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2020.06.06

●4月5日「雑記」

えー、本日は一昨日ログの続きです。
つっても内容自体は二ヶ月前のハナシで御座いますが...。

4月5日は湯沢へ今シーズン25日目の滑走遠征。
かぐらでのスキーアクティビティを終え、越後湯沢駅に帰投。
新幹線乗る前に「帰り掛けの駄賃」宜しく、春の山菜を摘みに向かうのでした。

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駅西口の温泉街、メインストリートをGALA方面に進みます。

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うーん、何時もにも増して過疎ってる…。
北陸新幹線の長野-金沢間開業直後(2015年3月)「特急はくたか」の廃止で大ダメージを受けた湯沢ですが、その時を彷彿とさせるゴーストタウン振り。
腐れコロナの影響でスキー/温泉観光客の姿は殆ど見られません。
(この翌々日、キンQ事態宣言が発令されました)

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駅から徒歩15分程で目的地の入口に到着。

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旧.布場スキー場。
大正4年の創設、湯沢エリア最古にて国内でも有数の歴史を誇るスキー場。
川端康成の「雪国」で、ヒロイン駒子がスキーをする場所(布場スキイ場として登場)としても有名です。

元々は独立したスキー場(旧名.湯沢スキー場)でしたが、「湯沢高原スキー場」のロープウェイ開設と共に同スキー場のの1エリア化。
そして2018/19シーズンを最後に閉鎖、104年の歴史に幕を下ろしました。
最後に残っていた布場ロマンスリフトも現在は撤去されています。

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シーズンオフは物置小屋となっているスノーエスカレーター。
今季より旧布場ゲレンデは「布場スノーランド」として雪遊び広場に利用されています。

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ゲレンデのあちこちにはふきのとうが群生。
今日の目的はコレじゃ無いのでスルー。

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旧布場ゲレンデの北端中腹にある、湯沢スキー神社の跡地。

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往時の湯沢スキー神社さん。
2018年に裏山の土砂崩れで屋舎は流されてしまい、

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今は基礎が残るのみとなってます。
旧湯沢スキー神社さんに就いてはコチラ↓。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2014/04/post-2000.html

で、この神社裏手は「こごみ」の群生地だったのですが...。

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土砂崩れで裏山斜面は崩壊。
こごみ群落も「オシャカ」になってました...。

うーむ、これじゃ今日の目的「Vanishing」
手ぶらで帰るの虚しいので、ふきのとうを摘んで帰る事に致しました。

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尚、崩潰した「湯沢スキー神社さん」はゲレンデ下に再建されています。
しかし「安っぽい」つーか「薄っぺらい」つーか「ちゃっちい」つーか…。

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うーん、悲しいまでのプレハブ感...。
全国有数の豊潤な財政を誇る湯沢町さんなのですから、もーちょいちゃんとした社殿を造営して欲しかったなぁ。

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扨、新幹線乗って帰りますか。
丁度この辺りは9月に行われる「越後湯沢秋桜マラソン」の折り返し地点。
しかし今年は腐れコロナの影響で大会中止、三国路を走る事も叶いません。

そしてこの2日後「緊急事態宣言」が発令。
豈図らん哉、私めの2019/20.SNOWLIFEは突然の終幕を迎えたのでした。
おしまい。

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