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2020.03.29

●2019/20.二十三滑目「五竜&47」前篇

えー、先週3月23~24日は戸隠&白馬五竜の「第五次信州遠征」。
そして両ゲレンデ共、今回の遠征が「2019/20.WINTER」シーズン〆走。
過去3季に亘る嘗てのオシゴト場、五竜は今冬9日目でのラス滑となりました。

そんな訳で以下、3月24日(月)の五竜&47.滑走記で御座います。

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7:10、今シーズン最後の朝「ゲレンデ.イン」。
どんよりとした紫灰曇が空を覆う曇天模様、気温は意外と低く0℃前後。
ダイナミックより上部にはガスが掛かってますが、まぁこれ位なら時間の経過と共に引いてくれるでしょう。

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とおみゲレンデは日に日に「芝」と「土」が領土拡大中。
エスカル池も姿を現しました。

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エスカル坂はすっかり春の装い。
時間潰しされてるツアー客はタウンユーズの出で立ち、そして路傍には雪のカケラも見当たりません。
この写真だけ見ると、とてもスキー場付近の道路とは思えませんね。

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大人げ無いルーティンもこの日が最後。
キャビン駅に板デポ、ゴンドラの営業開始を待ちます。

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うーん、とおみげれんではホントに厳しい。
3/31までの営業予定(この日の時点で残り9日)、ギリギリ持つか如何か。
下手するとスカ4ととおみ1止めて、下山路扱いになるかも知れません。

とおみを1本流してキャビン山麓駅に戻りました。

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8:15、キャビン乗車。
ゴンドラはガス帯を通る事無く山頂駅に到着、取敢えずは一安心。

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山頂付近のブナ林は雪花が満開。
こりゃ今日は良いお花見日和となりそうです。

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8:25「営業連絡、トップ100番」。
今シーズン最後のアル3口開け、搬器№は「One hundred」。
さーて、100点満点の滑りが出来る哉?。

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搬器の背柱には「海老の尻尾」の子供達。
樹霜...つーか「樹」じゃないので「表面霜」。

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セーフティバーは「毛虫の背中」みたく。
うーん、昨夜の天気が何となく想像出来る...

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分厚い層雲の隙間から、福音の如くゲレンデを照らす陽光。
三連休明けの平日、そしてコロナ災禍で自粛ムードの世情。
朝イチのグランプリに流れ込むゲストは数える程でした。

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テクニカル下のブナ林も霧氷満開。

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霧氷つーより樹霜ですね。
ま、どっちにしても目を奪われる美しさ。
こんな銀花風景、今シーズンの白馬であと何回見られるのでしょう。

但し視界がクリアなのはこの辺り(9番鉄塔)まで。

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オープニングタイムのグランプリはトップ1/3が薄ガス模様。

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白のQuattroコラボレーションに覆われていました。
「雪」と「雲」と「霧」、そして「薄光」。
それぞれ色調と濃度と質感の異なる「白」が重なり合い、幻想的な青白闇の世界を醸し出しています。

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白闇を突き抜けていく1stラン。
この日のグランプリは冷え込んだ春朝ならではの「シビア」なコンディション。
前夜の圧雪作業は可也シャローに行われたみたく、薄皮一枚のピステンを剥すと「アイシー」&「バンピー」&「スリッピー」なハードバックバーンが姿を現しました。

それでもバーンはフラットに維持され、氷塊も殆ど無し。
下手するとコース一面「氷塊じゃがいも」だらけになる難しい条件下、出来得る限り最善のコースメンテを施された五竜の圧雪職人さんには感謝です。

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この日は天狗岳の東尾根が綺麗。

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東尾根と白馬Jr。
彼らにとってこのハードパックは最高のコンディション。
良いポールトレーニングが出来た事でしょう。

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眼を瞑ると其処は「グランプリの海」。
「ザザァー」「ズザザ―」と氷結バーンを削り下りる音は、まるで海岸に打ち寄せる波飛沫🌊の様。
エッジを切る軽快な滑走音は殆ど聞こえず、寄せては返す波の音が一枚バーンに響いていました。

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9時を回ると天候は一気に良化。
空を覆っていた雲は散り散りに四散、青空が広がって参りました。

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蒼天に煌めく樹霜の花。

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ブナもダケカンバも六花満開です。
でも今日は日中の気温上がるみたいだし、あと数時間でみんな散っちゃうんだろうな。
そんな訳で...。

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9:10、意を決してアル3回し一時中断。
「春の風流」宜しく、早朝の花見行楽に出掛ける事に致しました。
パノラマのコースサイドには未だ手付かずのコーデュロイカーペット。
1STシュプールを刻みつつの「雪花狩り」てのも贅沢なものでして。

そんな訳で滑走記(&お花見)中篇に続きます。

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