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2020.10.25

●器敷.十一代目

あかさかな 夢をみさせる 左褄

http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2009/12/post-3d07.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2019/05/post-c2938f.html

えー、本日は11年前のエントリー(↑)の続篇。
十年の失われた歳月を経て「赤坂」と「武蔵野口」を紡ぐお話で御座います。

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うちの「つなぎ団子」コースター。
左奥より古い順に、千歳緑/濃茜/藍墨/萓草/藤紫/白土/煤竹/若緑/撫子/浅葱。
ロット毎に団子柄の色を差し替え、現行使ってるものが丁度十代目で御座います。

しかし赤坂時代、最後に設えた「浅葱」がそろそろお終いとなりそう。
そんな訳で武蔵野の地に移り一年半、初めてとなる新作コースターを作成。
明日月曜日より新しい器敷のお披露目となりまする。

で、今回のつなぎ団子は「何色」かと申しmust。

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図案はそのままに、初代「千歳緑」下地と団子柄を反転。
場所も屋号も店の芸風も「何もかも」変わってしまったのですが、せめて器敷くらいは往時の想い出を紡いでおきたいもの。
かと云って全く同じ手風ってのも「未練タラタラ」、目新しさもありません。

そんな訳で「つなぎ団子」の名にし負いつつも、意匠を少し計り変えてみたのでした。

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元ネタの「都をどり.団子皿」と、初代と十一代目の「千歳緑」。
次回からもこの仕法を踏襲、歴代器敷の色使いを追ってこうかと思い鱒。

うーん、やっぱり未練ですね…。

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