● 「ホットカクテル」始めます
えー、気付けば神無月も今日でお終い。
八百万の神々も1ヶ月の「Goto出雲」慰安旅行を終え、明日には自宅へお帰り。
各々の社で迷える民草に御利益をお恵みになる事でしょう。
そんな訳で明日より神楽月。
気候的にはチト早いですが、冬本番に先んじて「Hot cocktail」を始めます。
先行リリースするのはアイリッシュ(&ゲーリック)コーヒーとホットウイスキー。
ホットバタードラム&カウ、ブランデーエッグノッグ、ホットブラッディメアリ等はもうちょい待って下さいね。
アイリッシュコーヒーの生クリームは近年レシピが固まっているので無問題。
今年はベースとなるコーヒーを少しマイナーチェンジしました。
炭焼マンデリンにイタリアンローストの北山豆をブレンド、まぁまぁ良い塩梅。
アイリッシュにはジェムソン、ゲーリックにはタリスカーを使うのは例年通りです。
只、難しいのがホットウイスキー、コレは毎年悩んでるんですよねぇ…。
水割りの黄金比率で作ると温度の高い分、アルコール感が立ってしまいます。
かと云って度数下げると旨味と腰が失われるし…。
やっぱり現行のウイスキーで美味いお湯割り作るのは難しい。
結局、オールドボトルに頼る羽目に。
1970年代前半の三菱ジョニ黒を現行ジョニ黒で稀釈(伸ばす感じ)、独特のold感を抑えつつ深みのある味わいは維持。
これなら「ウイスキー1 ː お湯3」約11℃の度数でもしっかりとしたボディが保てます。
仕上げは行き過ぎないピーティさ+骨格作りで「タリスカー」を少量トッピング。
(トッピングは「ラガヴー」「モートラック」もチョイス可です)
グラスも保温性に優れたダブルウォールマグ(bodum)に変更しました。
当方の美意識には反するのですが「ぬるいホットカクテル」ほど不味いモノは無いですからね。
取敢えず今んトコのホットウイスキー.基本線はコレですが、あと数パターンは用意する予定。
にしても、年に3~4ヶ月しか作らないカクテルはやっぱり難しいです。