこの有様。
今冬の「鬼畜暖冬」は日本有数の降雪地帯.白馬にも深刻な影響を及ぼしています。

P2170026
「ぱっと見」は美しいコーデュロイ模様も..。
ピステン表雪は目の粗いザラメ、下地は雨にやられてセメント。
この時点でボトムの気温は2℃程ですから、融雪進行も早いでしょう。
良コンディション保ってるのは最初の1時間くらいかな。

スカ4を2本回し、BPとポールをDEPOしているキャビンに帰投。
グランプリへと向かいました。

P2170029_20200220200901
825、アルプス平一番乗り♪。
山頂駅からグランプリへと続く連絡路は非圧雪。
写真見て頂ければ、大凡のコンディションは察しが付くと思われます...。

P2170030
何故かアル4乗車。
オープニングのグランプリはアル3が動いておらず、稼働しているこっちに乗車。
一般ゲストに先乗りしているのは白馬高のアルペンJr、SLのポールセット中です。

P2170038
2シーズン振りの朝イチグランプリ。
おっ、対面のアル3も動き出しました。

P2170040
さーて、1stラン頂きますか。
白馬エリアのみならず国内でも有数のコースメンテを誇る、五竜の圧雪職人。
しかしそんな彼らを以てしても、未曾有の小雪+雨に痛められたバーンは如何しようもありません。

この日のグランプリはアイシーな硬下地でスキーの走るスピードバーン。
しかしレーン段差や轍割れが目立ち、高速ロングで回すには躊躇われるコンディションです。
最初の一本は「おっかなびっくり」のインスペ滑に終わってしまいました。

P2170041
8:35、アル3乗車。
2016/17~2017/18の2シーズン、五竜で冬山就労生活を送っていた私め。
この二冬で1000回以上乗っている「My lift♬」です。

P2170046
そして1000回以上回している「My course」グランプリ。

P2170048
アル3から眺める何時もの風景。

P2170055
うーん、久し振りっ♪。
しかしロングターンで気兼ねなく回せたのは最初の30分。
平日(月曜日)とは思えない程、早い時間帯に混雑が始まりました。

小雪暖冬の影響を受け、HAKUBA VALLEYの他ゲレンデは軒並み雪不足。
広大な滑走エリアを有する「八方」「五竜47」にゲストが集中してしまいます。
まぁ年末年始ならそれも解るんですが...。
「今は2月中旬だよっ💀...」

P2170058
グランプリ.トップのクラック&ラット。
ワイドバーンの所々でこんなトラップが散見。
デラ掛かって均されるのを期待しするか...(※無駄な期待でした)。

P2170061
アル3より、眼下に絶望的な風景を望む。
「神城一帯には、ひとカケラの雪もありません...」。

P2170070
9時半を回ると、更に続々とゲスト来場。
何時もに較べ、特に47方面からの入り込みが目立ちました。
その理由はこの30分後に明らかになるのでして..。

P2170075
アル3も満車状態。
リフト待ちこそ殆どありませんが、搬器は概ね乗客で埋まりました。

P2170078
9:55、グランプリ回しを続ける事1時間半。
この時間帯になるとピステンは完全に削られ、グリップの覚束ないザラメバーン化。
特にコースボトム部では下地のセメントに厚いザラメ層が乗り、スキーがキョロキョロと動いてしまいます。
混雑ピークのゲレンデ状況でこの挙動不審な雪は閉口...。

P2170068
うーん、良いのは「天気☀」だけになってしまった...。
そんな訳で一旦グランプリ撤収、47方面に逃げる事と致しました。

P2170080
10:00、パノラマコースより戸隠と頚城の山々を望む。
この日の山景眺望は2000m付近に層雲が掛かり、妙高.高妻の頂は望めず終い。
四阿山~浅間山~八ヶ岳は完全に雲に隠れ、イマイチの見晴らしでした。

P2170089
一夜山と飯綱連峰、瑪瑙山の山腹には戸隠スキー場。
日帰り~一泊くらいなら、個人的に最も好きなスキー場の一つ。
今シーズンはあと2~4回程訪れる予定。

P2170091
HAKUBA VALLEY.ゲレンデ雁行図。
目に見えて雪量の少ない岩岳/栂池/白乗/コルチナの各スキー場。
こりゃ八方と五竜にゲスト集中する訳です。

P2170094
10:05、47.ルート1。
コース幅こそやや狭いものの、八方リーゼンに比肩するロングコース。
程良い中斜面主体の構成なので快適にカービングが利かせられるクルージングコース、の筈なのですが...。
ルート1、雪不足でまさかの非圧雪...」。

雪面コンタクトは不安定でスキータッチも硬い、しかも所々ザラメの吹き溜まり。
弾き飛ばされる程じゃありませんが、快適には程遠いコンディション。
うーん、滑ってて楽しく無い...。
そりゃ47からグランプリに大挙流れ込んで来る訳だ。

P2170099
勿論R2も非圧雪。
「ガッタカダ」の「ボッコボコ」の「カチンコチン」。
無理矢理トップから捻じ込んで行くものの、パンパンと板が叩かれ接地感無し。
ズレズレのショートで「滑る」「下りていく」のが精一杯でした。

P2170103
この辺まで下りると、斜度が緩むので何とかエッジ噛ませられます。
うーん、実に恐ろしき「雨の圧雪バーン」。

P2170098
LineCからも絶望的な風景。
「白馬村は真っ茶色...」
2月中旬って、積雪量が最も多い時期なんですけど...。

と、こんな感じの「イイ事ナッシング」な白馬遠征.初日。
そして絶望的な状況と風景はマダマダ続くのでして...。
後篇につづく。

|

« ●2019/20.十二滑目「プロローグ」 | Main | ●2019/20.十二滑目「五竜&47」後篇 »