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2020.05.30

●「Engineered To Exact Specifications Of World-Class Runners」

えー、本日は昨日ログの続篇みたいなもの。

腐れコロナのお陰で、出走予定の春マラソン(ハーフ3レース)は全てcanceled。
それ所処か、年内10~12月開催の主要大会も8割方中止が決定しております。
目標(出走レース)が無い中、モチベーションを維持するのは難しい...。

でもライフワークの「スキーのオフトレ」も兼ねているランニング生活。
月々最低限の距離(250~300㎞)は踏んでおかなくっちゃ。
そんな訳でデイリーランの「やる気ゲージ」をUPさせる為、先日「ポチッ」とお買い物。
購入したモノはと申しmust。

P5280015
「ペガサス37」
昨年の2月からフットギアを「Asics→NIKE」に総とっかえした私め。
デイリートレーナーとなる「ペガサス」シリーズはこれで4足目です。

35から36はマイナーチェンジレベルも、今年の37は大幅なブラッシュアップ。
恐らくもう数多レビューは出てると思いますので、以下個人的な感想です。
(試走者スペック:172㎝/56㎏ ハーフPB/81分 フルPB/サブ3)

・アウトソールのパターン変更、グリップ少し増しました。
・シューホールも強固な作りに変更、足甲部がタイトに締めれられる様に。
・フォームは完全にフォアフット仕様も、ジョッグならミッドフットも対応可。
・ミッドソールのメカニズム変更は、殆どフルモデルチェンジの域。

一言で云うなら「スピード出す靴では無いけれど、スピード出したくなる靴」。
巡行速度での「ペガサス」的な走り味を残しつつ、速度域の幅が広がりました。
靴なりの走りからスピードを上げると「パンパン」と心地良い乾いた音が響き、今までのペガサスとは違ったランニングサウンド。
チャート表的に云うならば、少し「ペガサスターボ」側の立ち位置に寄ったかな。
正直、繋ぎジョッグやリカバー走で使うのはチト勿体無いと思わせるスペック。
個人的には㎞/4:10~20前後のスピードが一番気持ち良いリズムでしした。

但しシューズの性能糊代を全て引き出すには「フォアフット」が必須前提。
ズームエアがフロントレングスになった事もあり、「37」は土踏まず周辺の接地感が希薄になっています。
「36」がミッドフット着地から慣性とシューズ形状を利して揺りかごの様に前に転がって走りのサポートをする靴なら、「37」はフォアフット着地でミッドソール(前足部)の反発力と靴の転がりを一緒に活用する靴。
これにより慣性と重心移動を大きく利用出来、必然的にストライドが伸びます。
振り出した足の着地点と膝の角度、それと軽い前傾姿勢は走ってる速度で微調整する、と云った感じ。
上位モデル(カーボン入り)の跳ねる様な推進力と加速力こそ無いですが、デイリーランには充分過ぎるスピードレンジです。
但しフォアフットに慣れてない方は脹脛部に掛かる負荷が増すでしょうけどね。

また、このスペック向上によりトレーニングの対応幅が拡がったのも強み。
Mペースで㎞/5分前後のランナーなら、この1足で殆どのトレーニング(ジョッグ/Eペー/Mぺー/閾値走)をオールインワンで行う事も可能。
あれこれ何種類も靴買わなくて良いのも便利です。

最後に、購入是非のポイントですが。
ジョッグやリカバー走を「ペガサス」、テンポ走やスピードトレを「ペガサスターボ」や「ズームフライ」と棲み分けしている方は既存モデルの「36」で充分。
型落ちで価格も安くなりますしね。
またこれからの時期(夏季)は日中のランニングが難しくなる季節。
路面の焼けでミッド&アウトソールの消耗度が激しい上に、37のスペック上限値のスピードで走る事も厳しい暑さになってきます。
だったら今履いてる靴を夏で履き潰し、秋口まで37の購入を控えるのも手かと。

因みに私めはリカバーやジョッグに「36」、Mペー前後(4:10~4:30)のメニューで「37」。
テンポ走や30㎞走では「ターボ」、若しくはへタッた「ズームフライ」。
トラック練では「薄底」と云った使い分けです。


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