●2019/20.二十三滑目「五竜&47」中篇
えー、先週3月23~24日は「第五次信州遠征」。
二日目のゲレンデは過去三季に亘る嘗てのオシゴト場、白馬五竜。
そしてこの日が今シーズン、白馬でのラス滑で御座います。
そんな訳での五竜&47滑走記.中篇になりまする。
9:10、アルプス平より、銀花満開のブナ林と武田菱。
グランプリ回しを一時中断、霧氷のお花見クルージングに出掛けました。
この日のお花見「メインディッシュ」、五竜/47分岐.R8のミズナラ。
9:15、R1の雪花は尾根風でみんな散ってました。
しかも47は雪不足でまさかの「非圧雪」...。
回せないコンディションではありませんが、朝イチの時間帯を使うには勿体無い。
一本下りてグランプリへ戻る事に致しました。
南沢ノ頭の一本ブナは、尾根風にも負けず可憐な花をつけてます。
9:30、南沢ノ頭より望む五龍岳~唐松岳の稜線。
五龍と唐松の両頂に「だけ」雲が掛かってるって...。
BADタイミングを通り越して、ある意味珍しい風景なのかも。
「銀嶺」「銀花」の見事な競演。
うーん、層雲が掛かって武田菱の眺望がイマイチなのが惜しい...。
9:30、グランプリはすっかり晴れ模様。
さーて、ガッツリ回しますか。
高速ロング回し、スタート♪。
朝イチのアイシーでバンピーなソリッドバーンが、陽が出てくれたお陰で多少軟化。
スキーコントロールの利くコンディションになってくれていました。
下地はフラット&ハードを維持をしているので、グリップさえ担保されれば競技板には御誂え向きの高速バーンです。
この日のグランプリ、結果的には9時半からの2時間弱が「プライムタイム」でした。
10:30、この時間になるとピーカン模様。
上空を覆っていた雲もスッキリ切れました、が...。
「晴れ過ぎて、却って悪天候💀」
気温はグングン上昇、正午を待たずに10℃近くになりました。
こーなると加速度付けて融雪進行。
削られたザラメ層が水気を含んで重馬場化、スキーの走り/抜け共悪くなります。
それでも下地がしっかりしているのが救い。
なるべくトップをフォールラインに落とし、ターン後半はエッジングより切り替え重視。
ミドル~ショートで回す分には問題ありませんでした。
11:50、アル3回しも19本を数え一旦下山。
Bカーブ前より望むいいもりゲレンデ(跡)。
結局今季は一度もコス4周辺のコースを回せず終いでした。
12:10、キャビン乗って47へ。
オープニングタイムには満開だった霧氷銀花はすっかり散り終わり。
「雪花」も「桜」も、花の命は短いものですね。
行き掛けの駄賃、ALPS360の展望台に上ってみました。
「大展望台」と云うには少し家賃負けのパノラマ展望。
考えてみりゃグランプリやパノラマコースより標高低いんだから仕方ないか。
12:25、R1は滑走荒れと融雪でフツーの「モサモサ」バーンに。
こうなると圧雪/非圧雪は関係ありません。
R2も同様のコンディション。
共に2本づつ回して、今シーズンのお別れ滑。
今シーズン何十回と写した、このアングルからのフォトも撮り納め。
サヨナラ47、また来シーズンね。
13:30、南沢ノ頭より望む遠見尾根。
地蔵ノ頭から小遠見~中遠見~大遠見~西遠見、白岳を経て五龍岳に至る縦走路。
毎年毎年トレランで走破しようと画策しつつ、天候やらスケジュールやらで予定が流れてしまってます。
今年こそは夏に山行で来よっと。
13:35、パノラマコースからのパノラマ。
うん、やっぱりALPS360の展望台よりこっちからの方が見晴らしイイや。
飯綱連峰とこの前日に滑っていた戸隠スキー場。
白馬方面から望める戸隠スキー場は雪不足でクローズしている中社ゲレンデ。
だから厳密に云うと「滑っていた」コースではないんですけね。
と、こんな感じの今季最後の五竜滑.中篇。
滑走記後篇に続きます。