●2019/20.十九滑目「五竜&47」
えー、今週は「第四次白馬遠征」でしたが、まだ先週の「第三次白馬遠征」のお話。
エントリーの更新速度が滑走回数に全然追い付いておりません。
そんな訳で時系列を守りつつ、日付と滑走日をアジャストさせるべく必死のエントリー。
3月10日(火)、遠征二日目の滑走記になりまする。
7:10、エスカルインのゲレンデイン。
この日(3/10)の天気予報は午前中/少雨、午後/本降りの雨。
今にも雨滴が落ちてきそうな暗雲が白馬の空を覆っていました。
あーあ、遂に降ってきちゃった☂...。
早朝7時を過ぎると糸引く細雨が「ポツリポツリ」、雪の無いゲレンデに濡ち始めました。
うーん、今日は予報通りの「雨中滑走」となりそうです。
所処でエスカルは、何故かアフリカンカラーに染まっています。
扨果、何処の国のイベントかしら?。
否々、レインボーカラーのデコレーションでした。
丁度今週から始まった「白馬レインボーフェスティバル」のフラッグ。
しかし件のコロナ騒ぎで開催期間は大幅短縮、最初の1週間のイベントは全て中止との事。
結構大きい催しもキャンセルとなったみたいです。
この日のゲレンデフォトは曇天+雨でモノクロっぽいのばかりと予想。
数少ないであろうカラー写真を早めに撮っときました。
8:00、スカ4営業開始。
リフト側1/3は地表露出の目立つとおみゲレンデ、これじゃ圧雪も入れられません。
しかもこの雨ですから、コンデションは更に悪化する悪寒...。
エキスパートも瀕死の状況。
昨日滑った時点でも可也ヤバかったのですが、今日の雨で閉鎖になりそう。
とおみゲレンデを一本足慣らし、そのままキャビンに向かいました。
8:15、キャビン乗車。
いいもりはこの前日を以て完全終了(チーン)。
8:25「営業連絡、トップ53番」。
雨足はまだ弱いものの、滑り続けてるとグローブ/ウェアは2時間持たなさそう。
取敢えず小振りで収まっている午前中が勝負みたく。
「よーし、イケる所処までイッてみよう!」と心を奮い立たせるのでした。
でも意外と視界は良好。
エアブラシを吹いた様な朝霞の眼下には、神城の田園地帯が望めました。
貸し切りタイムのグランプリ。
この日のグランプリは荒ザラメが「カリッ」と軽く氷化。
雪面は大して硬く無いものの、思いの他エッジの掛かり難いコンデション。
油断してるとグリップが希薄となり、スキーが落されてしまいます。
ターン前半から角付け早め、ややスキッド気味に入ってからグリップ捉える滑りを意識しました。
ま、当然の事ながらアル3を回すゲストは殆ど居ません。
バーンコンデションにも慣れてきて、まずまずの滑り。
コース荒れも殆ど進行せず、この天気ですから板も良く走ります。
しかし想定外に風が強く、9時半を回るとアル3は減速運転のアナウンスが流れました。
もーちょい回したかったのですが、雨ん中の低速チェア乗車は遠慮したく。
一旦キャビン使ってのダイナミック回しに変更する事と致しました。
9:40、キャビンでダイナミック回し。
降雨具合は「何とか我慢出来る」レベル。
それにこの天候は織り込み済なので、ピステバックにはスペアのグローブとレインウェアが待機しています。
何とか午前中は着替えずに持たせたいなぁ...。
ダイナミックは意外と良コンデ。
削られたザラメが薄い吹き溜まり層を形成しているも、概ねフラット。
何より雨のお陰でスキーが良く走ります。
とおみゲレンデの上半分もコンデ良。
ややザラメ層が厚くなるも、下地をしっかり捉えればロングで回せます。
とおみ2が止まってるので、此処専で回す事が不可能。
ダイナミック同様、実質「通過コース」扱いなのが幸いしています。
10:25、小雨のタイミングを見計らい、アル3を1本挟むものの...。
「強風でリフト停止💀...」
11番鉄塔の辺りで横殴りの風がビュービュー、約3分の宙ぶらりんタイム。
雨降ってる中でこのアトラクションには閉口、モチベも一気に低下。
「今日は早めにスキー切り上げて白馬撤収」
「長野で善光寺詣して、蕎麦食って帰ろっか」
なーんて思いつつ、このままダイナミックから下山しました。
Dカーブとタクガ沢堰堤。
「人、全く見当たりませーん」
午前中3度回した下山コースですが、うち2回は無人の貸切状態。
悪天候もありますが、やっばりコロナ騒ぎの影響も大きいみたいです。
このまま一旦エスカルに下り「浸水被弾」したグローブ交換。
トップスもアルパイン用のレインジャケットに着替えてリフレッシュ。
キャビン乗って47方面に向かいました。
10:55、47.ルート1。
R1もダイナミック/とおみ上部と同様のコンデション。
ザラメ層によるコース荒れはありますが、大き目のターンサイズで回せるレベル。
トップが詰まったりエッジが引っかかったりする事はありませんでした。
そして47も「人居ない♥」。
「LineC to LineC」の間、すれ違うゲストは2~3人程度。
滑走ライン自由自在、コース幅フルに使ってのロング回し♪。
何時もは慢性的渋滞のLineCも...。
「誰も乗ってませーん」
そして空いてる上に「天恵っ!!!」
11時を過ぎると雨は小降りになり、ゴーグルに付着する雨滴が滑走の支障にならない迄に天候回復して参りました。
結果的には11時~14時半の間がこの日の「プライムタイム」。
無人のルート1をピストンしているうちにスイッチ入り、何時もの雪猿モード。
「天気悪いから早めに切り上げよっ」なんて気持ちは、どっかに消し飛んでいるのでした。
勢いに乗ってR1ダウンヒル。
47ボトムに下りてみると...。
滑ったままゴンドラには辿り着けません。
うーん、ホントに4月のゲレンデ風景...。
12:55のシャトルバスで一旦五竜に帰投、ランチレストに入りました。
13:30、再び47.R1。
「おっ、珍しく人が滑ってる」、つっても一人だけですが...。
そして1時間後、小康状態を保っていた空模様が本格的に崩れ出しました。
14:35、この本降り状況は予定調和、プラン通りのゴンドラ回し。
ま、午後の天気は思ってたより良く持ってくれた方。
延々と回します。
雨足が強くなるに従い、重層ザラメが水を含んで重雪化。
流石にトップの抜けも悪くなり、エッジの引っ掛かりも目立つ様になって参りました。
15:35、この日二度目のシャトルバス回し。
こんな天気の日はLineC→LineE乗り継いで五竜に帰るのがホントに億劫。
雨風を避けて短時間(5~6分)でエスカルに戻るシャトルを使わない手はありません。
15:55、五竜でもゴンドラ使います。
キャビンでダイナミック~ウッディ~とおみの下山コース回し。
キャビンより見遣るとおみゲレンデ。
スカ4側のコース1/3は降雨で更に地表露出進行、可也危ういバーンコンデション。
この日のナイター営業は圧雪無しで行われたみたいです。
と、こんな感じの雨中滑走記。
この日はバスと新幹線の都合で16時半に撤収、30分残しでの滑走終了となりました。
それでもゲレンデ滞在時間8時間20分、うちアクティビティタイム7時間10分。
雨の中で良く頑張った方だと思います。
おしまい。