●「緊急事態宣言」に於ける御案内
えー、春麗の朗らかな陽気の下、馬車と一緒にコロナ君も国内急速拡大。
日ノ本之国でも、明日には「緊急事態宣言」が発令される様子です。
で、此処トーキョーでの「緊急事態措置」、飲食店への要請要綱は以下の通りです。
・バーやカラオケなどの娯楽施設に対しは
「特に強く休止を要請する」
・病院やスーパーマーケット、公共交通機関や銀行、工場や飲食店などは
「感染防止対策の協力を要請した上で、業務を継続」
「Bar」は風俗/雀荘扱い、「飲食店」は病院/銀行扱い。
強いて云うなら「食事=日常生活」「酒類=娯楽」てなお考えなのでしょうか。
しかし外食産業に於ける「飲食」と「飲酒」は明確に線引き出来るものじゃありません。
例えば下記の様に、仕分けの難しい色んな形態が御座います。
・バール/パブなど、食事を提供しつつも酒類販売がメインとなってる店。
・バーと名打っても(日本酒バー/ワインバー等)、食事/酒類両方が主力商品のお店。
・昼は定食やってて、夜は居酒屋さんになってるお店。
・基本的には「食」メインも、殆ど「飲む」がセットのお店(焼肉店/中華店)。
此等の飲食店まとめて「特に強く自粛要請」するならいざ知らず、個人経営主体の「Bar」と云う営業形態だけが狙い打ちの危険職種扱い。
当事者(場末のバァの主)としては全く以て納得出来ません。
序で云うなら感染対策の「三密」に就いても「小バコのレストラン」に「大バコのバー」、「地下のレストラン」に「路面店のバー」だって御座います。
まぁこれに関しては大手チェーンや業界団体(JF)に斟酌したものとも思われますが。
感染防止対策に特措法的な発令を出す事には別段反論無し。
具体的に効力が有るなら、もっと厳しい縛りを出しても良い位です。
しかし今回の緊急事態宣言も内容の実は、今までの「強い自粛要請」強化型レベル。
極めて「命令」に近い上意にはなるものの、その判断自体を市井下草に委ねた(転嫁した)形式は変わっていません。
その上、線引きがお上の視点で判断した「ザル区分け」と来たものです。
穿った見方をすれば『お上の下知に恭順で、「遠慮」「協調」「自制」が大好きな国民性』を、最大限に活用した対策法実施。
「こうしてくれるとイイな」と云う指針だけ提示して、その判断は下草の倫理観に「丸投げ」です。
そして下々の者同士を監視役にし、協調性の無い者には非難の目を向けさせる。
(当世事情的にはSNSやブログの炎上でしょうか)
うーん、お江戸の頃の「向こう三軒両隣 」から何も変わって無い...。
勿論、物販/飲食/サービス業などの店舗が自粛休業店しても自己責任。
「責任(利益損失の尻拭い)は、貴方たちでねっ♥」
「何時終息するか解らないけど、30万で何とかしてねっ♥」
コレだったら「営業停止の措置(=最低限の保証を担保)」食らった方が楽なもんでして。
んでもってウチとの施策は以下の通り。
店頭にもインフォ提示しときます。
あと、小池さんが飲食店に営業時間短縮要請したので、それにも従っときました。
自粛休業を頭の片隅に置きつつも、暫くはフツーに看板出す心算。
「出来れば閉めないで」と仰って下さる方々もおられますんで。
まぁ「腐れ暇」なのは確定でしょうけどね。