●かっぱ池
えー、本日のミヤコは前夜からの糠雨も、10時を前にして雨足は収まり。
乳白色の空からは仄かに陽の光も射し、雀や鴬の囀りが聞こえて参りました。
んでもって雨上がりし後、ウチの裏庭(?)の風景です。
2階のベランダより、ウチの裏っ原。
昔は雑木林だったのですが30年前頃から伐採が進み、今では半分以上が原っぱ化。
因みに嵯峨釈迦堂さんのお松明でも、此処で切り出した木を使っていました。
林の左手には猫の額ほどの小沼、通称「かっぱ池」が御座います。
んでもってお昼前にお莨買にいく途中。
折角なので「かっぱ池」を覗いてみる事に致しました。
昭和通りから見る裏っ原。
金網が二重に施されており、立ち入る事は出来ません。
所処で嵯峨駅周辺はその殆どが宅地化されており、田畑を除くと唯一の「空き地」。
実はこの場所は昔は刑場で、地主さんがその祟りを畏れて売りに出さないのです。
コレ、この近所(鹿王町)では結構有名なハナシ。
あとこの辺りだけ土が盛られたのか、少しだけ地形が高くなっています。
北嵯峨の古墳群がも近い事もあり、古代山背の時代には墳墓だったのかも知れません。
かっぱ池.二写。
繁林の裏っ側も囲い塀で覆われており、立ち入り不可。
フェンスの隙間から撮ってみました。
この雑木林とかっぱ池、1980年代半ばまでは自由に立ち入る事が出来たので、地元のちびっ子達にとっては格好の遊び場。
虫取りしたり秘密基地(死語)作ったり、坊さんが屁をこいたやったり、ザリガニや亀釣ったり。
私めも小学校3~4年頃までは随分お世話になったものです。
そんな訳で嵯峨駅近隣住民限定。
観光とは全く無縁な「ロコ嵯峨」の話柄でした。